八方美人には成れない

大多数の人に好まれる事が出来たとしても、必ず好まれん人が輪の中に居る。

それが、一対一ならともかく、一対他ともなると、これは世間でいう「いじめ」となるんよね。

原因は様々じゃと思うが、好まれん人には、その輪のルールに反していたり、目立ちすぎたりしおるとか、平均的な人よりも一歩ナニかが出ていると、その輪の中では好まれん人となる。

昨今では個性を重視してとか、綺麗事言いおるが実際はそうも行かん。

良いか悪いか論は個人的には良くないと思うが、一度でも三行半突き付けられちゃると、二度とその輪に戻れんくなるおる。

これは、子供たちの世界でも、大人たちの世界でも共通なんよね。

ワンチャン話し合いが持たれる機会が有れば、ラッキーじゃが大抵はフェードアウトの道を選ばざるを得んのんよね。

多勢側は1ミリも気にしない事でも、無勢側はココロに深い傷がつく。

両者を中立な立場から歩み寄りなり話し合いの場を作ってくれちゃる人が輪の中に居たり、輪に居なくとも言い合える人が居ると、何らかの解決策が見いだせたりしおるが、なかなかそういう中性な人って居らんよのぉ。

ワシは基本的に揉め事は嫌いで、なるダケ中立な視点で両者の意見を聞いて関係性を良好にしたいと考えちゃるが、上手く行く事は殆ど無いのが虚しいし悔しい。

自分自身の経験が上手く活用できんのが、今になっても悔やまれる。

みんな仲良くって、永遠の綺麗事なんじゃろな…

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