Revelation of mankind -ドラマ「だから私は推しました」5回裏

5回裏。
そろそろ中継ぎを出したいところでしょうが、怒濤の展開に疲労が隠しきれません。控えは不在。ならば投げ続けるしか…って何を?こまけえことはいいんですよ。

さて今回。いろいろな変化がありましたね。
まずは9ヶ月という時間の経過。これはかなり大きいです。飛ばしすぎじゃね?とも思いますが、民放ではないので1クールに囚われない放送期間ゆえのコンパクトさが…うん、それでも駆け足なのかな?とも思います。
もし1クールで全10話超放送なら、この9ヶ月間の他のエピソードなど見たい気がします。フェスに来てくれた同僚がどんな反応示したかとか、増えてきたファンとの間の現場のあるある(古参と新規の対立など)がもう少し描かれたのかな、なんて。
それでも全8話でもかなり濃密な展開。ちゃんと話が成立しています。

で、この回。一気に不穏な話となりました。
主たる話としては、今まで仄めかされてきた小豆と花梨の繋がり(ナチュラルな出会いによるものでしたが)。そしてやはり花梨vs凛怜の確執、並びにその推しによる代理戦争。
花梨サイドでうっすら繋がりのある小豆としては、花梨の凛怜への不満ももしかしたら知っていたのかもしれないと最初は考えたのですが。しかし、もし知っていたとしたら早くに「幻滅だ」と突き放していたでしょう。こんなんでケンカ別れするなと。
ということは、あの"凛様ナイト"までは不仲を明確に知ることはなかった、と推察できます。

となると、小豆が仕掛けた代理戦争は、運営のあからさまな凛様推しに中指を立てたものだということが窺えます。
以前彼は愛に「変な遠慮でサニサイが売れなくなったら迷惑だ」といった発言をしていたほどの保守と見られたのですが、それすら(=現場安泰)もぶち壊したくなるようなあからさまなえこひいきがあったのだと。
これら含めて振り返ると、やはり運営の過失だということに否定ができなくなります。

難しいですね。新規拡大、ファンサービスは一歩間違えば反発を生む。なんでもそうなのでしょうが、売れるに従い、売り出す側が打ち出す方策は完全にクリーンなものは不可能になってくるものでしょう。しかしやるせないものを感じます。

また、今回小豆のやったことはかなりまずいことなのですが、うまいこといくドラマの世界ならではなのか、現場の風評が表だって下がったということはなさそうです(もっともSNSなどではかなり叩かれていそうですが)。

よくさせるも、悪くさせるも全て人間次第。
いやー非常に人間くさいドラマですね~。残り3回も本当に楽しみです。

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