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NHKから国民を守る党の話題性と危険性

元パチプロで元船橋市議、元葛飾区議で、NHKから国民を守る党(略:N国)立花孝志代表の話題が、数日前から結構聞くようになってきました。

私はN国が目指そうとしている、「NHKのスクランブル放送化」には反対しますし、だからと言って今のNHK運営体制がよいとは言いません。

NHKのスクランブル放送化とはどういうことなのか
スクランブル放送というのは、NHKの受信料を払わなければ一切NHKを映しません。という公約です。スマホもBSも同様になります。

本当はNHKは安倍自公政府の言いなりにならず、真っすぐ信を通して報道して欲しいし、また家庭受信契約が無くスマホワンセグでの放送に、受信料を取ること自体が最高裁で認められたが、1審では住民側が勝訴しているだけに、国民のそういった受け皿に、統一地方選から続くN国の躍進と、今回の参議院でのN国立花孝志氏の比例当選が続いた可能性はあります。

私はNHKが家庭契約をしないスマホ所有者が、NHKの受信料を払わないように最高裁判決が出れば、N国に投票する人も少なかったはずだし、立花孝志氏も当選しなかったはずだ。

N国は他に何をしようとしているのか?!今のところ見えてこないが、もし与党側がNHKスクランブル放送に賛成すれば、憲法改正に「賛成」すると言っています。

数の力で押し通そうとしている姿が丸見えです。

しかも昨日北方領土内で戦争発言をし、さらに女性に対する卑猥(ひわい)な発言をした、丸山穂高衆議院議員を立花氏は早速N国に入党させた。

丸山氏は昨年のツイッターでNHKの受信料にかんし、このような発言をしている。この人の正体もわかってきますよね。
「金」なのか「利権」なのか…と。

N国はNHKのスクランブル放送化ができれば、解党すると言っています。これもまた疑問です。

そして今日もう1人渡辺喜美参議院議員が、N国と統一会派を結成しN国の分派、「みんなの党」を再結成しました。

渡辺喜美氏と言えば、みんなの党代表時サプリメント会社DHCから、公職選挙法では違反の選挙資金授受をしていました。

その他にも何名かN国に参加するのではないだろうか!?という議員が、数名居るようです。

党勢拡大はなんのため
では党勢拡大すればどういうことができるのか?立花氏は元NHK職員だけあって内部をしっているので、まずNHKの討論番組「日曜討論」に出るために、選挙区での得票率3%(2%で政党要件を満たす)を獲得したこと、そして所属議員が5名所属すれば、NHK日曜討論に出演できる要件を満たし出演できることを知っています。

しかしNHKが民放メディアに回答したことは、現時点ではそういう規定は無いし、その時々の情勢により変わってくると、NHK側は回答しています。

現段階では「NHKをぶっ壊す」発言を連呼する立花氏を、NHK日曜討論では呼ぶ形ではないような雰囲気でもあります。

しかしそれをやれば立花氏の思惑通り、YouTubeなどでのNHK攻撃を仕出かすに違いありません。

立花氏の暴力事件
立花氏は、千葉県船橋市議や東京葛飾市議だった頃に、選挙中暴力事件を起こし不起訴になったものの事件を起こしています。YouTubeにもアップされています。市民は動画を警察に提供したものの、立花氏が議員だったため不起訴になっているのです。

N国は都市部に地方議員現在30名弱居る政党ですが、報道されていませんがN国地方議員はそれぞれ、自民党会派所属になって、いつでも憲法改正に向けて着々と進んでいる段階になっているような気がします。

YouTubeでの選挙戦略はさすが元メディアだと思いますが、単なる国民を煽(あお)って議席を獲得し、さらには政党交付金1議員増えるだけで、2700万円党内政治家に入る金目当ての部分もある、丸山&渡辺(両)氏を迎え入れたことは、N国に投票した、立花氏に投票したかたがたを裏切ったな!と思っています。

N国立花氏が訴えるNHKのスクランブル放送化が、万が一成立して解党はすれども、立花氏が政界引退する気はサラサラない気がしますね。

議員は時々公約で嘘をつくことがしばしばあります。
また与党の数の力で日本共産党議員の公約が通せないことも多々あります。

N国を黙らせるには私もそうですが、これを機に国民は立花氏が国会で質問する中身をじっくり見ること、そしてN国を無視し選挙ではN国候補者に選挙区ならびに、比例の投票しないことが打開策だと今言えることはそこだと思います。

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