会計初学者が簿記3級、2級に挑戦して良かったこと

コロナ禍で外出できない、家で何か楽しむ必要がある、転職して経験積みたかったことを思うようにできない…

プラスな事をあまり考えられなかったあの時期、思い切って新しいことに挑戦した人は多いと思う。

私もその1人で、何を始めようかと少し迷ってから始めたのは簿記の勉強だった。

大学で触れたこともなければ、社会人になって勉強したこともなかったから、初めて触れる学問に30手前で出会ったことになる。

ふくしままさゆきさんという簿記勉強してる人界隈では有名な方(だと思う)の動画と市販のテキストと問題集を活用して、気が向いた時にのんびりマイペースに勉強を続けた。

知らなかった仕組みを知ると理解につながる、何か語学勉強に通ずるところがあるような気がして、私は簿記の勉強にはまった。

そしてマイペースすぎて、気づけば1年弱?簿記3級の勉強をしていた。

これまで実施していた紙の試験に加え、コロナの影響で会場に行きつつネット上で試験を受けられるネット試験が登場していた。

長い時間かけて勉強していたけども、ネット試験直前に演習不足な自分、問題集や模試をあまりこなせていない自分に気づいてしまい、不安になりつつも1度目の受験を終えた。自分の不安感ほど頼りになるものはない。3点足らずに落ちた。

そこから演習に力を入れ、恐らく1年数ヶ月かかって、簿記3級に受かった。

合格、不合格なんて言葉を聞くのはいつぶりだろう。簿記の勉強自体も楽しみつつやっていたけれども、資格を取得するというのも楽しく感じた。

そこからまた色々考えて、その上の資格にあたる簿記2級と更にUSCPAにも挑戦することにした。

何がきっかけで何を始めるか、わからないものだ。

簿記2級の勉強はなかなか大変で、3級と同じマイペースさだと多分3年くらいかかる、と思って途中から平日も休日も良く勉強するようになった。

前回の反省を活かして、論点を一通り学んだら問題集を沢山やったけども、1度目の試験はまた2〜3問分足らずに落ちた。

USCPAの勉強が進められず焦っていた私は、平日朝に早起きして、夜もできるだけ勉強、休日ももちろん勉強…と中々の勉強漬けな日々を送った。

そして2度目の挑戦で合格。

大変だった…

大変だったけど、私は勉強する癖がついた。何か目標をしっかり達成することを2回もやり遂げた。

そして今後目指したい自分の姿が前より見えるようになった。

そのあたり感じられたのが、嬉しい収穫だった。

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