私が『JEFサポ的どうでしょう』に辿り着くまで｡

『ジェフユナイテッド市原・千葉のアドベントカレンダー2019(https://adventar.org/calendars/4271)の記事です』

酔った勢いで後先考えずにエントリーしちゃいました｡
軽挙妄動を心より反省しております｡

全国2,000万人のJEFサポの皆様､こんにちは｡
フクアリやアウェ～に参戦すると大勢の(時には少数精鋭の)JEFサポ諸兄の存在がとても誇らしく&心強いですよね｡
また､諸般の事情から現地参戦できないJEFサポがいるのもご存知でしょう｡

今回はそのいずれでもない､チームの為に何をすべきかを考えた末､あえて現地参戦をせずに誰に頼まれた訳でもないのに勝手に無謀なお遍路をしてしまったJEFサポのお話です｡

自分とJEFとの関わりはＪ開幕に遡りますが､当初は中西英輔推しの犬妹の付き添い程度だったのが､次第に頻繁に現地参戦するようになり､臨海競技場のA自由シーチケを初めて買うようになったのは2001シーズン頃からです｡

その後､職場の都合で愛知犬や仙台犬になった時期もありましたが､臨海競技場やフクアリやアウェ～各地に参戦を続けていました｡
一般的にはホームタウンから離れるとどうしても足が遠のくのですが､地方犬が臨海(後にフクアリに引越)に脚繁く通う事が出来たのは､名古屋転勤が決まった時に顔見知りのJEFサポ仲間のおばさまに「もう名古屋に行っちゃうので､簡単には来れないです云々」とご挨拶した折に「名古屋位で情けないこと言うんじゃないよ❗」と文字通り強く背中を叩かれたのがきっかけでした､この場を借りて御礼申上げます｡
名古屋と仙台に在住の時はクルマ移動が中心で､かなりの距離を当時の相棒トレイルブレイザーで駆け抜けたのですが､一番長距離移動だったと思うのは､仙台⇔神戸の日帰りアウェ～遠征だと思います｡

ちなみにその試合の勝ち点3のご褒美は神戸ビーフと決めていたのですけど試合の結果により中止｡｡｡
ただ馬鹿みたいにクルマで走る『修行』となってしまいました｡

後に自分のJEFサポ生活が文字通り『修行』になるとはその時には知る由もありませんでした｡

JEFサポとしての自分を思い返すと､チームはリトバルスキーがいたり､暗黒時代があったり､名将を迎えたり､代表選手を輩出したり､フクアリに引っ越したり､菓子杯連覇したり､奇跡の残留したり､ついに降格したりしても雨ニモマケズ現地参戦を続けていましたが､昨今「永遠とは即ちJ2也」とも思えるＪ2沼が続くに連れ自分でも意識しないうちにJEFサポ生活のスタイルが少しずつ変遷を遂げて行きました｡

心当りがあるJEFサポ諸兄もいるかもしれませんけど､現実逃避のあまりJEFに対する興味の中心が､フクアリ前後に寄る居酒屋やアウェ～のグルメに移行していったのです｡
例えばアウェ～遠征の下調べは､相手選手の情報ではなくスタグルや人気店の海鮮丼や和牛のステーキとなりました｡
さらに3リットルの紙パックのワインをぶら下げてアウェ～遠征したり､人数分の倍以上の駅弁を持参してｽﾀｼﾞｱﾑに現れたりの奇行が目立ち始めたのはこの頃からになります｡

JEFサポ的どうでしょう誕生のきっかけは､2018シーズンのアウェ～金沢戦､雹が降る4月の試合でした｡

前置きが長くなりました｡
Ｊ2沼で迷子になり､行けども行けども勝てない試合が続くにつれ､大事な試合(当社比)の前に願掛けをする習慣が出来ました｡
しかもネガティブ&ストイックな自分の趣向から「負けたら⭕⭕」的な罰ゲーム要素が強く､たいていはアルコール絶ちとか飯抜きとか各駅停車で帰るとか些細なことなんですが､この試合では「負けたら四国❗」ってことにしてました｡
ちなみに､四国❗って言うのは水曜どうでしょうのパクりで､四国八十八ヶ所霊場巡りです｡

さすがに八十八ヶ所全部はいろいろ無理があったので､結果的にはJEFの所属選手の背番号にサポ番の12番(焼山寺)と監督&スタッフ用に88番(大窪寺)を加えた31寺を巡り､窮地に陥っていたチームの厄払いと開運を祈る旅になりました｡

背水の陣で臨んだ試合は､途中で激しい雹が降ったりの悪天候の中での惨敗､実にあっけなく四国行きが決定してしまいました｡
負け試合では良くあることですが､どうやって帰ってきたか記憶にありませんでした｡
もちろんお遍路が結願するまで期間中の試合は参戦できません｡
水どうの様に一気に廻りたいところですが､基本金曜の仕事終わりに最終便で現地入りして翌土曜日(&日曜日)レンタカーで寺を巡り､最終便で戻るというパターンを何ターンか繰り返すことになります｡

GW直前に1番札所の霊山寺からスタート､事前に水どう四国3作品と四国R-14も含めて観てイメージトレーニングしていたのですが､レンタカーのナビがいい加減なルート案内をするのと､思いの外道路事情が悪く､なかなか予定通りに廻れません｡
各寺の終了(閉門)時間が17～18時と早いのも誤算でした｡
初日から旅行気分は吹き飛び､毎回ガードレールすらない狭い山道の運転と帰りの飛行機の搭乗時間との戦いで心身ともに疲弊､
水どうのメンバーが壊れていったのも納得出来ました｡
ちなみにお遍路の服装は定番の白装束&笠ではなく､JEFのトレーニングウェア着用で､首から下げる数珠(大泉洋がいろりやに置き忘れたやつ)とチリンチリン鳴る鈴を身に付けてお遍路感を出しました｡
金剛杖は凄く欲しかったのですが､こっちに戻った時に邪魔そうなので断念しました｡
調子に乗って水どう風に前枠・後枠的な動画を作ってグループLINEに公開し､仲間内には好評でしたが､いくぶん恥ずかしいのでここでの公開は控えます｡｡｡

■だいたいどこでも絶景です⛰️

■本堂と大師堂をお参りします｡

■選手一人一人に納め札です🏷️

■JEFの為に寄進もしたりしました💰

■だんだん自棄になり､帰りはプレミアムシートで散財する始末✈️
周囲のJEFサポ仲間からは､そんな贅沢は修行とは認められんっ❗と弾劾されました｡

■お遍路中の昼御飯は抜きか運転しながらおにぎり&パンが基本でしたがあの有名店「いろりや」さん🍜

■そして老舗「山田屋」さん､水どう推薦店はお遍路中の数少ない楽しみだったので外せませんでした❗

■もうひとつのお楽しみ､夜は酒場放浪記に登場したお店を巡りました🍶

ほぼ半年に及ぶスローペースでしたが､最終88番札所の大窪寺を廻る段取りを終えて「よ～し､弘法大師様のご利益でJEFも昇格だぁ～❗」と思っていたら､思いもかけずシーズン途中での新加入のお知らせがっ｡
廻るお寺が増えちゃった｡｡｡
自分は大多数のJEFサポ諸兄とは全く違う意味で移籍情報にビックリさせられたのです｡

ともかく気を取り直して､22番平等寺と49番浄土寺を終え､現地参戦に復帰したのはアウェ～熊本戦､実に10月の試合でした｡

ちなみに追加で最終の浄土寺を廻った日はアウェ～愛媛戦と重なる偶然｡
前泊したANAホテルのフロントの中の人(愛媛サポ)に「明日は宜しくお願いします｡」と声を描けてもらったものの､いえいえ試合じゃなくてお遍路ですと言うとややこしくなるので､「はい､こちらこそ｡」と返答したのは内緒です｡

そんな苦労の末の四国霊場巡りの結果は､33もの寺を巡った甲斐もなく､2018シーズンは終了｡
失意のシーズンでしたが､さらに翌年に残留争い2019シーズンを迎えるとはさすがに思ってませんでした｡

その後起死回生を狙って「千葉県54市町村カントリーサインの旅」を催行しましたが地味すぎて途中で断念､アウェ～サイコロのグルメ旅は思わぬ好企画になったりしましたが､その辺りのお話や､2020シーズンの企画などはまた次の機会にご披露出来ればと思います｡

お遍路はまたいつか、今度はJEFサポ仲間で
サイコロ振りながら旅してみたいですなぁ～🎲

じゃあじゃあじゃあ～このへんで｡
謝謝収看｡
ありがとうございました❗
WIN-BY-ALL be with you .