見出し画像

JAPHICマーク認証事業者様インタビュー♯6 【株式会社リサシステム様】

今回は、ソフトウェア開発事業を行っている株式会社リサシステムの代表取締役 篠崎様にお話を伺いました✨


JAPHIC事務局(以下J):まず初めに、リサシステム様は具体的にどのような事業内容になりますでしょうか。

篠崎様:ソフトウェア開発の受託事業や、受託開発において培ってきた技術を活かした自社製品の開発・販売を行っております。
受託業務としては、タブレット等で動作するプログラム開発やシステム開発が主な事業内容ですが、最近は電子黒板のソフトウェア開発の需要があり、そちらをメイン事業として行っております。

J:私は扱ったことがないのですが、電子黒板というと、学校などで使用される黒板の代わりになるような電子パネルという事でしょうか?

篠崎様:そうですね、大きなパネルを黒板に見立てて、タッチすることで文字や絵を書けるようにしたものです。
書いた文字の色を変えたり、簡単に綺麗な図形を書けるようなアプリを制作しています。
当社では主に小中学校用の電子黒板の開発を行っていますが、最近では教師は電子黒板、生徒はタブレットを使用して授業を行う事が多いため、タブレットのソフトウェア開発なども手掛けております。

丸や三角形、円錐や円柱まで、手書きで書いたものが正確な図形になったり、切り取って各生徒のタブレットに転送したりと、様々な機能の付いた電子黒板でした✨
私が小中学生の頃にも欲しかった…!

J:昔のように黒板の文字をノートに書き写すようなことはなくなっているのですね。

篠崎様:そうですね。電子黒板に書かれたものはそのままタブレットに転送できますし、テスト問題などもこの電子黒板に入れておくと、紙で配付することなく一斉送信できます。集計もこの電子黒板で行えますので、便利になっていますね。
他には、在宅介護用のアラーム検知装置などの開発から、販売までを手掛けております。
人工呼吸器を使ってるお子様を介護される方で、在宅介護の場合目を離せないという問題があります。
そんな時にこれを設置していれば、何かあったらすぐに対応できるという事で、お客様からのご要望があったため、開発を行い、自社ECサイトにて販売するようになりました。
カメラもついているので、その時の状態も確認出来て安心といった声も頂いています。

人工呼吸器などの医療機器に設置し、アラームが鳴るときに光るLEDを検知してご家族のスマートフォンに転送する仕組みになっているそうです。

J:素晴らしい技術をお持ちですね。
ECサイトでの自社製品の販売について個人情報を取得されている事が伺えますが、そのためにJAPHICマークを取得されたという事でしょうか。

篠崎様:そうですね。ECサイトの個人情報と、従業者の個人情報が主になります。ただ、個人情報というとその二種類になりますので、個人情報だけではなくて、機密情報という大きな括りで考えています。
社内の情報システムへのアクセスや、購入した機器の取り扱いなど、記録を残す事で適切に管理できますので、そういった点でJAPHICマークを取得しているといった形ですね。
また、大手の取引先に対して調査票を提出しなければならないのですが、その際に個人情報の第三者認証を求められたり、最近では東京都の入札に参加しているのですが、入札の参加条件として求められることがあるので、その際にJAPHICマークを活用させて頂いております。

J:入札の条件としてJAPHICマークが認められているという事ですね。
大阪では苦労したという認証事業者様のお話(※)を伺っていたのですが、東京都の入札では問題なかったという事ですね。
(※JAPHICマーク認証事業者様インタビュー♯2 【ICVコンサルティング株式会社 様 後編】)

篠崎様:そうですね、元々東京都の外郭団体様との取引があり、そこでJAPHICマークを取得している事を説明しておりましたので、それが良かったのかもしれません。

J:ご説明頂いていたという事ですね。ありがとうございます。
最後になりますが、JAPHICマークに対してご要望などはございますか。

篠崎様:以前は取引先や自治体から個人情報の認証を求められることは滅多になかったのですが、年々個人情報の取り扱いについて厳しくなってきていると感じます。
入札条件として個人情報の第三者認証が設けられることも多くなってきましたので、JAPHICマークがどの自治体でも認められるようになるといいと思いますし、そういった地域の分布図などがあるとありがたいですね。
他の第三者認証に比べてJAPHICマークは取得しやすく、良い意味で敷居が低いものであると思いますので、どんどん拡がっていってほしいですね。

タブレット式の入退管理システム。こちらもリサシステム様で開発されたそうです。
操作も分かりやすく見やすい設計のアプリでしたが、簡単に作成したものなので残念ながら販売はしていません、との事。随所にリサシステム様の技術力の高さが見受けられました。

高い技術力の基、個人情報保護体制を含めた機密情報に対して、確実に取り組まれている事が伺えました。
株式会社リサシステム 篠崎様、貴重なお時間を頂きまして誠にありがとうございました。


JAPHICマーク認証機構では、個人情報の取り扱いに関するトピックス(ex.取引条件にJAPHICマークが入っていました!うちではこんな独自の取り組みをしています!等)を募集しております。
是非お気軽にJAPHICマーク認証機構事務局まで(info@japhic.or.jp)ご連絡下さい😊














































個人情報保護体制を含め、この先何十年のしっかりとしたビジョンをもって取り組まれている株式会社エイル様。
日頃係わる事のない橋梁事業のお話しも沢山伺い、興味深いインタビューとなりました。
株式会社エイル 代表取締役社長 吾妻様、貴重なお時間を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。


JAPHICマーク認証機構では、個人情報の取り扱いに関するトピックス(ex.取引条件にJAPHICマークが入っていました!うちではこんな独自の取り組みをしています!等)を募集しております。
是非お気軽にJAPHICマーク認証機構事務局まで(info@japhic.or.jp)ご連絡下さい😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?