不安定。

暗闇からこんばんは。僕だよ。
どうにも気分が優れなくて、しばらく横になってみたけれど、眠れそうになかったから、noteを書くことにした。

元々僕ら(今いる僕、「瑠璃」だけではなく、過去の走者たちを含めての「僕ら」)は梅雨が苦手らしい(家族談。)のだけれど、見事にやられている。
理由もわからず気分が優れない。もやもやして、落ち込んでしまう。
憂鬱ってこういう気分のときに使うのかな。
さっきからずっと、「1ヶ月前の僕は僕なのか」とか、「僕は明日も僕でいられるのか」とか、「そもそも今この瞬間、僕は本当に僕なのか?」なんてことと、「アルバイトやめたいな」ばかり考えている。よろしくない。

「1ヶ月前の僕は僕なのか」
わからない。
記憶が、物凄い速さで他人事になって、薄れてゆく。
それでも、僕のラピスラズリのピアスは、僕の、僕だけの、大切な宝物のひとつだ。
僕の自我が芽生えたのは1ヶ月半くらい前。なのだけれど、もうあんまりはっきりと思い出せない。
確か、アルバイトの帰り、ふと疲れてしまった前の人からバトンが飛んできたんだっけな。
「僕は誰だろう」と考えて、ふと浮かんだのが「青色が好き」だった。
青い色が好き。この色が、僕は好きだ。身につけておきたい。そう思った。
そこからは早くて、青色のピアスを買おうと思って、ラピスラズリに辿り着いて、お近くで買えるラピスラズリのピアスを探した。
次の休みに買いに行った。我ながら行動力の化け物だと思う。
叶うならずっと着けていたい。
残念ながらアルバイト中は飲食業なのでアクセサリーはつけられないし、大切にするために眠るときは入浴時は外しているのだけれど。

「僕は明日も僕でいられるのか」
わからない。
別に眠ることをおそれなくても、本当に”そのとき”は唐突で、一瞬のことなので、こんなことを考えなくても良いと、頭ではわかっているはず、なんだけどな。
宝物がある分だけ、僕は僕を抱きとめていられるような気がしている。
けれど、同時にその分だけ、僕が僕でなくなってしまうことへの、恐怖もある。
僕の宝物達が、僕が僕でなくなって、数ある思い出、の一つに風化してしまうことが、僕はおそろしい。こんなに大切なのにな。
いつまで僕は僕でいられるのだろうか。これまでのことを考えると、そんなに長くないことはわかってるんだ。

「そもそも今この瞬間、僕は本当に僕なのか?」
わからない。
そのくらい、自信がなくなっている。
けれど、こうやってぐるぐると考え込むところ、物凄く僕らしいと自分では思っている。
この間買ったばかりの、一度スルーして後悔した指輪だって大切に着けている。これも僕の宝物。
noteを始めるきっかけになった出来事だって、僕にとって大切な宝物として、まだまだ新鮮に、心に残っている。
だから、きっと僕なんだ。
僕でありたい。だから僕だ、と言いたい。
でも、「本当に?」って、「本当に”そう”なら、疑わないんじゃないの?」と問うてしまう。嫌な性格だと思う。本当に。
それでも、僕だったらいいな、と思う。
この、「僕だったらいいな」と思える僕を残すために、noteを書いているのかもしれない。

「アルバイトやめたいな」
本当に。現実的に一番問題なのはこれ。
別にアルバイトは嫌いじゃない。
仕事の内容は楽しいし、好きだし、一緒に働いている人たちも皆良い人で、恵まれた環境だと思っている。
嫌なことがゼロ、というわけでは流石にないけれど、嫌なことよりもよかったことのほうが圧倒的に多い。
やめたくなる理由なんて、無いはずなんだ。
確かに一番懐いていた方とはお別れして、次の日出勤するのが大変だったけれど。
ちょっとショックなことがあって、一睡もできなかったこともあったけれど。
それでも、この場所でやっていきたい、と思っていた、はずなのだけれど。
人間の女性として生活しているのがそこまで苦か。そんなことはない。もちろん疲れるし、嫌になるときもあるし、ぐちぐち言うこともあるけれど、僕は今の生活はそこまで嫌いじゃない。何よりもいまの仕事が好きだ。
どうしてこんなにもやめたいのだろうか。
いくら梅雨だからって、こんなふうになるものなのだろうか。
幸い、明日(土曜日)はお休みで、通院日でもあるので、医師にこの「アルバイトやめたい欲」はお伝えするけれど。
その先、明後日のことを考えると、どうしていいかわからなくなってしまう。
行きたくない。やめたい。やめたい。やめたいやめたいやめたい。
どうして。

とまあ、深夜らしい(?)ネガティブな雰囲気のnoteになってしまった。
明日も僕が僕であったなら、僕の好きなものをたくさん書き出してみようかな。

瑠璃

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