有馬記念2024 予想

読者の皆さんこんばんわ、jellyfish_rumbleです。
今年も有馬記念とM-1がやってきますね。

個人的には今年の有馬記念は、一番期待していたホウオウビスケッツが出走馬選定の段階で除外になってしまい、すでに終了していたと言っても過言ではありません。
その上、圧倒的に1番人気になると思われたドウデュースがハ行による出走取り消しで、世間的にも暗いムードが流れています。
ですが、それでも1年に1度のグランプリ(お祭り)ですし、せっかくなのでこの場を借りて予想を書いておきます。
読者の馬券予想の参考になれば幸いです。(そんな人おるんか?)
これを読んでみんなで馬券を当てよう!

この記事は LipersInSlums Advent Calendar 2024 「スラムで年収をあげる〜だが僅かばかりの友の他は、皆、スラム民を嘲った。資格取得で年収アップに挑むなどと〜」 の22日目の記事です。

予想の仕方

有馬記念に限らず、どういう考え方で馬券を決めているかを文章に書き起こしておきます。

僕が重視しているポイントを重要度の高い順に書いていくと、

  • 好きな馬かどうか

  • オッズ

  • 過去実績・コース適正

  • 枠順

  • 騎手

  • 血統背景

あたりになります。

有馬記念の舞台に当てはめるとこんな感じ

  • 過去実績・コース適正→レースとしては宝塚・菊花賞・秋天あたりは重視したい、それ以外は直線短くて急坂のコースが得意か

  • オッズ→どの馬が強いかは割れているので、微妙

  • 枠順→流石に外は嫌

  • 騎手→馬との相性による

  • 血統背景→サンデー系、今年は馬場が早そうなのでキングマンボ系も可

特に今年は例年と比較しても馬場が早い傾向が続いているので、それを踏まえて予想します。

逆に、世間でよく重視されがちなポイントで、自分が軽視しているものを書くと、

  • 調教→見てもわからん、見てたらテンハッピーローズなんか当たりません

  • パドック→全部よく見える

あたりです。

では、出走馬の全頭レビューしていきます。

出走馬レビュー

1枠1番 ダノンデサイル

今年のダービー馬で実績は言わずもがな。
オッズ的には現在2番人気の4.2倍で妥当だと思います。
3歳馬の初の古馬戦なので、結果的に全く通用しないということもあり得る気がしますが、ダービー3着のシンエンペラーがJCで2着同着など、レベル高いレースで実績を見せているので、今年の3歳のレベルは高いとしていいと思います。

過去のレースで言うと、毎回早い上がりを使えてる点は心強いですね。
京成杯で中山のコーナリングにも実績があります。
菊花賞の6着が気になりますが、これは展開がかなり悪かった(前にいたのにまくり馬が複数出たことで徐々に後ろに押し込まれた)ので不問でよくて、4着に負けた2歳2戦も前残りレースで後ろからになって差し込んできている点は強いです。

今回最内枠ということで、菊花賞のように抜け出せない状態が発生すると怖いです。
ですが、前につけることができる馬なので、これを理由に切るのは無理があります。

騎手はデビューから乗り続けているノリさんで、不安要素ないとしていいです。

最後に血統について、父エピファネイアは有馬記念実績ありますが、今年は逆に時計が早そうなので走れるのか?という疑問があります。
過去の産駒実績で言えば、エピファネイア自身が5着、エフフォーリアが2回出て1着と5着、イズジョーノキセキが4着などがあり堅実です。
ただ、どの年も時計がそこまで早くない(具体的には勝ちタイムは2:32.0を切らない)ので、時計が早くなった時にどうなるかは気になります。
直近だと2019年と昨年が時計が早い(2:30.0台)ですが、この2年にエピファネイア産駒が出走0なので判断基準になりません。
難しいですね。

以上を踏まえると、「買い」という評価でいいと思っています。

2枠3番 アーバンシック

今年の菊花賞馬で、オッズは想定1番人気。
ダノンと同様で、初古馬戦も通用すると見ていいと思っています。

過去レース実績で言えば、秋の2連勝を大きく見ています。
過去15年くらいで菊花賞のトライアル(セントライト記念と神戸新聞杯)・本番を連勝した馬を挙げてみましょう。
この条件に該当する馬はコントレイル・サトノダイヤモンド・キタサンブラック・エピファネイア・ゴールドシップ・オルフェーヴルの6頭がいますが、このうち4頭が菊花賞の次走にその年の有馬記念に出ていて3勝3着1回です。また、上記の6頭はいずれも皐月賞で馬券内の実績があり、アーバンシックの4着もそれに準ずると言えます。
この実績があるので菊花賞を勝った時点で、来年以降はキタサンブラックのような主役級の馬になると思っていました。
なのでまずはここを頑張ってほしいです。

直近以外のレースに触れると、ダービーは展開向かずの大敗、京成杯は抜け出したダノンデサイルを差しきれずの2着、百日草特別は当時から話題になるくらいの好ラップで連勝で、展開利は必要なものの、いずれも高い能力を示していたと思います。
強いて言えば、今回出てくるダノンデサイルとは3回走って負け越しているのが気になります。
菊花賞で向こうに不利がなかった時、どのくらい差が縮まっていたんでしょうか。

枠は内枠で、後ろから抜けて来れない時が怖いですが、ルメールパワーでなんとかなるやろ!くらいに思っています。
そのルメールはここ2ヶ月くらい世間で不調だと言われていますが、今日の阪神Cで久々に重賞を快勝しており、復活の兆しを見せていると言うことでいいでしょうか。

最後に血統について。
父アーバンシックは有馬記念初出走ですが、その父ハーツクライが昨年勝ち馬で今回出走取り消ししたドウデュースや2019勝ち馬のリスグラシューの父で、馬場適性を受け継いでいれば向くと思います。

以上を踏まえて、この馬も「買い」という評価でいいと思っています。
本命候補の1頭です。

2枠4番 ブローザホーン

今年の宝塚記念勝ち馬で、オッズは現在29.3倍の11番人気。
春は安定感抜群の実績で古馬長距離路線を走り抜け、梅雨の宝塚で戴冠でしたが、秋以降で落ち目なのでオッズが落ちています。

過去レース実績で言えば、やはり宝塚記念はでかいです。
リスグラシューやクロノジェネシスなど、宝塚記念の勝ち馬と有馬記念は相性いいですし、今年に限っても今回も出てくる何頭かを倒しているのはシンプルに高評価しています。
ただし、重馬場だったことは考慮すべきと思っており、やはり高速馬場になった今年の中山が向くかどうかは疑問です。

他のレースに触れましょう。
中山2500で2勝しているのはいい材料として出回っていますが、レースレベルが低いので、そこまで重視してません。
春天2着・日経新春杯1着などは良馬場でも走っていますが、これらはどうしてもタフさを求められるレースなので、展開が向く必要はありそうです。

枠は内枠で、後ろからがデフォルトの馬なので、あまり良い気はしないです。
隣に似たような脚質のアーバンシックがいるので、圧をかけられるのはいいですが、前を取られて勝負所で外を回させられると厳しいなと思います。

鞍上は関東所属で中山は得意な菅原明良が継続なので、悪くないと思います。

血統についてはダノンデサイルと一緒で、強調材料にはならないと思っています。

以上を踏まえると、消しよりの穴評価でしょうか。
宝塚勝ちの実績でもっと人気したら消しもいいかなと思っていましたが、想像していたよりオッズついているので、買い得かな、みたいに考えています。

3枠5番 ベラジオオペラ

今年の大阪杯勝ち馬。
オッズ的は現在3番人気の7.9倍で思ったより人気したなという印象です。

勝った大阪杯から前で運んで粘る形で好走を続けており、明確な逃げ馬がいない今回は展開利がありそうです。

過去のレースでは、前が残ったダービーで上がり最速で差し込んでいたのが印象的でした。
中山という舞台はスプリングSで勝っていますし、小回りのコーナリングや坂は阪神2000のチャレンジC・大阪杯で勝っているので、苦にならいと思います。
前走天皇賞・秋は夏負けで調整失敗していたという話が出回ってましたし、その中で0.4差ならむしろ安定感を感じました。

赤枠は有馬記念と高相性で、出していきたいこの馬にとっていい枠だと思いました。

騎手も継続の横山和生で、昨年タイトルホルダーで3着などあり、マイナスにはならないです。

最後に血統について、父ロードカナロアは有馬記念に合わないと言われていますが、再三書いた通り今年は時計が早くなりそうで、気にしなくていいのかなと思いました。
実際、近年でロードカナロアと同じキンカメ系の父を持つ馬の馬券内を挙げると昨年のスターズオンアースとタイトルホルダー(ともにドゥラメンテ)、2019のサートゥルナーリア(ロードカナロア)などがおり、時計が早い年では来ているので、むしろ強調材料になり得ると思います。

以上を踏まえると、「買い」という評価です。
前走の負けがありもっと人気落ちするかなと思っていましたが、意外とオッズがついてしまったので、どのくらいの印にするかはよく考えたいです。

3枠6番 ローシャムパーク

G1勝ちはないものの、いい勝負は何度もしている馬です。
オッズは現在8番人気の19.3倍です。

今年好走した大阪杯とBCターフは、まくりで途中から位置をとりに行く競馬をしており、展開・位置どりが重要です。
実際、1ターンのコースで展開的に捲れなかった毎日王冠では10着大敗でした。
2ターン以上のコースでは安定感があり、その点中山2500は合いそうだと思います。

枠は内すぎないところに入れたので、スタート次第では先行してほしいところです。
ですが、スタートがそこまで良くないので、当てにはできないと感じます。

騎手がテン乗りのマーカンドというのも疑問です。
スタートは遅いですが末脚に賭ける競馬はできないので、いい感じにまくっていくことが必要になります。
その点、テン乗りでいきなり回答を出すのは難しいと思います。
マーカンド自身は短期免許でも関東中心に乗って好成績を収めているので、関西の重賞よりは信頼できるかな、くらいに思います。

血統については、父ハービンジャーでブラストワンピースなどの実績がありますが、高速馬場のイメージがないので、プラスでもマイナスでもないかなぁと思っています。

以上を踏まえると、強い馬にオッズ妙味がありますが、今回は消しです。
難しいところですが、やはり展開利が必要で、そう上手くいかないのではと判断しました。
三連復などで相手に入れるのはありなので、馬券の買い方次第では買うかもですが、基本来たら仕方ないというお気持ちです。

4枠7番 スターズオンアース

2冠牝馬で去年の2着馬、オッズは現在6番人気で13.6倍です。
実績でもっと人気して欲しかったですが、意外と伸びないですね。

今年は2走して案外、年齢的にラストランだと思うので復活して欲しいですが、どうでしょうか。
昨年までは複勝率100%、有馬記念では初の大外から馬券内を達成するなど、とてつもない安定感を誇っていました。
今年のドバイSCは初の馬券圏外でしたが、これはルメールが当日の落馬故障で乗れず、また初海外でフワフワしたところがあったので軽視でいいと思います。
前走JCはドスローの展開を前受けして絶好の直線の入りかと思いましたが、そこから伸びず7着に負けました。
前走の敗因が分からない(強いて言えば休み明けの調整失敗?)のはかなり不安ポイントですね。

枠は去年よりいいのでプラスに捉えています。

騎手も乗り慣れている川田なのでマイナスにはならない、という評価です。
世間的には川田は長い距離が苦手という話がありますが、僕はあまり気にしていないです。
乗り馬がマイル戦などと比べて良くなかっただけだと思います。

血統については、ベラジオオペラのところに書いた通り、今年も向いた馬場の中で走れそうと思っています。

基本的に調教は見ないと言いましたが、この馬に関してはちょっと事情が変わります。
というのも、今週の調教が終わった時点で、陣営からかなり低トーンなコメントが出ているからです。
Twitterによると記事は消えたみたいですが、川田は正直に答えるイメージが強いので、こういうコメントが出てしまうのは残念ですね。
前走の負けから調子が上向いていて欲しかったですが、こうなると流石に軽視せざるを得ないかなと思っています。

以上を踏まえると、今回は消します。
ドウデュースこそ出走しませんが、3歳のレベルが去年より高いと思っていますし、調子が悪そうな以上、来たら仕方ないかなぁと思います。

4枠8番 レガレイラ

去年のホープフルS勝ち馬で、オッズは4番人気の10.7倍です。

そのホープフルは中々流れた展開で、先に抜け出したシンエンペラーを後ろから差し切っており、強い末脚性能を存分に発揮したいいレースだったと思います。
有馬記念と同じような適性が求められる冬の中山の中距離で勝っている、のもいい点です。

その後は牡馬混じりのG1を含む4レースで5着6着でした。
蓋を開けると、皐月賞以外は前が残る中で最後方くらいを走って末脚でなんとか5着まで差し込んでくるような形が続いており、展開利が必要であると言えます。
有馬記念で4コーナーを10番手以降で回ってきて馬券内に来る馬はジェラルディーナやサラキアなどがいましたが、例に出した2頭のどちらも前走エリザベス女王杯で上がり最速で連対しており、5着だった本馬は、そのレベルには達していないと思いました。

枠は脚質的に避けたい内枠を避けられており、かつ、あまり外すぎなかったので、マイナスではないと思います。

騎手の交代は正直不安です。
気性面が難しいのは昔から言われており、3歳の5着続きも、ルメールの手腕でなんとかなった面があると思うからです。
戸崎自体は名手で、ローシャムパークの大阪杯などの神騎乗もありますが、まだ精神が若い本馬のテン乗りで、好走するのは難しいと思います。

血統についてはアーバンシックと同様なので割愛します。

以上を踏まえて、今回は消しです。
本馬も悩ましいですが、完成している強い牡馬たちにどのくらい通用するかは楽しみなところです。

5枠9番 ディープボンド

2021年の2着馬で、春の天皇賞で4年連続馬券内など、鉄人のような年長馬です。
オッズは12番人気で35.4倍です。

今年は4戦して京都で馬券内2回なのは流石ですね。
有馬記念では21年に2着も、22年と23年は馬券外で、年齢的にももう流石に合わないのかと思っています。

今回の枠は、このくらいまでは許容できるかなというところに入ってくれて、よかったです。

騎手は今年からコンビを組んで相性が良い幸が継続しており、マイナスにはならないでしょうか。

血統について、父キズナは実質本馬くらいしか有馬記念実績がないです。
ディープ後継で大きくマイナスになることはないくらいの評価ですね。

以上を踏まえると、大変いい馬ではありますが、消しです。

5枠10番 プログノーシス

今年の金鯱賞など重賞3勝、7番人気の15.8倍で妙味を感じています。

G1は海外ばかりで2着3回と5着1回、秋天で3着1回など安定感はあるものの勝ちきれずという印象が強いですが、後ろからの展開利を必要とする馬が、安定感のある成績を刻んでいるのは好感が持てます。
また、今年の金鯱賞や去年の札幌記念などでは、G1でも好走できるレベルの馬を相手に派手な大差をつけて勝っていました。
2400経験すらなく、実質的に初の距離延長なのは不安視されていますが、マイラーでもいけると嘯かれる有馬記念ですから、そこまで気にしていません。
ローテ的には前走コックスプレートからの連戦は2019のリスグラシューがいて心強いですね。

枠は、去年似たような脚質のジャスティンパレスが4着に来た10番で、許容できる枠だと思っています。

騎手はテン乗りの三浦というのは正直不安ですが、海外などでテン乗りの海外ジョッキーが乗っても好走しているので、まぁいけるかなという認識です。

血統について、父ディープの実績は明らかにいいので、プラスだと思います。
産駒として今年まだ日本ではG1未勝利なので、記録のかかる一戦になります。

以上を踏まえると、オッズ妙味も考えて「買い」という評価でいいと思っています。
回数走っていないのでG1未勝利ですが、本来G1を取っているクラスの馬だと思います。
ここで満をじして、となって欲しいです。

6枠11番 ジャスティンパレス

去年の春天勝ち馬で、現在5番人気11.4倍です。

明らかに馬場がダメそうだった今年の宝塚記念を除けば、掲示板内がつづいており、実績は今回出走馬で最上位だと思います。
JCや秋天など、スローで展開が向かないレースでも上位に入ってきているのは好感で、少し流れれば中山でも差し込んで来そうです。
去年の有馬も、脚質的に不利・高レベルなメンツの中での4着ですし、やはり展開1つで逆転できそうに感じました。

枠は、できればもう少し内がいいと思いますが、去年の枠と1つしか変わらないのでセーフでしょうか。

騎手は秋天で乗っていた坂井です。
中山のイメージはあまりないんですが、位置を取りに行く意識はあると思うので、馬次第だと思います。

血統はプログノーシスと同じなので割愛。

以上を踏まえると、「買い」という評価でいいと思います。
不利な脚質なので来なくても仕方ないと思いますが、同世代の目の上のたんこぶライバルのドウデュースの分も活躍して欲しいですね。

6枠12番 シュトルーヴェ

今年の日経賞・目黒記念で連勝した馬、14番人気の73.4倍

G2までは安定感のある成績を刻んでいますが、G1に挑戦したここ2走は通用しておらず、同等の相手が多く出てくるここは厳しいかなと思います。
同じ中山2500の日経賞を勝っていますが、春の良馬場開催ならもう少しタイム出ても良さそうに感じています。

枠は本当にギリギリという印象です。プラスにはならないでしょうか。

騎手は鮫島で、そろそろG1勝って欲しい気持ちがありますが、今回は相手強すぎて難しいと感じました。

最後に血統について。
父キンカメで、上にも書いた通り今年に限れば走りそうと思います。
ただ、同系統で強力な馬が他にいるので、大きくプラスにはならないです。

以上を踏まえて、消しです。

7枠13番 スタニングローズ

今年のエリザベス女王杯勝ち馬で9番人気の25.3倍。
ここが引退レースです。

秋華賞買った後は安定感を欠いていましたが、前走突き抜けて復活勝利しました。
その前走は相手レベルの低さがレース前から言われており、そこまで高評価するものではないかなと思います。
エリザベス女王杯からで馬券内に来る馬は差し足自慢のイメージがあり、それも違和感を感じますね。
他のレースについて、距離は長い方がいいのでVMの2敗は軽視していいと思いますが、展開合いそうだった大阪杯だけでなく、格段に相手レベルが低いクイーンSでも負けてるのはちょっと気になります。
一応、距離延長で2500に伸びるのはいいと思うので、活路を見出すならそこでしょうか。

枠は先行馬にはきつい外枠で、それもマイナスです。

騎手は乗り替わりのムーアで、今年は全然乗れていない印象があるので軽視しています。

血統について、父キンカメは上に書いているので割愛。

以上を踏まえて、本馬も消します。

7枠14番 ダノンベルーガ

ドバイターフで2年連続馬券内など、G1未勝利もG1実績がある馬で、現在15番人気の83.5倍です。まぁ妥当だと思っています。

1800-2000mくらいのG1では今年の秋天を除いて好走が多いので、適正舞台はその辺りだろうなと思います。
その点距離延長したダービーやJCなどでは凡走しており、それよりも長くなる有馬記念は合わない印象が拭えません。
今年は秋天の大敗など、走って欲しかった舞台でも負けており、復活は厳しいかなと思います。

枠も外枠で最悪と言っていいと思います。

騎手は継続の松山で、マイナスということはないかなと思います。

血統だけなら父ハーツクライで合いそうな見た目はしていますが、どうでしょうか。

以上を踏まえて消します。
やはり明確に距離不安があるので残念ですが買えないですね。
次走ドバイに行くかどうかが気になりますが、行かないならここが引退レースでしょうか。
1つでもいい着順になるといいなと思います。

8枠15番 ハヤヤッコ

おじいちゃん…

今年のアルゼンチン共和国杯勝ち馬で13番人気37.3倍。
意外とオッズ低いですね、50倍くらいつくと思っていました。

一昨年夏〜今年夏くらいまでは2000あたりで走っていましたが、夏にOP戦で距離延長すると、延長2戦目の前走ですごい差し切り勝ちでした。
その前走は流石に相手レベルは低い上に、結構流れた展開で恩恵あったかなと思います。
中山実績で言えば、2年前の日経賞で僅差5着くらいでしょうか。
舞台相性は悪くないと思うんですが、まぁ相手レベルで厳しいでしょうか。

枠はやはり最悪な外枠です。
先行馬と比べるとどうせ後ろからになるので、影響少なそうですが、結局外を回して差していかないとダメなので、向かないと思います。

騎手は継続の吉田豊で、特にいうことないですね。

血統について、父キンカメはやはり割愛。

以上を踏まえて、本馬も消します。

8枠16番 シャフリヤール

2021年のダービー馬で、10番人気の29.0倍です。
枠順発表前までは本命候補でした。
引退レースになりそう。

G1は2勝2着2回3着3回で、不得意な2000mでも掲示板を外していないのは強いです。
有馬記念も去年5着で走れる舞台だと思います。
ダービー勝ったあと、2400以上だととんでもなく安定感がある馬なので、枠で舐めてたら火傷するぜって思っています。

ただね、枠がね…。
有馬記念の外枠って本当にきついので、大変だと思います。
陣営からは外枠を受けて逃げ宣言が出ていますが、すごく速い馬ではないので、中途半端な位置しか取れないと厳しそうと思います。

騎手は相棒のクリスチャン・デムーロで、引退レースで乗ってくれてありがとうという感じ。

血統についてはディープでプログノーシスと同じなので割愛。

以上を踏まえると、本来消しですが、最後にもう一花という願掛けを込めて、大穴で買います。

結論

印の優劣は◎>⚪︎>▲>△>☑︎, 星は穴です。

買い目はどうしましょうか、まだ悩んでいます。
アーバンシックとベラジオ、ダノンが人気な以上、ワイドじゃ妙味が薄いので馬連か3連系にしたいです。
3連系だと無印のうち、ブローザホーン・ローシャムパーク・レガレイラあたりは広く抑えたいと思います。

最後に

今年の競馬を振り返ると、的中したG1レースは皐月賞・NHKマイルC・ヴィクトリアマイル・スプリンターズS・阪神JFでした。
例年通り、距離短いレースの方が結果が良かったですね。
ただし、春天(馬単の1-2着が逆)マイルCS(人気薄の2,3着をいい印つけていたのに軸だけ外れ)みたいなレースが多かったので、来年はこういう外し方を無くしていきたいです。
来年以降もよろしくお願いします。