内頚動脈解離#5:内頚動脈解離とは?


前書き

2024年5月21日、脳神経外科にて「左内頚動脈解離」と診断され、禁酒、禁煙、禁ゴルフの生活に入りました。自分も予期せぬ通告にかなり狼狽えました。

ググっても、内頚動脈解離に関する情報はさほど多くはなく、これからどうなることやら。同じような道を辿る人もいるかもしれず、自分の経験が何かの足しになればと書き残しておきます。

ただし、医師から口頭で伝えられたことも多く、記憶が定かでないものもありますので、その点は十分にご留意ください。なるべく出典は明示するようにします。

出直して動脈解離のお勉強

すっかりプラークによる内頚動脈狭窄症と思い込んでいたところ、動脈解離と禁ゴルフを宣告されてしまった後、凹んでいる間もなくまず取り掛かからなければならなかったのが、当面のゴルフのキャンセル。取り急ぎ、7月初旬までの予定を泣く泣くお詫びの連絡を入れました。

続いて、そもそも内頚動脈解離とは何か。動脈解離という言葉は知っていたものの、内頚動脈に解離が起きるとはどういうことなのか、これから自分は一体どうなるのか。医師からは、患部がどのように変化するかを観察しながら決めていくとの説明を受けていますが、やはり気になります。

「内頚動脈解離」でググってみても、症例の論文のようなpdfが多く、あまりわかりやすいページがヒットしません。こちらのページの説明より、「内頚動脈、椎骨動脈、脳底動脈」「日本人は内頚動脈解離よりも椎骨動脈解離が多い」「自然治癒することもあるが、脳梗塞やくも膜下出血の危険もある」ということがわかりました。

調べているうちに「脳動脈解離」や「解離性脳動脈瘤」でググったほうが多くのページがヒットすることを覚えました。しかし、やはり内頚動脈解離よりも椎骨動脈解離の情報が多く、記載されている内容も椎骨動脈解離に関するものなのか、内頚動脈も含む脳動脈解離全般に関するものなのか、迷うこともありました。原因としてゴルフも考えられるという情報もあり、これはかなり凹みました。

脳動脈解離の闘病記

有名人だとコメディアンの千鳥ノブさんが椎骨動脈解離、アナウンサーの大橋未歩さんが内頚動脈解離を経験しているようです。ノブさんは首の痛み、大橋さんは脳梗塞による麻痺も出て、脳動脈解離が見つかったようです。

通常は二人のように何らかの症状が出て発覚することが多いようで、無症状のままそのまま自然治癒してしまう人も多いのかもしれません。私も一時的な視野狭窄が気になって脳検診を受けたところ内頚動脈解離が発覚しましたが、その一過性黒内障以外は何の何の自覚症状もありませんでした。

さて、2~3か月で自然治癒などという記載があるのですが、私の一過性黒内障があったのは3月下旬から4月中旬。今は6月末なので、もう2か月。次回のMRI診断は明後日の6月25日。酒もゴルフも控えた1か月。患部が快方に向かっていることを祈るのみです。

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