ジョージア旅行―トビリシ市内メトロ探訪

2024年8月13日 18:51

　※2024年8月時点の情報です。
　トビリシの地下鉄にはレッドラインとグリーンラインの２本がある。
われわれ観光客がお世話になるのはレッドラインのみ。料金は一律１ラリ（約５５円）。６時～２４時まで稼働しているらしく、日中は５分に１本、夜間は１０分に１本くらいの頻度だった。東京と変わらない。
　レッドラインの半分以下の駅しか降りてないのに「探訪」とタイトルをつけてしまいました。誇大広告をおわびします。

【Didube】

　バスターミナルがある駅。ここからマルシュルートカでカズベキ、ムツヘタ、クタイシなどに行ける交通の要所。
　詳しくはこちらの記事に
ジョージア旅行ートビリシから地方都市へのハブ！Didube駅のバスターミナル｜足塚 (note.com)

　　　　　　　 【StationSquare】

　トビリシ中央駅とも。地方都市への電車が出ているが、１日２往復など本数が少ない、かつマルシュルートカなどを利用するより時間がかかるので、中央駅としては利用する機会がなかった。
ただ、青果中心の市場「デゼルティレビバザール」があり、楽しかった。

　果物を小さなナイフで切り取り、強制的に味見させてくるおじさんがいたが、味見したからといって「金払え！」と言ってくるわけではない。ジョージア人の人のよさを感じる。

　魚屋さんでは、客が魚を購入すると、生きた魚を水を張ったバケツに入れ、そこにポセイドンの三叉槍のような器具を入れて、死なせてから販売してるのに驚いた。器具には電流が走っていて、電気ショックを起こさせるらしい。

【Marjanishvili】
地上に上がると、まるでヨーロッパのような広場。

　駅から徒歩15分くらい、ロンドンパークの近くに、カズベキの宿で出会った日本人一家が営むパン屋「pancholi-na」がある。もともとは神奈川でパン屋を開いていたが、2,3年前にジョージアを訪れて気に入り、昨年夏からトビリシで開業したそうだ。
https://www.instagram.com/pancholi___na?igsh=MTc5MmlicG9tZmV0bQ==

空港に行く直前だったので開店前の時間にしか行けず。覗き込んだら準備しているところで、中に入れてくれた

※火曜～金曜、午後２時以降の営業

　彼らがおすすめしてくれた食堂「MAFSHALIA」は駅から徒歩１０分強のところにあり、とってもよかった。

写真付きメニューで分かりやすい。口コミが広がっているのか、アジア系のお客さんが多くいた

　観光の中心部よりぐっとお安く、おいしさはそのまま。写真付き英語メニューあり、現金のみ。店員の集合写真が店内にかざってあり、おばさんたちが元気に仲良く働いていて雰囲気が良い。

【Rustaveri】
　ジョージアの国民的詩人、ショタ・ルスタヴェリからつけられた通り。駅前広場にはルスタヴェリの銅像が。
　近くの科学博物館（だったと思う）の廊下には、土産や絵画の露天が並ぶ。

　こちらの駅から徒歩３分ほどのホテル「check in Hotel」が今回の旅のベスト宿だった。
　部屋は清潔で、シャワーを浴びてもトイレがびちょびちょにならない構造、中庭があり洗濯物がほせる、Ｗｉ―Ｆｉあり（パスワードが部屋に貼ってある）、湯沸かし電気ポットとグラス２組、皿、スポーントフォークあり。料金は１泊１００ラリ。オーナーの女性は英語が話せないが愛想は良く、身ぶり手ぶりでお願いしたらチェックアウト後も荷物を預かってくれた。

　前述の博物館前から空港行きの３３７番バスも出ていた。

【Liberty Square】
　観光の中心。平和橋がかかるリケ公園からは、ナリカラ要塞へのロープウェイの乗れる。
　観光客用のレストランや日帰りツアーの旅行店などがひしめきあう。
　この周辺についてはまた別の機会に。

【Avlabari】
ツミンダ・サメバ大聖堂の最寄り駅。

　よく地理を知らないまま最初の宿をこの駅の近くにしたら、ロケーション的には大正解だった。大聖堂に歩いて行けるし、駅周辺に八百屋やパン屋さん、コンビニとスーパーの間の「SPAR」もある。朝食には困らない。
　駅から大聖堂へは徒歩１５分くらい。すこし高台にあるため上り坂。大聖堂の目の前にレストランとバーがあるけど観光地価格と思われる。

【Samgori】
　pancholi-naさんに教えていただいた、ガラクタ市のある駅。
日本のおしゃれ雑貨屋に転売すればいい値段つくかもという感じのかわいいホーロー鍋が売っていた。