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通販向け出荷ラインに無人搬送ロボット(AGV)を導入し自動化促進/オルビス株式会社

オルビスでは2020年8月から、通販向け出荷ラインに小型AGV330台を投入し自動化を促進しています。最新テクノロジーで開発した独自システムで、人にも環境にも配慮した新たな取り組みです。

■概要

お客さまの「ここち」体験のために 体が自然に感じるテックを。

オルビスは、科学に裏付けされた“ここちよさ“を特長としたブランドです。近年テクノロジーを活用した高い体験価値を追求し事業推進している中、2020年8月より通販向け出荷ラインに無人搬送ロボットAGVを導入し、物流面でもDXを加速しています。

■プロダクト・サービスの特徴

物流業界では近年AGVが棚を持ち上げ作業者に近づく「GTP(Goods To Person)」という考え方がトレンドになりつつありますが、化粧品通販のtoC向け出荷作業は、商品が小型で1オーダーあたりの注文点数が多いことが特長です。

オルビスでは自社の特性に合ったシステムを構築すべく、優れた制御システムで自走できる小型AGVを採用し、従来の「GTP」の概念を覆す独自の仕組みを構築。最新テクノロジーの積極活用によって物流システムの自動化、省人化を促進し、環境負荷と物流現場の負担を軽減しています。

旧出荷ラインに比べ、出荷能力は1.3倍、人員は27%削減、コストは18%削減(1件当たり出荷作業費)、消費電力は40%削減(年間15万7,920KW相当)するなど、サステイナブルであるためのDXを実証しています。また、従来は手作業だった封函、方面別仕分けを、9種の全配送箱サイズを自動判別する日本最速クラスの自動封函機、自動方面別仕分け機にて行います。

■関連URL

https://www.po-holdings.co.jp/news/pdf/20200825_orbis.pdf