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「Jatei、アナジャについて考えてみる」(CS優勝あり)GWCS記録

【はじめに】

多くの方は初めましてだと思いますので、軽く自己紹介を。

【自己紹介】

現在、広島県で主に活動しております一般DMPのJateiじゃてーと申します。

5cモルトを使い続けている者なのですが、これについては本記事の趣旨から外れますのでここまでに。

【本記事について】

本記事ではゴールデンウィーク(以下GW)に行われたCSに4日間、アナカラージャオウガ(以下アナジャ)で出続けた経緯と構築、成績などについて日記のようにゆる~くまとめていきたいなと思っております。

一応0.6倍ですが、CS優勝成績もある構築となっておりますので、もし構築で悩んでいるようでしたら参考までに。

【Jatei、アナジャについて考える】

【事の経緯】

そもそもJatei、アナジャをそんなに使ったことがありません。
(一応組んで、非公認大会でたまに使うくらい)

そんな自分がどうして、4日連続アナジャでCSに出続けたのかというと4月29日のレプトン サンモール店の非公認大会にきっかけはありました。

オリジナルフォーマットということで、特に使いたいデッキもなかったため、ほとんどテンプレの5c蒼龍で出場しました。

黒緑アビスとミラーを制して2連勝スタートを決めた後、3回戦対戦相手の先攻1t目マナチャージでJateiは戦慄することとなります。

ほぼアナジャ確定

そのとき、自分はこう思いました。

「あ…、負けたわ…」

対面がアナジャと判明したことで、Jatei脳内ではどのようにして自分が負けるのかのビジョンがはっきり思い浮かぶほど絶望していました。

まずは5c蒼龍、とこしえの超人があり得ないほど重たいです。

ブレスラ蒼龍の大地無力化できる

受けでとこしえを除去する手段が基本S・S・Sしかありません。しかも、バトルゾーンのクリーチャーのパワーを綺麗に散らばせれば、踏ませたとしても、とこしえを除去できないままターンをもらう形になります。

さらに厳しいのがCRYMAX ジャオウガで受けの要求値が一気に挙げられてしまうことにあります。

銀縁かっこいい

とこしえ+アタッカー+クラジャの盤面を返すには、S・S・Sを踏ませたうえで、獅子王の遺跡などの次の自分のターンにつながるカードも踏ませないと切り返すことはできません。

ここで重要になるのが3枚のシールドで適当な2枚を踏ませないといけない点です。

まぁ~、厳しいですよね。
実際に踏むかどうかは運が絡むのでここでは言及しませんが、アナジャ側に分がある勝負であることはここまでの説明で想像に難くないと思います。

ダメ押しにクラジャの攻撃を耐えてドルファディロムを出したとしても、デドダム・メイデン・ジルコン全てを除去することはできないので、S・S・Sで手札に戻ったクラジャでEXライフを剥がされてゲームセットまで約束されています。

その試合は概ね予想通り、負け。

ですが自分の心の中には、悔しいよりも「このタイミングでアナジャを使うなんて天才だ!」と思うほど感激していました。

概ね次のCSは5c蒼龍が多いと感じていた中で、それに(個人的見解で)有利がとれるデッキがあるとわかり、Jateiの心はアナジャに魅了されました。

こういった経緯からJateiのアナジャ使用が決まりました。

ここからはリストの中でも特徴的なカードについて、かいつまんで解説していければと思います。

【構築紹介】

(採用カードについて一部抜粋で解説)

DECK MAKER様より引用

・とこしえの超人 × 4

本日の主役

ブレスラ・蒼龍といった踏み倒し札だけでなく、メクレイドもとがめることができるメタカード。

また1マナということで、Disメイデンやデドダムで増やしたマナで出すことができます。

このおかげで黒緑アビスといった速度を求められる相手にも、自分の動きを通しながら相手の動きを阻害することができます。

本格的に5c蒼龍をメタるなら若き大長老 アプルを採用して、グレイトフルベンの墓地をマナに送る動作も封じるべきなのでしょうが、メクレイドに非対応なのとくっつきやすさの観点からとこしえを採用している感じです。

・キャディ・ビートル × 2

5000VT出さないでください

正直なところ、とりあえずで入れたカード。

ですがこのデッキ、5000VTを出されるとアタッカーがほとんどいなくなるため、5000VTの牽制のためにキャディを使うことはよくあります。

加えて最低限、赤青マジックとゲームをさせてもらうための時間をもらうためにキャディに頼ることもあります。

またオリジナルでも流行っているゴスペルにも刺さってくれるので、なんだかんだキャディは必要なのかなと思います。

このデッキの主なメタ対象は5c蒼龍と黒緑アビスなので、それら2つにキャディはそんなに使わないため、必要なときにラジオから引っ張ればいいくらいの認識のため2投に抑えています。

・霊淵 ゴツンマ=ダンマ × 3

かわいい顔だけど対面の顔は渋くなる

この構築の異彩枠(?)となります。
ちゃんとこのデッキに噛み合うポテンシャルを持っているので、それについてお話していければと思います。

まずアナジャというデッキ、闇文明が基本的に少なくなりがちです。(大体13枚くらい)
デドダムの出しやすさやアーテルやクラジャを素出しできるかといった、勝敗に直結する要素にもなります。

もう少し黒が欲しいと感じ、DECK MACERでいろいろなカードを漁っているとラジオから出せて、どの対面に使える黒単色のカードが見つかりました。

それがJateiと霊淵 ゴツンマ=ダンマの出会いになります。

また3マナで使えるということで相手の動きを鈍らせ、次のターン安全にラジオを使うことができ、リソースとさらなるメタの展開につなげることができます。

ラッカゴスペルのように、細かなマナ管理が求められるデッキにおいて置いたマナに置いたカードがすぐに使えないというのはかなり痛手になります。

(例:氷柱と炎狐の決断が3ターン目に使えない、メタを超えようとバットドッグ・マニアクスを使うとキリモミのための赤マナとゴスペルのための青白マナがなくなるなど)

マナのタップインならタイムトリッパーもいますが ゴツンマである理由がちゃんとあります。

それはハイパーモードにあります。

ゴツンマはハイパー化するとW・ブレイカーと攻撃時セルフ2ハンデスをすることができます。

これが字面以上に強く、メタにリソースを割いてしまったためにクラジャを探しつつ7マナ溜めるのがしんどい時にW・ブレイカーを簡単に用意できるというのはとても心強いです。

ハイパー化のおかげで、出したクリーチャーやとこしえのようなプレイヤーに殴れないクリーチャーを実質打点に換算できるため、殴れない強力なメタカードの採用や詰めやすさにゴツンマは寄与してくれています。

3投である理由は基本的に1体ゲームに絡めば十分だと感じたためです。
(たまにゴツンマ2体出して、両方ハイパー化して押
し切ることもあるけど… マナタップインが2体いてもしょうがないしね。)

【構築改善案】

・現状5c蒼龍の母数はそこまで多くないため、とこしえの4枚目をキャディ・ビートルの3枚目にすることをお勧めします。

・グーゴル <XENOM.Star>は全然使わなかったのでアーテル・ゴルギーニの3枚目にしました。
(天門に対してのメタカードだが、このカードに使う聖域もリソースもなく、そもそも天門がそんなにいないため解雇)

【成績まとめ】

[5月2日]
ブックオフ広島八木CS 出場者26人
1回戦 〇 先攻 赤青マジック
2回戦 〇 後攻 アナカラーグラスパー
3回戦 〇 先攻 5c蒼龍
4回戦 x 後攻 赤青マジック(時間切れ両敗)
5回戦 〇 先攻 4c刃鬼
最終成績:1位🥇
(追記:コメントの「天啓」は上記の使用経緯の事です)

[5月3日]
レプトン モール店CS with けみくろ放送局
出場者155人
1回戦 x 後攻 赤単我我我
2回戦 〇 後攻 5cバンキシー
3回戦 〇 後攻 緑ジョーカーズ
4回戦 〇 先攻 5c蒼龍
5回戦 x 後攻 白緑天門
6回戦 〇 後攻 黒緑アビス
7回戦 〇 先攻 赤白ヴォルジャアク
最終成績:5勝2敗22位


[5月4日]
レプトン サンモール店CS 出場者63人
1回戦 〇 先攻 ラッカゴスペル
2回戦 x 後攻 青黒COMPLEX
3回戦 x 後攻 シータジャイアント
4回戦 〇 後攻 青魔道具
5回戦 〇 先攻 黒緑アビス
最終成績:3勝2敗21位


[5月5日]
HDMオリジナル杯 出場者50人
1回戦 〇 先攻 黒緑ケンジキングダム
2回戦 x 後攻 ラッカゴスペル
3回戦 〇 先攻 ラッカゴスペル
4回戦 〇 後攻 黒緑アビス
5回戦 〇 先攻 黒緑アビス
6回戦 x 先攻 アナカラージャオウガ
最終成績:4勝2敗10位


【さいごに】

だいぶ簡素ではありますが、JateiとアナジャのGWについてまとめてみました。

身内からも「キショい」「気持ち悪い」「うざい」などの好評の声(?)をいただけているので、かなりいい構築になったのではないかと思っています。

顔見知りであっても悪口で人やデッキをイジるのはほどほどに… 本当に人を傷つけてからだと遅いので)

こういった感じでJateiの思いつきや出来事などについても、日記みたいに書き綴っていこうと思いますので、気楽に見ていただけると幸いです。

だらだら続きましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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