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The Wall

 ロジャー・ウォーターズと脱退後のピンク・フロイドとの長年の確執を考えると、「ピンク・フロイド元メンバー」と記載するのは少し気の毒な気がするが・・・彼がどうもロシアのプロパガンダに乗せられているらしい。まあ、偏屈さんだからねぇ。

 ウクライナの国連大使がロジャー・ウォーターズを評して、「ロシアの偽情報とプロパガンダという壁の単なるレンガの役割を引き受ける姿は、かつてのファンにとって非常に悲しいことだ」と。上手いこと言う。

アルバム The  Wall の another brick in the wall part2 がこのコメントの元ネタだ。
作詞したのはもちろん、ロジャー・ウォーターズ。

All in all, it's just another brick in the wall.
所詮、それ(教育)は壁のレンガに過ぎない。
All in all, you’re just another brick in the wall
要するに、君らは壁を中のレンガの一つだ。

another brick in the wall part2 は☝の2:00ぐらいから。

 プログレ好きは一言居士が多いからアレだが、私はピンク・フロイドの中ではThe Wallが一番好きだ。特にこのアルバムのコンセプトは大好物である。
 さらに、このアルバムを元に作成された映画Pink Floyd The Wallがまた胸糞悪くて良い!
 探したらなんと、ほぼ全編リマスターされたのがyoutubeにあった。

その映画の中から👇

特にthe trialは、ロジャー・ウォーターズの歌声が胸糞悪さを増幅させてて良い、すごく良い!
Tear down the wall! 壁を壊し給え!
…壁壊したら、いよいよ自分を保てなくなるんじゃないの?と思ったら、壁の向こうは…
Isn't this where we came in ? ここはぼくらが入って来た所じゃないのか?

そして、この曲もいい。映画では使われなかったシーンだ。

懐かしさのあまり、全部見てしまった…

 創作者は、創るものが人の心に刺さるものであれば、人の心を動かすものであれば、それで良い。彼らを人格や思想で判断してはならない。ましてや、品行方正を求めるなど無駄なことだ。彼らが型にはまることなどあり得ないだろうから。


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