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ホンマやな?ホンマに特措法、卒業するんやな?


 ウイルス側が共生を図ろうとしているのに、諸外国に比べて大した被害を受けていなかったはずなのに、ごく少数を除く多くの国民が、自ら考えることも調べることもせず、ただ世間の顔色をうかがうことに汲々とし、自己顕示と自己保身の権化のような面構えの専門家達が垂れ流す言葉を信じた。そして今も多くの人が信じているようだ。
 人権侵害につながることから狭い特殊な世界(病院内など)にのみ適用が許されていはずの「徹底した感染対策」という「ルール」を容易に受入れ、その「ルール」で互いを監視し合った。大人を守るために、あろうことか子供を人柱としてしまった。 
 そして最悪なことに、権力が法治を蔑ろにする事態を許してしまった。それを歓迎していた人々が少なくなかったことは、衝撃的だった。政治は国民の愚行を身を挺して止めることなく、あろうことかそれに乗っかってしまった。
 何度も止める機会はあった。最も早いタイミングだったのが2020年10月頃だった。そこで止めていれば、世界でも類のないほどに、コロナ対策禍の被害が少なかった国となれたはずだった。でも、何故か、気がつけば3年も続いている。被害は今も続いている。酷いものだ。
 一体、この「特措法を卒業します」、何度目だろう。
 今更だが、私はこの話題を目にする度に、これを思い出してしまう。

 今まで「やめへんでぇ〜」と言ってきたのは、政府ではない、一部の専門家を信じていた多くの国民だ。たかが専門知にすぎない代物を、さも全能であるかのように崇めていた国民である。
 子供は純粋に被害者だ。でも我々大人は、被害者とともに加害者である。もしくは、ただの加害者である。
 もうやめましょうよ。4月まで待つ必要すらない、今すぐに。 
 今回は「やめへんでぇ~」は勘弁して下さいね…

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