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#ジャルジャル
8.6『モノマネ芸人同士で結婚した奴』
完璧な状況設定は面白さを約束しています
ジャルジャルタワーにおいて2021年1月24日に発表されたこの動画はBEST NEW JARUJARUTOWERに選ばれました。
なぜこれほどモノマネ芸人たちの個人的な情報が面白く感じるのでしょう。有名人のペルソナを取り除いた彼ら自身に迫ることは、得体の知れない高揚感があります。
尾崎浴衣と岡本マヨネーズという絶妙な人選と名前。それだけで今週のBNJに
6.8『グルメロケするツッコミ下手な関東人な奴』
関 東人のカルト的人気は堅固なものになりつつあります
パワージャングルのツッコミである関は以前からその外見と言動により注目を集めていました。しかし2021年1月8日、ジャルジャルのもう一つのチャンネル、ジャルジャルアイランドの【開封】若手芸人が2021年福袋にツッコんでみた【ツッコミ下手な関東人】により改めて顕著になったのは、ボケの森山の自己中心的な挙動とその発言の凡庸さ、そして彼自身が非常につ
5.8『音を文字にする奴』
常に奇妙な職業が面白いわけではありません
基本的にジャルジャルは放屁の魅力に憑りつかれています。このコントでも屁が主となっています。
オノマトペやマンガの擬音の多様さから事実として言えるのは、音を文字に変換することは大変興味深いトピックだということです。しかしながら「音を文字にする」というレンジの広いテーマでありながら、屁の音を文字に変えるのみで主だった展開はありません。
一方で二人の雰囲気
8.8『帯広の景色を想像させる歌手に反発する奴』
前半・後半で異なるタイプの滑稽さを持ちますが、それらはどちらも高水準です。
ジャルジャルタワーにおいて2020年1月25日に発表されたこの動画はBEST NEW RE-JARUJARUTOWERに選ばれました。
私たちがジャルジャルタワーで見ることのできる歌ネタの多くは、歌を支柱として徐々に滑稽さを増していきます。しかし『帯広の景色を想像させる歌手に反発する奴』では様相が異なります。
前半で
5.3『部活の伝統、あっさり変える奴』
半端な現実性は時に滑稽さを損ないます
ジャルジャルタワーで私たちは現実から乖離した多くのコントを見てきました。(参照: 『雷雲教の教祖な奴』)一方で可能性が十分に考えられるコントもあります。(参照: 『実はそっちがネタ作ってる奴』)
今回の『部活の伝統、あっさり変える奴』は後者です。加えて、演じられている部活がラグビー部であることから、このコント内での事象や二人の発言はジャルジャルの個人的な経
7.1『ピン芸人〈バリボ山本〉って奴』
彼らのオーソドックスなコントスタイルである「オーディション」の多様性は尽きることがありません
ご存じのようにジャルジャルタワーでは芸人のオーディション(ネタ見せ)の様子を数多く見ることができます。バリボ山本もそのうちの一つです。
彼は悪口を受け取ったあと、バレーボールのようにレシーブ、トス、アタックの手順を踏み、ネガティブなエネルギーとともに「お前だ」と観客または出演者に声を張り上げます。