山田

いつだって恋愛は気持ち悪い

山田

いつだって恋愛は気持ち悪い

最近の記事

5.アセクシャルと友人

人生で短い期間でも友達だった人も合わせれば、色々な友人がいた。 女の子でも、同じように趣味を優先したいタイプの子もいた。 恋愛が好きだけれどこちらの性質も理解して各々で楽しめる子。 そして恋愛は絶対したほうがいいからと、無理矢理興味のない異性を押し付けてくるタイプ。 このタイプは友達でもない。 ただの嫌な人だ。 私は高校を卒業してから2年ほど専門学校にいた。 高校までの様々な楽しみ方ができる人達がいたことが嘘のように、全員が恋愛史上主義だった。 誰がかっこいいと思うか

    • 4.アセクシャルとプライド

      これは私が、アセクシャルが、という問題ではないかもしれない。 恋愛において相手のステータスが優れていれば自分の価値も上がったように感じることは多いだろう。 女性は恋愛経験が豊富だと敬遠される傾向にはあるが、男性は経験人数がステータスという考え方を持つものは多い。 恋愛経験がないというのが下に見られる現実が確かにあるのだ。 また恋愛経験が少ない女性によってくる男性も、あまり良い人を見たことがない。 それこそがプライドの高い私にとって、アセクシャルのしんどさを我慢してで

      • 3.アセクシャルの私が恋愛で得たもの

        まったく無駄だったことはない。 少なからず男性と付き合い得たものもあった。 特に私はプライドが高かったから、彼氏がいるというステータスは心を安定させてくれた。 20歳前後では、当時自分の恋人を写真で友達に見せる風潮が多かった。 少し顔が良い男性を選んで、写真を見せる瞬間は優越感と高揚感を覚えた。 「私は今アセクシャルじゃない人みたいに恋愛ができて、周りにも自慢ができている」 ただそれだけだけど。 私の恋愛の楽しみがわからないため損をしているような気がするコンプレックスが、こ

        • 2.アセクシャルの私が恋愛で失ったもの

          友達と自信。 私はそれを失った。 アセクシャルが人を愛さないわけではない。 恋愛感情と性的感情を持たないだけで、人として大切にしたいという愛は存在する。 好きと言う言葉はライクとラブの二種類。 私はずっとライクだ。親も同性の友達も異性に対してもライクという意味の好き。 幼少期はそれで良かった。 でもいつからか異性に対して好きというと、恋愛的な意味と捉えられるようになった。 大好きでずっと仲良くしていられると思っていた異性の友達が、恋愛的には好きにならないために一緒にい

        5.アセクシャルと友人

          1.アセクシャルの私が恋愛に対して思うこと

          恋愛は苦労、修行に等しい存在。 もしくは合わない業種のフルタイム勤務。 とにかく苦痛で仕方ない。一度だって人生で経験したくないことだ。 でも苦労をしないと、働いてないと、 世間からは「なんで?」「変な人なんだ」と言われてしまう。 だからみんな精神的に追い詰められても働くんだろう。お金のために、世間体のために。 恋愛もそうだ。 恋愛しないと変な人だと思われる。 世間体のためにはどんなにつらくても経験すべきこと。 だから我慢して人と付き合ったりするアセクシャルは、意外と

          1.アセクシャルの私が恋愛に対して思うこと

          アセクシャルよきいてくれ

          聞いてくれ。届いてくれ。 この際アセクシャルじゃなくても良いからきいてくれ。 私は恋愛は気持ち悪いものだと思っている。 だけど経験をしたほうが良いこともわかっている。 同じ考えの人がいるかもしれない。1人じゃないと知って欲しいから書くことにした。 目次 1.アセクシャルの私が恋愛に対して思うこと 2.アセクシャルの私が恋愛で失ったもの 3.アセクシャルの私が恋愛で得たもの 4.アセクシャルとプライド 5.アセクシャルと友人 6.アセクシャルとビアンバー 7.アセクシャルと学

          アセクシャルよきいてくれ