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母さんは大家になるよ

(前回からのつづき)
病院からの帰り道、車の中で涙がボロボロ出てきました。

仕事を休めば給料が減るため、毎日仕事が終わってから病院へ通っていたので検査を受ける時はいつも一人。

その検査結果が悪かったことを、小学6年の次男は一人で聞いたと言うより、気づいてしまったんだと思います。

半身不随で入院し、ステロイド投薬されて何とか動くようにはなったけれど脳のMRIの画像を見ると明らかに異常があるのは誰が見てもわかるほどでしたし。

それでも、やりたいことをやると決めた次男に泣いた顔は見せられないと、グッと堪えていましたが、車に乗った途端プチンと切れたんだと思います。

涙で前が見えないので運転せずに、弟に連絡しました。病気のこと、これからのことを告げた上で、今の働き方では病気の子供のそばにいることもできないから、何か考えなきゃ、、、って一気に色々と話しました。

その数日後、弟は病気についての資料と1冊の本を持ってきてくれました。

それがあの有名な「金持ち父さん、貧乏父さん」

まずは、正社員として働こう。そしてお金を貯めよう。そして銀行から信用される様になったら融資を受けて、不動産を買う!


よし!まずは正社員への道だ!!

つづく・・・

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