見出し画像

【刺子】古き世の”面影” 抽象図案 復刻編

刺子さしこ

刺子さしこ

#073
戦後復興期
作者不詳
118×162㎜
個人蔵 日本


図案・肉筆・原画・日本画


抽象図案の特徴と歴史

十字じゅうじ】多産・豊穣・生命力を象徴

古代から存在するシンボルの一つで、多くの地域で使用されています。
十には「完全・満ち足りている」という意味があり、縁起がよい模様で多産・豊饒(ほうじょう)を意味する象徴でもあります。
キリスト教の十字架、占星術、天文学、方位などのシンボルとされ、「神聖」「神への愛」「復活」「困難に対する勝利」「希望」「生きる力(生命力)」などの象徴であるとされています。


刺子さしこ

刺子は、日本に古くから伝わる伝統的な刺繍です。素朴で美しい技法は、庶民の日々暮らしのなかで編み出されました。 発祥の地は定かではありませんが、全国各地で見られ、特に東北地方に伝わる刺子が広く知られています。
厳しい寒さを凌ぐために防寒、補強として、衣料に刺子をしたことが始まりとされています。


ダブルマット枠【かさねの色目】

マット枠の色の組み合わせによってアートプリントの表情が変化します。色の組み合わせの一参考にしてください。

長方形窓枠 サンドベージュ
ひょうたん窓枠 アイボリー

【参考】使用材料
・色画用紙くすみカラー10色 B4(253x352㎜)協和紙工㈱(セリア・ダイソー)
・環境にやさしい色画用紙 B4 黒色6枚(ダイソー)
・環境にやさしい色画用紙 B4 白色10枚(ダイソー)

JAPONISMeDesignWorks(ジャポニスムデザインワークス)の優碧莞(Aoi)です。 いただいたサポートはデジタル修復作業含む創作活動に大切に使わせていただきます。 最後までお読みいただきありがとうございます。