2024補強願望(左SB編)

↑前回の分です。

先に書いときますが、中野伸哉と菊地泰智が好きな皆さんは回れ右でお願いします。
俺としては叩いてるつもりはないですが、人によっては否定してると取られることを書いてる自覚はあります。

補強動向予想

今シーズンやりくりに最も困ったポジションだと思います。

開幕前の個人的な印象ですが、今年は中野が主軸として絶対的な地位を確立する前提の構成だと思っていました。
なので、その中野がフィットできなかったことが露骨に影響したと思っています。

中野が夏に移籍したことで、本職はレンタルの坂本(サイドバック経験約2年)しかおらず、菊地、楢原、長沼などコンバート組でのやりくりを強いられました。

菊地がレギュラーとして、特に組み立ての起点として頑張ってくれていましたが、ディフェンスラインに置くにはやはりサイズや身体能力がネックだなと感じました。
(DFラインで160cmはさすがに低すぎます)

すでに北島くんが昇格内定ですが、怪我でほぼ2年間を棒に振っている彼がいきなりプロでフル稼働というのは想像しにくいですし、長いプロ人生のためにも、個人的には来シーズンは無理をさせてほしくないと思っています。

なので、主力になれる本職の選手を獲得してほしいですね。

ほしいタイプの選手

基本的にはDFラインの選手ですので、最低限のサイズはほしいです。具体的に言うと、175センチ以上はあるといいなと思います。
(それをカバーできる身体能力がある場合は別です。)

また、戦術面を考慮すると、3バックの左や左CBもできる選手であることが望ましいと思いますし、組み立てへの参加も必須かつスムーズさを考えると、左利きであればよりよいかなと思います。

なので、
「え?その選手はCBじゃないの?」
って選手もいる気がしますが、来てほしい選手は以下のとおりです。

個人的に来てほしい選手

候補①
中塩大貴

今シーズン群馬の可変式ポゼッションサッカーで、一気にブレイクした大型サイドバック。

組み立てに参加できる左利きのディフェンダーとしてはJ2でも指折りだと思います。

守備時はCB、攻撃時はサイドバックのような振る舞いもしており、鳥栖のサッカーへの適性も高そうな気がします。

ただ、今年株を上げた選手なので、ポゼッションを志向するJ1クラブの間で争奪戦でしょうね。

候補②
大森渚生

大学時代までは基本的にはアタッカーの選手でしたが、栃木で3CBの左(攻撃時に左SB)にコンバートされると新境地を開拓しました。

組み立てに参加でき、自ら運ぶこともできるうえ、運動量も豊富で、鳥栖のSBに求められるプレーをできそうな予感がします。

個人的にはサイズがある程度ある中では、もっとも菊地っぽい動きが期待できる選手だと思っています。
(狭い局面での上手さには菊地のほうが秀でていると思います)

一方で、栃木のサッカーと鳥栖のサッカーの親和性が低いため、適応できるか少し懸念ではあります。

ただ、なんとなく鳥栖が目をつけてそうな気がするので、名前を入れてみました。

候補③
イヨハ理ヘンリー

2022熊本躍進の立役者ながら今年の京都ではそこまで出番に恵まれなかった印象です。

高い身体能力を生かした高い守備能力に加え、足元も安定感があり、熊本のサッカーに対応できていたように繋ぐ能力は低くないです。

また、左ならCB、SB、WBに対応可能なポリバレントさも魅力です。

ただ、来年新スタジアムがオープンする保有元の広島は、下部組織出身者を集めている印象ですので、レンタルバックが現実的なように思います。

候補④
高畑奎汰

左利きかつ小柄でない若手攻撃的サイドバックです。

攻撃センス、特に左足の精度はJ1でも間違いなく通用すると思います。

ポジショニングもよく、外でも内でもプレーできるので、鳥栖のスタイルにかなり合いそうな気がします。

守備はJ2レベルでも課題がある選手ですし、今年の鳥栖と高畑自身の守備の課題が合致しているように思えるところが少しネックです。

ただ、それを差し引いても左足の魅力が勝る選手です。

おわりに

鳥栖としてはマストで取らないといけないポジションであると同時に、リーグ全体でそもそもの人材が不足しているポジションだと実感しました。

代表ですら3バックの左やボランチが本職の選手が務めている現状ですからね。

個人的には補強してほしいと思うと同時に、ロマンたっぷりの坂本稀吏也にポジションを掴んでほしい気持ちがありますが、後半戦まったく試合に出ていないですし、レンタルバックなら残念です。

ではまた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?