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ジロリンタン備忘録210807

 8月5日にはニューオリンズでの<バウチャーコン>がキャンセルになったことをお知らせしてしたね。
 そのあと、<バウチャーコン>で発表するはずのミステリー賞がまもなく発表されるだろうと推測した。6日に、<デッドリー・プレジャーズ>の出版人ジョージ・イースターが2021年度バリー賞受賞作を発表したのだ。グーグルで検索したり、ほかのウェブサイト(例えば、<ガムシュー・サイト>とか)で調べたらわかるんだけど、面倒くさい人のために、ここに書いてみよう。


 最優秀長編:Blacktop Wasteland  S・A・コスビー
 最優秀処女長編:Winter Counts  デイヴィッド・ヘスカ・ワンブリー・ワイデン
 最優秀ペイパーバック長編:Turn to Stone  ジェイムズ・W・ジスキン
 最優秀スリラー:Eddie's Boy  トマス・ペリー

 この中で日本で知られているのは、トマス・ペリーぐらいだろう。Eddie's Boy は『逃げる殺し屋』『殺し屋の息子』のシリーズの続編である。

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 長編賞のコスビーは南部出身の黒人作家で、出たばかりの<デッドリー・プレジャーズ>の2021年夏号(見出しの写真)に映っている。前作も何かの賞を受賞したり、候補に挙がっているので、これから有名になる作家である。受賞作の書影は……

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……である。
 というところで、また会おうね。

文章を売るのが商売なので、金銭的な支援をしてくださると嬉しいですが、noteの支援方法が面倒なので、ネット書店でガムシュー・プレス刊か扶桑社ブックス刊の木村二郎著書を購入していただくほうが簡単で、大いに助かります。もしくは、「スキ」をたくさんください。よろしくね。