リスニングセクションで結果を出す直前対策のススメ!

ぽるぽるさんとのコラボマガジン「Jay&porporのTOEICツアー〜800を目指す旅〜」をお読みいただきありがとうございます。
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さて、今回のテーマは「短期対策でやるべきこと・やるべきではないこと(リスニング編)」です。

テスト当日までの日数によって、効果的な学習と逆効果となる学習が存在します。これは、スポーツの試合で考えてみるとわかりやすいでしょう。たとえば、明日がバスケットボールの試合当日だとしたら、何をしますか?

「今日はみっちりと筋トレをするぞ!」ということはないでしょう。明日は大事な試合なのに、筋肉痛で実力が出せなくなってしまう恐れがあります。

おそらく、試合当日に起こりうる場面を想定した技術練習をするのではないでしょうか。

TOEIC対策も同様です。3日前の対策、3週間前の対策、3か月前の対策では、それぞれやるべきことが変わります。

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僕がいつもお伝えしているのですが、TOEICでスコアアップを達成するためには、3つの力が必要です。

1.英語力
2.情報処理能力
3.対策力

1つめの「英語力」とは、単語力や文法力など知識を土台とするものです。英語力を身につけるプロセスは、「知らない」→「知る」→「わかる」となり、知っているものと知らないものを関連付けながら知識を増進していきます。スポーツで言えば、基礎体力のことです。

2つめの「情報処理能力」は、情報を処理する力ですから、身についている英語力を活用して、英語を理解する力です。「単語は知っているけれど聞いてもわからない」とか「単語は知っているのに速く読めない」という悩みは、英語力はあるけれど情報処理能力が不足しているという状況です。スポーツで言えば、バスケットボールのドリブルやシュートなどの技術のことです。

そして、3つめの「対策力」は、テストの受験スキルを指します。英語力や情報処理能力を、TOEICで求められている力を発揮するためにチューニングするための力です。スポーツで言えば、試合に向けて相手の傾向に沿った実践練習をしながら身につける力のことです。

ここからは、テストまでの日数が2週間を切っている時に、リスニング対策としてやるべきこと・やるべきではないことをお伝えします。

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