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Dia 4 山根恵里奈さん

4月1日(月)朝9時。

スタッフの泊っているホテルにホストファミリーが選手たちを送り届けてくださる。しかし、そこはスペイン人。9時集合だというのに9時にクレープ屋に寄っちゃうファミリーがいたりなどして、ベティススタジアムに到着したのは約束の10時きっかり。

待ち合わせ場所には、なでしこゴールキーパーの山根恵里奈さんが待っててくださってスタジアムツアーの最初からお付き合いくださいました。事前のベティス担当者さんからのメールでは、行程の一部だけ登場してくださる予定だったので、びっくりです。

選手たちが試合後インタビューを受けるところを通り、

選手たちが実際に使うロッカールームで選手の靴を発見し、

スタジアムの一番良い席から全体を眺めました。工事中の席が完成すると6万人収容になるそうです。ベティスファンは世界中にいて、その数はラリーガ全体の4番目だとか。

すげー、の一言です。

ベティスのレジェンドRafael Gordilloさんも登場してくださり記念撮影。

選手たちは、すっかり慣れてきて記者会見場ではシミュレーションしまくり。しかしなぜか敗戦の質疑応答に。0-10で負けてどうでしたか、とか言ってるし(笑)

そのあとは、いよいよトレーニング。ベティスの専用練習場に移動です。て年芝のピッチが1つと人工芝が2つ。更衣室は8つあります。人工芝の1つでは、U23の選手が練習していました。

フィールドプレーヤー組は、山根さんが通訳。

キーパー組も、きっちりストレッチした後で、トレーニングメニューをこなしていきます。

そのあとは、まさかの雷雨の中でミニゲーム。セビリアで雨が降ることは、かなりかなり珍しいそうです。なんてこと。逆に持ってるのかも(?)

挨拶して終了。コーチと山根さんにお礼を言っていたら、まさかの、お申し出が。

練習後のお昼ごはんに山根さんも来てくださいました!キーパー4人が山根さんの一番近くに座らせていただき。ほかの選手も、すっかりなついてしまって、楽しそうにおしゃべり。感激です。

山根さんは、震災当時、東京電力マリーゼに所属していて福島の東電でお仕事をしていました。3月11日は宮崎でキャンプ中でしたが、ご自分もいろいろなことがあったので、女川の子たちと自分は同じことを共有している。はるばるここまで来てくれて、すごくうれしい。とインタビューでおっしゃっていました。

たくさんの方の思いと行動がつながって、またこうして素晴らしい人に出会えたこと、すべてに本当に感謝です。