内頚動脈解離#6:発覚から1か月、経過観察継続


前書き

2024年5月21日、脳神経外科にて「左内頚動脈解離」と診断され、禁酒、禁煙、禁ゴルフの生活に入りました。自分も予期せぬ通告にかなり狼狽えました。

ググっても、内頚動脈解離に関する情報はさほど多くはなく、これからどうなることやら。同じような道を辿る人もいるかもしれず、自分の経験が何かの足しになればと書き残しておきます。

ただし、医師から口頭で伝えられたことも多く、記憶が定かでないものもありますので、その点は十分にご留意ください。なるべく出典は明示するようにします。

3時間の待ちと5分の診察

初診で診てくれた医師が火曜日の担当のため、1か月後の6月25日に診てもらうことにしました。あいにく当日のMRIが予約できず、MRIだけは前週の金曜日に撮影し、今日は診察のみ。

選んだ病院は診察は予約ができないため、7時過ぎに整理券を取得(9番)、8時から受付開始(脳神経外科の5番)、9時から診察開始で、自分の診察が始まったのが10時前。エアコンの効いた待合室で、調べ物をしたり、本を読んでいるだけなので、さほど気にはならないのですが、3時間近く待って5分の診察というのは、少々複雑なものです。

変化なし、経過観察継続

3時間待って聞かされた結果は、MRの画像から患部の状態は変化なし、このまま経過観察を継続。変化のないことは悪いことではないというコメントはあったものの、少しは快方に向かっているのではないかという淡い期待は見事に打ち砕かれました。

今後の見通しを質問すると、このまま変わらない、自然に治る、瘤状の膨らみが大きくなる、が考えられ、継続的な観察が必要。瘤が大きくなるようならカテーテルによる手術と説明を受けました。

また、動脈解離の場所は頭蓋外なので、出血しても脳内出血ということにはならない。ただ、瘤の中に血栓が溜まっている可能性はあり、それが何らかの理由で脳に流れ込むと脳梗塞の可能性はある。いずれにしても発生から時間が経過している動脈解離は安定しており、すぐに大きな危険があるわけではない、とのことでした。

次回のMRと診察は2か月後ということからも、担当医が危険性は下がっているという判断であることは伺えます。ゴルフについても、前回は「ダメ」という強い表現でしたが、今回は「おススメしない」と表現が緩くなりました。とはいえ、脳梗塞の危険を冒してのゴルフは躊躇しますので、しばらくは自粛することにします。

しばらく我慢

禁酒、禁ゴルフの生活は続きますが、脳梗塞に至った方の闘病記などを読んでいると、自分は恵まれていた、ラッキーだったのだとつくづく思います。

その幸運に感謝しつつ、しばらくは我慢の生活を送ることとしましょう。

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