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【感想】映画『佐々木と宮野ー卒業編ー』のちょっとした話。【&宮野誕2023】

2023年2月17日、劇場版『佐々木と宮野 ー卒業編ー』ならびに『短編 平野と鍵浦』公開おめでとうございます!!

みゃーちゃんの誕生日の迫るなか公開されたこちらの映画。
情報解禁当初は1番近いとこで見ようとしたら東京では?ってくらい上映館が少なかったのですが、なんと1番近い映画館での上映が決定(ありがとうございます運営様)!張り切りすぎて有休取って初日に見に行きました。

めっっっちゃ良かった……!!!

劇場版『佐々木と宮野 ー卒業編ー』

『佐々木と宮野』については前に書いた記事を読んでいただくとして。

『卒業編』。
なるほどそうくるのか!と。

元々、アニメ最終話に卒業式の話がくるのかな?と思っていて、そこまで描かれなかったことがとてもとても残念だったので、劇場の大画面で卒業式のあのシーンが見れる……!と告知にわくわく。

そしてあわよくば、私の大好きな7巻37話もやってくれたら嬉しいんだけどな……どうかな……と思っていた。

そして公開初日!

内容としては7巻まるまる+平野と鍵浦の1話分で60分。バレンタイン&卒業式のエピソードだから、ちょうどこの季節にピッタリ。
ちょっと短いかも、と最初は思ったけど、TVシリーズのテンポ感でさくさく観れる感じを損なわずだとこのくらいがちょうどいいのかも。
でも毎回見る度に「えっもう60分!?」ってなるくらい、アニメ1話分くらいに感じるあっという間感なのでもう少し長くてもいい……(どっちよ)。
見る度に新たな発見があって、見終わった直後に原作開いてしまう。もう1回見たい。

感じる原作リスペクト

ささみゃーのアニメは、本当に原作を大事にしてくれてるなあと思うんだけど(カバン掛けかえるシーンをちゃんと初期から入れてたり、みゃーちゃんの腐男子語りとか)。
今回、それが顕著に出たなあと思ったのが冒頭のアニオリシーン。ほんの少しのシーンだけど、(あれ、こんなシーン原作にあったっけ?)と。

私が忘れてるだけかもしれない、と思った。

それくらい、自然なシーンだったし「ありそう」なシーンだったと思う。しかもめっちゃ可愛かったし面白かった。ああ、前の晩にこういうことしてたんだろうなーまで瞬時に浮かんでくる。
スタッフさんのキャラ解像度の高さ、すごい。こんな形ならアニオリも大歓迎……!


キャラについて


キャラというか演技というか。
TVシリーズからそこまで間が空いているわけではないので、そんなに身構えずに行ったんですが。

……めっちゃ変わってる!?

びっくりしたのは宮野の声。
アニメのみゃーちゃんはドラマCDに比べると可愛さ倍増って感じではあったけれど、映画だと佐々木先輩に対しての台詞がものすごく優しくて、ふとした瞬間の声の甘さに「あ、そうか付き合ってるんだ……」みたいな。そりゃ白浜くんも「どうして気づかなかった」ってなるよダダ漏れだよ!!ってなる。個人的には原作ではそこまでみゃーちゃんの態度に変化は感じなかったというか、素直に好意をやりとりできるようになったなくらいしか思っていなかったから、そうきたか!って感じ。斉藤壮馬さんほんとにすごい人だな……。

佐々木先輩は、原作からもうめちゃくちゃ幸せいっぱいの笑顔を振りまいていた記憶だけど、映画での印象は逆に少し落ち着いた感じがする。やっと、みゃーちゃんがそこにいることが「自然」になったというか。勿論幸せいっぱいな雰囲気はそうなんだけど、浮かれてるというよりも安心したみたいな雰囲気だったのがちょっと意外。でも当たり前のようにみゃーちゃんを甘やかしてくるあたり、甘やかし度は確実にアップ。幸せだねえ。

平野先輩。平野と鍵浦の時はもうこれ以上ないピッタリ感。「平野と鍵浦」としてちゃんとアニメになるのは初めてなはずなのに、あーこれだわーーって感じ(笑) ドラマCDからキャスト変更なしなのが本当に感謝……。欠伸を噛み殺しながら鍵くんを起こす平野先輩とピーマンしゃくしゃくが可愛かった。本編では、なんと言っても気恥ずかしそうに俯く姿が良き。

鍵浦。アニメになってあざとさ増したな鍵くん!?耳たぶのピアスを確かめる指先が……っ。Twitterでのコメントで中の人が平野さん連呼してたけど、ほんとに平野さんの話しかしてない。紛うことなき鍵くん。これまでのアニメの範囲だと明るい話しかないので、是非『平野と鍵浦』もアニメ化して鍵くんのどシリアスな声が聞いてみたい……。

佐々木の願いが叶う話


『卒業編』のラストは原作7巻と同じ。
予告編やキービジュアルで使われているセリフは、「明日も明後日も、ずっと一緒にいたい」。

このフレーズ、私はすっごく好きなのですが、その理由が「佐々木が報われたことを象徴するフレーズだから」。
原作4巻収録の番外編で、佐々木が初詣で願ったのが、「卒業しても一緒にいたい」。
それを受けるように、7巻ラストでのみゃーちゃんの「続いていたいから。先輩と、これからも」というモノローグがくるのがめっちゃ良いな……佐々木、お願い叶って良かったね……(誰目線よ)と常々思っていたので、この告知フレーズにもうあぁぁと萌を目の前にしたみゃーちゃんの如く頭を抱えていたのでした。まる。

主題歌

今回の主題歌はミラクルチンパンジーさんの『MARCH』。

TVアニメシリーズから引き続き主題歌を担当していただけて嬉しい!
歌詞もすごくピッタリで、特に「普通と正しいの中で迷わないで」というところが映画の内容とマッチしてて好き。
しかも、TVアニメシリーズの主題歌『瞬き』ともリンクするような歌詞もあって、あ、ささみゃーだ!って伝わる感じがすごく良い。
そしてクレジットにも色々な工夫が……曲とあいまってかわいくも切ないエンドロール。心の中はスタオベ。

入場者特典

映画の入場者特典、1週目は『佐々木と宮野』の描き下ろし小冊子。なんと漫画17ページの大ボリューム!

真剣にお菓子作りする佐々木先輩の横顔すき。

そして2週目特典は『平野と鍵浦』描き下ろし小冊子。こちらも漫画部分は17ページ!

寮での私服の平野さん良き……

こんなに大盤振る舞いでいいんですかと疑いたくなる描き下ろし。原作者様ありがとうございます……!

コラボカフェ新宿&池袋

今回の映画は、EJアニメシアター新宿&グランドシネマサンシャイン池袋クラッパーズダイナーにてコラボカフェも!

というわけで、行ってきました。

まずはEJアニメシアター新宿。
(EJアニメシアター新宿、3回しか来た事ないけどプリズマファンタズム、世界一初恋ときて今回の佐々木と宮野で、角川系のアニメに強いのかも?)

映画グッズの佐々木ぬい&宮野ぬい、そして誕生日も近いのでくじのBDみゃーちゃんアクスタと。

フレンチトースト、思ったよりしっかりしてて、もう1品頼むの思いとどまってよかったな……と(笑)
しつこくないけどしっかり甘くて美味しかった。
ドリンクは宮野(右奥)、佐々木(右手前)とプリントラテは佐々木(ココア)と宮野(カフェラテ)。
どれも美味しかったけど、正直ちょっと頼みすぎました……。思ったより量があった。3年ぶりですっかり忘れてた……。
みゃーちゃんのイメージドリンクも結構甘めで、意外だなーと思っていたら佐々木のはめっちゃ甘かった。甘いけどアップルシロップが爽やか感出してくれてて飲みやすい。
プリントラテは佐々木をココアにしたのが密かなこだわり。ココア初だったけど美味しかった。

そしてグランドシネマサンシャイン池袋のクラッパーズダイナー。

店内にはパネルも。トート・チャームもささみゃーでぬいたちと一緒に。

こちらのメニューは全体的に甘め。
ワッフルは生地がザクザクもっちりですごく美味しい!(ちょっと切って食べるのが大変だったけど)
ささみゃーのコラボドリンクは、思ったより甘い!ほのかに香るオレンジがおしゃれで、単品で飲めば好きな甘さ。でもワッフルとの組み合わせは思ったよりもたれちゃって重かった……。これは佐々木向け。
平鍵のドリンクは、爽やか感がすごく良かったけど炭酸が結構強くて(炭酸苦手)、みゃーちゃんこれは飲めるかな……とか考えながらチビチビ飲みました。ワッフルと一緒に頼むならこっちの方が個人的には好き。


そんなわけで、映画化を満喫中です。
ささみゃー、推していきたい。

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