古峯(ふるみね)神社リトリート✨

令和5(2023)年8月11日(山の日)に栃木県鹿沼(かぬま)市の古峯神社リトリートツアーに行って来ました☺

窓花さなえさんとゆかいな仲間たち


東武鉄道新鹿沼駅前のモニュメント


大芦川(おおあしがわ) こちらのお写真には写っていませんが、渓流釣りや磯遊びを楽しむ方で賑(にぎ)わっています。
深岩石は栃木県鹿沼市笹原田で採掘される火山灰が凝結した凝灰岩です。大谷石よりも若干固く、吸水率も低く、ところどころに灰色い粒が入っています。建築に使われます。


大鳥居が見えて来ました。

以前行った川崎山王社 稲毛神社もそうですが、僕は神様だけ仏様よりも神仏習合に惹かれます。東京でいうと浅草寺と浅草神社の御神輿(おみこし)のように、なんでも受け入れるふところの深さが魅力です。

ただ、天狗はちょっと怖いです。
こちらの古峯神社も元々は神仏習合で、明治時代の神仏分離令によって古峯神社と瑞峯寺(ずいほうじ)に分かれました。
古峯神社でも瑞峯寺でも、天狗(てんぐ)様を祀(まつ)っています。

古峯神社 鴉(からす)天狗
古峯神社 大天狗


鉄道の安全祈願はレールを奉納
この中に後述する本殿があります。
不滅の御神火🔥
霊気(湯気)♨️に当たれば無病息災間違いなし

神社に日本庭園『古峯園(こほうえん)』があるのも珍しいですね。


池には鯉も泳いでいます。


神様だけでなくお地蔵様も祀っています。
紫陽花(あじさい)がきれいでした。
道教の教えから広まった庚申塔(こうしんとう)

旧暦では60日に1度、庚申(かのえさる)の日が巡ってきますが、この夜眠ってしまうと人の体内にすんでいる三し(さんし)という虫が天に昇り、天帝にその人の日ごろの行いを報告するという道教の教えがあり、罪状によっては寿命が縮まると言われていました。寿命が縮まっては大変。この日は身を慎み、虫が抜け出せないようにと徹夜して過ごしました。日本では既に10世紀ごろには盛んだったようで、「枕草子」、「大鏡」などに記述があります。この教えが広まっていく中で仏教や庶民の信仰が加わり、江戸時代には全国の農村などで大流行しました。 身を慎むことから始まりましたが、徐々に米や野菜、お金を持ち寄り、皆で飲食・歓談して過ごす楽しい集まりになっていきました。また、さまざまな情報を交換し、農作業の知識や技術を研究する場でもありました。この集会を3年18回続けた記念に建立したのが庚申塔です。長寿や健康のみならず、家内安全や五穀豊じょう、現世や来世のことなどを祈り、それを碑面に刻みました。


オニヤンマもいて、あるがままの美しさと、適度に手入れが行き届き、自然との調和を感じました。
古峯園(古峯神社) ― 岩城亘太郎作庭…栃木県鹿沼市の庭園。 | 庭園情報メディア【おにわさん】 (oniwa.garden)


夜はお風呂で汗を流しました。

今しか買えない。徳川デザインcoke
朝ごはんです。


朝の祝詞(のりと)の時には、名前を事前に申告して名前を読み上げて頂きました。


七夕(たなばた)は旧暦で行うそうで、今年は8月22日が七夕だったそうです。
僕も短冊に書きました。

屋根にも天狗
三つ巴(みつどもえ)の紋


ゆばうどんを買いました。
後日、自宅にて。おいしかったです😋


ふもとのお不動様 古峯原 金剛山 瑞峯寺(ずいほうじ)


古峯ヶ原(こぶがはら)の山を開いた勝道上人(しょうどうしょうにん)の像です。
天狗様 瑞峯寺

ご住職によると天狗様はインドのガルダ神からきているそうです。
インドネシアのガルーダ航空も同じ神様が由来です、とおっしゃていました。
天狗は助走なしに飛翔できるそうで、まさに風の時代にふさわしい神様(神の使い)です。
「一番有名な天狗は京都の鞍馬(くらま)山です」ということも教わりました。


お寺に鳥居があるのは珍しいですね☺
修験道らしくほら貝があります。
昔は紀伊半島でも獲れたそうですが、南洋の貝を山伏(やまぶし)が使うのもおもしろいですね。

神主がお祓いのときにバサッバサッと振っているわさわさとした紙の付いた木の棒。 神主というとこれを思い浮かべる人も多いと思いますが、これは何というかというと大麻(おおぬさ)という名前です。
神社のものとは全く同じではないと思いますが、お寺にあるのは珍しいです☺

天狗様の由来やほら貝、大麻について、なぜかモナリザを描いたレオナルドダヴィンチのお話まで飛び出し、とっても楽しい住職さんでした。


近くや有名な神社仏閣の時代によっての流行り廃(すた)れについても教えていただきました。

ご住職は、東西の歴史に明るく落語家の林家木久扇さんに似てひょうきんな方です。


ご住職が書かれた「龍」の文字
力強さと勢いがありますね☺


道の駅にて


苺アイスおいしかったです😋

電車で食べるためにお弁当もこちらで購入しました。
栃木牛を使ったお弁当もあります。


東武 新鹿沼駅に芭蕉I(ばしょう)はいます。

芭蕉名句集   

入逢の 鐘もきこえず 春の暮 

(いりあひの かねもきこえず はるのくれ)

元禄二年 四十六歳(真蹟懐紙)(曽良書留)

「この里は入相の鐘(夕暮れ時にお寺でつく鐘)も聞えず、ただひっそりとして、春は寂しく暮れようとしている。」

この像はチェーンソーで作ったそうです。

作った人、天才
芭蕉名句集   入逢の鐘もきこえず春の暮 (いりあひのかねもきこえずはるのくれ) | えしのブログ  躁鬱病、自己破産からの立ち直り (ameblo.jp)

★印刷用kouhou_1503.indd (city.kanuma.tochigi.jp)

窓花さなえさんのセッションでは感極まって涙をためるご参加の方もいらっしゃいました。

天狗様に守られた1泊2日の旅でした。
ぜひみなさんも訪(おとず)れてみて下さい☺

#古峯神社 #栃木県 #鹿沼市 #宇宙学校 #窓花さなえさん #瑞峯寺 #天狗様

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