ピンク髪は最高

#髪を染めた日

高校生の頃から憧れてた【ホワイトピンク】
それまでピンク髪に憧れて何度かピンクに染めたことはありました。

最初にピンクに染めたのは高校卒業時。
市販のピンクのカラー剤で、自分で。
高校卒業したての私には美容院で染める財力も勇気もありませんでした。当時はブリーチをしないとパッケージ通りには発色しないことを知らずにワクワクで染め、髪を洗って乾かして、落胆したのを覚えています😅

大学生になってすぐアルバイトをはじめました。そのバイト先では明るい髪色はNGでした。
次に髪色を自由にできるようになったのは運転免許合宿の時でした。久しぶりにバイトでまとまった休みをもらえたので「2週間明るい髪色にしよう。」そう思ったのですが、派手になりすぎるのが怖くて、ブリーチなしの暗めのピンクでした。自分で染めた時に比べてピンクにはなったけど、やっぱりガッツリピンクにするのがずっと心残りでした。でも周りからどう思われるか気にして、ずっとできずにいました。



気づけば大学4年生、学生最後の春休み。
髪を自由にできる最後のチャンスだなとぼんやり思っていると、予備校の恩師のツイートが目に飛び込みました。そこには予備校で物理を教えていた姿からは想像できないくらいビジュアル系の派手派手な恩師の若い頃の写真と共に

『黒歴史でもなんでもなく、挑戦した結果のいい思い出だ。他人の定める評価などどうでもいい。自分が楽しいと思ったことなのだから皆さんも人生を謳歌してください。』

という文章が添えられていました。正直泣きそうになりました。このツイートが私の心を前へ押し出してくれました。

しかし、バイトはしていなかったのですが、こども食堂で活動をしていました。さらに、名護こども食堂の名前を背負って人前に立つことが多かったので、やっぱりやめた方がいいか…と悩んでいました。そこで、名護こども食堂でお世話になっている運営者の神谷さんに相談しました。すると返ってきたのは

「派手髪に1票!大事なのは心です!」

という言葉でした。
この言葉でやっと決心ができました。
沖縄Tacoスパ‼︎でお世話になっている方とか、周りの方々が背中を押してくれて、決心しました。

周りからの評価よりも、自分がどう生きたいか、何をやりたいかの方が大事ですよね。(もちろん人に迷惑をかけない範囲で)人生は一度きりだし、自分の人生なんだから!

やるならとことん!派なので、本当にたくさん美容師さんを探しました。レビューやインスタの画像からハイトーンにこだわりを持っていて、この人になら理想のピンク色にしてもらえるかもしれないと思い、予約しました。

予約当日緊張して美容院に行くと、その美容師さんは丁寧なカウンセリングをしてくださり、どうして私がこの髪色にしたいのか、"何色にしたいのか"だけではなく、私の"想い"までしっかり聴いてくれて、「よし!じゃあ、めちゃくちゃかわいくしちゃうね!!」と。これだけでもすごく嬉しかったのに、仕上がりは想像以上でした。市販のカラー剤で暗染めしちゃってた私の髪の毛が、とても明るく本当に綺麗なピンク色に発色していて感動しました。

派手なピンク色にした直後はソワソワしました。しかし、決心して一歩踏み出したからか、自分に自信がついたようにも思えました。今ならなんでもできそうな気がする!と。
実際、髪色をピンクにしてから、今までよりも、
より一層、色々なことに挑戦することができました。

また、ピンク髪になってから出会った人にはすぐに覚えてもらえました。さらに
「綺麗な髪色ですね!」「似合ってる!」「かわいい色!」など、嬉しいことに会う人会う人全員に褒めてもらえました。全員です。こども食堂のこどもたち、友達、教授、沖縄Tacoスパのお客様、店長さん、課長さん、大学の先生、教育実習でお世話になった先生方、こどもから大人まで…
あんなに周りにどう思われるか気にしていたのが、なんだ思い過ごしだったのかと。自分が心配していたのとは裏腹にみんな受け入れてくれるどころか褒めてくれたのです。

ピンク髪にしたことで得られたものは想像以上に多く、そして大きなものばかりでした。
髪色ひとつで?そう、髪色ひとつで。
変わったのは髪色だけではなかったのです。もう一つ変わった大きなもの、それは、自分の気持ちです。気持ちも変わったのです。気持ちが変わると物事の捉え方、考え方も変わります。私は前向きになりました。

もし、今、髪色を縛られない環境にいて、派手髪に挑戦しようか迷っている人がいるなら、全力で背中を押してあげたいです。

迷ってるなら飛び込んじゃえ!!!
誰に迷惑をかけるでもない。自分がやりたいならそれでいいじゃないか!!

派手髪はいいですよ!鏡を見る時に明るい気持ちになります。
私もまたいつかピンクに。

▼美容師さんInstagram▼


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