「ワクチン」と呼ばれている薬剤への疑念、の中間まとめ その①

 この前取り上げた「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える」勉強会、にて福島先生が示されていたデータを確認するために、アドバイザリーボード👇を久々に確認してみた。この薬剤に関しては、個人的に結論が出てしまっているので、最近ほとんど見てなかったのだ。

 アドバイザリーボードと言えば、接種歴不明のケースを全て未接種に入れることで、未接種陽性者数を水増しする、という詐欺を行っていたことが印象深い。
 これに関しては、以前に森田先生が丁寧に説明されていた。

 その詐欺は「全国の新規陽性者数等及び高齢者のワクチン接種率等」という資料に含まれる「ワクチン接種歴別の新規陽性者数」という表👇で行われていた。赤線のところに「ワクチン接種歴が未記入の場合、令和4年4月20日までのADB提出データでは未接種に分類していたが、5月11日以降のADB提出データでは接種歴不明に分類している。」と書いてある。
 以上、この詐欺についてすっかり忘れていたので、あえて蒸し返しておいた。

①接種歴と陽性者数

第98回のアドバイザリーボードより

 👆に示したのは第98回(令和4年9月7日)のアドバイザリーボードより。
相変わらず不明が多い上に、30代、40代、60代後半は未接種者が10万人当たりの陽性者数が最も少ない。それどころか、2回接種済みと未接種者を比べたら、79歳以下は50代以外は全て未接種者の方が陽性者数が少ない、という、5月に詐欺を訂正した時期とほとんど変わらない結果が示されていた。

 そして、第99回より「全国の新規陽性者数等及び高齢者のワクチン接種率等」という資料は消えている。11月22日で第107回に及んでいるが、復活していない。全数届出を止めたからか?とも思ったが、9月25日までは全数届出されていたので、8月29日から9月25日までのデータは出せるだろう。
それどころか、今はもう5回目接種済みの人もいるのだから、より充実したデータが提示できるはずだ、と思うけど。
 
 一方、、👇はずっと掲載されている。ただ、これを見ても、「ワクチン接種が進むにしたがって陽性者の波が大きくなっているよね・・・」としか思えない。まあ、その点に関しては、変異によるウイルス感染経路の変化やPCR検査の増加の影響が大きいかもしれない、ということにしておいてやろう。

第107回アドバイザリーボードより

 なお、福島先生が提示されていたのは一つ前の第97回の分👇未接種陽性者が少ないのは第98回とほぼ同じ。しかも実数で計算た「ブレイクスルー感染率」は約75%というお粗末さ。隠したくなる気持ちもわかる

スライド提示されていたのは、下記に掲載されていた表と同じ。

これで感染予防効果がある、といわれてもね・・・ 

②接種歴と死亡率

 もう一つは👇。都合のいいところだけ赤くしているのが小賢しい。もう覚えていないが、当時話題になったような気もする。計算する気にならないが「65歳以上」を「65歳~89歳」にしたらかなり結果は変わるんじゃないの?という・・・そもそも、全年齢では死亡率は未接種が最も低い。
 最も、コロナ陽性死亡率が全くあてにならないことはもはや常識なので、実体は分からないが。
 ところで、昨年の7月のデータだ。以降のアドバイザリーボードの配布資料では、同じ内容のデータが載っていそうな資料を探すことはできなかった。現状はどうなっているんだろうか?

第50回アドバイザリーボード資料2-6より

これで重症化予防効果がある、と言われてもね・・・

その②、に続く。


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