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関野塾 塾長インタビュー

数字で見るJCT (6)

---関野塾ってどうしてやっているんですか?

関野塾(ネットワーク基礎講座)はCCNAは取得したけど、実務経験が無いのでなんだか良くわからないという方が多いと感じたからです。
詰め込みの勉強(単純記憶)はもって3ヶ月くらいかな?すぐ忘れますよね。
関野塾では一生忘れない腹落ちした技術を身に付けてもらうためにやっています。

ーーー参加する人に制限はありますか?

基本的にはJCTに入社して入社研修でCCNAを取得した方を対象にしています。
ただし、入社研修がLPICの方、つまりCCNAを持っていない方でももちろん参加可能です。
CCNAを取得していない方はネットワークの基礎を勉強していない分、基礎的な自己学習も合わせてやっていただく必要があり大変ではありますが、独学で全てのカリキュラムをやるよりももっとスムーズにCCNAレベル以上の知識をつけられると思います。

ーーー開催頻度を教えてください。

現在は月に2回、平日コースと日曜日コースがあります。時間は10:00〜18:00です。
1月から6月までの上期コースと7月から12月の下期コースがありまして、それぞれ6回の授業で全てのNW基礎カリキュラムが完了します。
6回の授業のうち1回目、3回目はWEBでおこないますが、それ以外は会社に来ていただいて実機を使った講習会になっています。
以前は週に1回夜に1時間半コースもやりましたが、このやり方ではなかなか記憶に定着しないため効率が悪いと判断し現在は終日コースのみとしています。
『1日中って長くない?』と思う方もいると思いますが、関野塾は構築の課題もあって真剣にやりますのであっという間に1日が終わります。
また、参加している時間は勤務時間に含まれますよ!

ーーー全6回の研修内容を簡単に教えてください。

1回目はネットワーク基礎(ネットワーク通信概念の理解、IPアドレス、L2スイッチとルーター、VLAN、VLAN間ルーティング、スタティックルーティング、DHCP)講義とパケットトレーサーを使った実習を行います。

2回目は前回学習した内容を盛り込んだ、実機を使ったネットワーク構築。
この実機演習で、TeraTermの使い方や、自分のPCのIPアドレスの変更の仕方なども学習します。

3回目はネットワーク基礎編の続き(ダイナミックルーティング、NAT、ACL、HSRP)講義とパケットトレーサーを使った実習です。

4回目は前回学習した内容を盛り込んだ、実機を使ったネットワーク構築。
この実機演習で、実際の現場でよく使う設定や、ネットワーク構築案件で使うログの取得方法なども学習します。

5回目は無線LAN技術とジェイズの商材であるラッカスワイヤレスという無線LAN機器を使ってアクセスポイントの設定を学びます。

6回目は最終的にはCiscoのネットワーク機器とラッカスのアクセスポイントやコントローラーを組み合わせた中小企業レベルの有線LANおよび無線LANネットワークの構築を経験出来ます。

全ての内容をやっておけば、ネットワークの構築案件に参加したとしてもある程度スムーズにお手伝いが出来るレベルになれると思います。もちろん内容の理解度合いには個人差はありますので予習復習はしっかりやっていただく必要があります。

名称未設定のデザイン (6)

ーーーどうやって教えてもらえるんですか?

その問い合わせ、多いです(笑)
マスタリングTCP/IPなどの解説本を頭から読んで理解できる人って少ないんですよね。そもそも最後まで読める人って相当優秀な人というか。
人間、そのような集中力を持っていないと言うのが私の持論です。私も読めません。(笑)
じゃあどうするか?答えは「それをよくわかっている人に教えてもらう」これが1番楽です。
さらに、教えてもらってなんとなく理解したらすぐ実機を使ってネットワークを構築してみる事です。構築してその動きを見る事で座学で勉強した事が「あー、そう言う事なんだ」と腹落ちしてくるのです。みんなそうなんです。

ーーーみんなそうと言われて少し安心しましたが難しそうです。。楽しさはありますか?

ネットワーク構築のあと、必ずやるのがpingというツールを使っての疎通確認なのですが、この疎通が取れるとちょっと嬉しいのです。(笑)
仕事の面白さってなんでしょう?楽しい人達とワイワイやる事も楽しいのでしょうが、最初は難しくてわからなかった技術を理解出来た時の楽しさ、自分でネットワークやサーバーを構築して完成した時の満足感はインフラエンジニアならでは仕事の楽しさだと思っています。

是非、この記事を読んで興味を持っていただいた方は入社後関野塾で一緒に学びましょう!

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