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病気のはじまりはこんな感じだったような?

 遡って2015年。当時我が家は会社の転勤と組織変更に振り回されて、私と息子(4年生)が転勤先の横浜、夫が地元に単身赴任という訳のわからない状況になっていました。とはいえ1ヶ月に一度は帰省費用を会社が出してくれたので、まずまず楽しい横浜ライフを満喫しておりました。横浜って楽しい街だよね。ランドマークタワーの前の運河でシーカヤック体験したり、カップヌードル作ったり。鎌倉も近いしね。

 それで、1月の頃かな?夫が「なんか頭にオデキできちゃって」と言い出したんです。たしかに右前頭部に大きめのオデキがある。「なんか、ひっかいちゃったのかな」と軟膏を塗ったり。そして1ヶ月後の帰省の時には「だいぶ治ってきたよ」と。でも次の時には「なんか治りきらないんだよなあ」

 「病院で診てもらいなよ」

 夫はもともとアトピー体質で定期的に皮膚科で診察してもらってたので、この頃から頭のおできも一緒に見てもらうように。しかし小さくなったり大きくなったり、なかなか直りきらない。そのままそこそこ目立つサイズの硬そうなオデキ?に成長していきました。

 そして夏。やっと住むお家が決まったので私と息子は楽しい横浜を離れて地元に引っ越し、改めて3人で生活を始めました。家の片付けに子供の転校。バタバタしつつ、でも旅行に行ったりプールに行ったり、それなりに楽しく慌ただしい日々を過ごしました。
 夫の頭のオデキはというと、一進一退をくり返しなかなか完全には治らず。むしろ目立つように…。心配になった夫は別の皮膚科にも行ったけど、どちらのお医者様も「塗り薬で様子を見ましょう」。確かにものすごく悪化はしていない。しかし固く盛り上がっている感じ。ある日夫は「もうめんどくさいから切ってもらう」と宣言してお医者様に相談。結果大学病院を紹介して頂きました。これが長くお世話になる大学病院とのお付き合いの始まりになりました。

 始まりはこんな感じです。
追記しておくべきなのは、夫は髪が薄かった事です。前頭部はかなり足りない。髪が足りない!夫はハゲを隠す気もなかったので短い坊主にしてました。なのでオデキに気がついたし目立つのが気になったし病院へ行きました。
 これが髪の毛フサフサのフッサフサだったら、気がついても受診はなかなかしなかったと思う。毛が薄いからこの時点で色々動き始めた。

ハゲで良かった。ありがとう薄毛。
 
でも息子には遺伝しないでくれ。私のフサフサ遺伝子が勝つ事を祈る。

ありがとうございます。息子と一緒にハーゲンダッツ食べるために貯金します。