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ジロリンタン備忘録210720
まずはじめに
最近はもの忘れが多くなってきたので、日記がわりにメモを取ることにする。
それとともに、ミステリー関係の記事を書く場が少なくなって捜していたとおろ、note というネット・サーヴィスがあることを知り、初心者ながら始めることにした。
きのうの夜中、というより、きょうの真夜中過ぎにハメット賞の発表があったので、すぐに<ガムシュー・サイト>で記事を発信した。
ハメット賞はもちろん、『マルタの鷹』で有名なダシール・ハメットにちなんだ文学賞で、国際犯罪作家協会 (International Association of Crime Writers/North America) が主催である。毎年、文学的に優秀な犯罪書籍(小説のほか、ノンフィクションも含む)に授与している。最終審査委員たちが協会外部の出版人なので、ほかの文学賞とは違った作品が受賞する場合が多い。
それで、2021年度はデイヴィッド・ジョイの When These Mountains Burn (Putnam, 2020) が受賞した。全然、聞いたことがない作品だ。ノース・カロライナ州西部のチェロキー居留地が舞台らしい。
IACW は1980年代半ばに、アメリカのロジャー・サイモンを始め、ロシアやキューバの犯罪作家たちが国際的な犯罪作家集団を創立して、それぞれの地域で毎年文学賞を授与しようと考えた。いまでもヨーロッパのスペインのヒホンでよく世界大会があるらしいが、あまり最近の状況は知らない。
始めの頃は、日本の戸川昌子さんが日本代表としてロシアでの世界大会に出席したそうで、戸川さんが団体バスの中でシャンソンを唄って、ほかの国の作家たちに喝采を受けたという話がある。おれが戸川さんをサイモンに紹介したという関係で、大会から帰国した戸川さんがおれにロシアのウォッカをお土産として贈ってくださった。その戸川さんも亡くなってしまったなあ。
とにかく、初めての投稿なので、いろいろとぎこちないところがあるでしょうが、こちらが慣れるまで、皆様には我慢のしていただければ幸いです。
では、また近いうちに……
文章を売るのが商売なので、金銭的な支援をしてくださると嬉しいですが、noteの支援方法が面倒なので、ネット書店でガムシュー・プレス刊か扶桑社ブックス刊の木村二郎著書を購入していただくほうが簡単で、大いに助かります。もしくは、「スキ」をたくさんください。よろしくね。