見出し画像

【切箔散らし】古き世の”面影” 抽象図案 復刻編

切箔散きりはくちらし 】

切箔散きりはくちらし

#096
戦後復興期
作者不詳
160×221㎜
個人蔵 日本


図案・肉筆・原画・日本画


抽象図案の特徴と歴史

切箔散きりはくちらし】調和を象徴

「切箔」は、色紙や短冊、扇面、仏画、仏像、経巻、料紙、屏風などによく見られる表現です。箔を種々の形に細かく切ったものを薄い糊をはいた上に不規則に振り落として貼り付けて表現する装飾技法のことをいいます。
箔には金、銀、 すずなどが使用され、 「形」は、四角形・三角形・菱形・丸型などがあります。これらの形は「陰陽説」に基づいているといわれています。

※「陰陽説」は、すべての自然事象は陰と陽から成りたち、どちらか一方に止まることなく、お互いに影響しながら補い合い、調和し、万物を生成、発展していくという自然の摂理原則を説明しています。


ダブルマット枠【かさねの色目】

マット枠の作り方や【ダブルマット枠】テンプレートなど、以下の記事も参考にどうぞ。

マット枠の色の組み合わせによってアートプリントの表情が変化します。色の組み合わせの一参考にしてください。

長方形窓枠 ブルーラベンダー
ひょうたん窓枠 ライラック

【参考】使用材料
・色画用紙くすみカラー10色 B4(253x352㎜)協和紙工㈱(セリア・ダイソー)
・環境にやさしい色画用紙 B4 黒色6枚(ダイソー)
・環境にやさしい色画用紙 B4 白色10枚(ダイソー)

JAPONISMeDesignWorks(ジャポニスムデザインワークス)の優碧莞(Aoi)です。 いただいたサポートはデジタル修復作業含む創作活動に大切に使わせていただきます。 最後までお読みいただきありがとうございます。