定例ゼミ『モダニズムの思想とジュエリー』(2)
AZClubジュエリーの歴史研究
定例ゼミ『モダニズムの思想とジュエリー』(2)
(A)
Face to Faceによるゼミ=2023年5月15日(月)17:00〜19:30
定員5名。参加料4000円。ルノアール新大久保店会議室。
(B)
ZoomによるOnlineゼミ=2023年5月22日(月)19:00〜21:00
定員7名。参加料2500円
*今回のゼミは「ジュエリーにおけるモダニズムとは」がテーマです。恐らくこのようなテーマはジュエリー業界として初めての試みになると思います。
*AZClubジュエリーの歴史研究ゼミはJewellerystory_0512@yahoo.jo.jp までお申込み下さい。またジュエリーについてご意見、ご質問を承っております。お気軽にお寄せください。
◎
アール・ヌーヴォーが何故「新しい芸術」と言われるのでしょうか。
18世紀になり帝政様式と並行して
ロココを中心とした意匠(デザイン)がジュエリーにも影響を及ぼし、
ネオロココ、ロココリバイバルと呼ばれながら
それは1870年頃まで続きます。
そして1880年頃になると
シャルル・フレデリック・ウォルトを中心に
フランスのオートクチュールモードの世界でも新しい波が起こります。
そして、
ロココの精神に新しい女性像をフォーカスすることによって
アール・ヌーヴォー(新しい芸術)が生まれるのです。
それはまた新しい装飾芸術(decorative arts)の始まりでもありました。
モダニズムの源流はアール・ヌーヴォーにあるのではないでしょうか。
今回のゼミではアール・ヌーヴォーの視点を
モダニズムの思想と絡ませて考えてみたいと思います。
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