詩『また』
7時28分発、三鷹行。
また、昨日と同じ電車。
また、一昨日と同じ電車。
僕はこの日々を繰り返してばかりだ。
また今日も、昨日と同じ一日なんだ。
淡泊な朝食。
安価な昼食。
割引された夕食。
繰り返す生活サイクルを、
拒む元気すら無くなってしまったようだ。
また同じだね。
また変わらないんだね。
自堕落とも端正ともいえないこの生活だけど、
僕はこれでも満足してる。
また同じ電車。
また変わらない電車。
理由なんてない、
理由なんてものは、また忘れてしまったのだろう。
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