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鵜来ちゃんが好きすぎる人のイベント感想(2023夏)

おはよ鵜来ちゃん。拙者ブルネイ泊地で提督業を営んでいるJanssonと申す。
以降お見知りおきをお願いしたく候(ノ)・ω・(ヾ)
実績:稲木ちゃんケッコンRTA暫定1位。

1.Janssonについて

・14夏着任。イムヤとマエストラーレ級が好き。

じじさんは天才だと思うし、本当に天才だと思うよ。

・鵜来ちゃんを愛で続けなければ死ぬ業を背負っている。

鵜来ちゃん!可愛すぎて、困ることはないのか!?


2.この記事のきっかけ

令和5年7月31日、先のプリンmodeで焼き尽くされた鵜来村に激震が走る。

鵜来ちゃんにボーナスがある神装備きちゃあ!!!!!!!!!!!!
――ん?(ノ)・ω・(ヾ)



え!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!!!!!!!!!!?!?!?!?!????!?!?!?!?!??!?!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



というわけで人生初のイベント先行をすることになりました。
なのでその時のこととかを書いていこうと思います。

今回も鵜来ちゃん成分は控えめなのでお子様でも安心してお読みいただける内容となっております。お時間ありましたら是非お付き合いください。

なおこの記事には2023年夏イベント、並びに「そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!」というフリーゲームのネタバレを含みます。予めご了承ください。


3.E1甲【本土近海哨戒遭遇戦】

うん、E1って感じだ!

サーバー解放と同時に突撃した私を待っていたのは、拍子抜けするくらい簡単な海域でした。道中に潜空マスも無いし、ボスはご覧の通り。

そう、これだよこれ!私たちが求めていたのは!やっぱりE1くらいは気楽にクリアできる難易度じゃないとね!

よーし、このまま2つ目のゲージもサクサク破壊しちゃうぞー!




ん~~~~~~~~~~~~~~~ふふふ、なるほどね?







こんなところで止まってられないんだよーーーーーっ!!!


鵜来ちゃんの最強装備!!!!!!!!

ブチ切れてサブ大和投げたけど勝ったからヨシ!!!!!!!!!!!!



4.E2甲【朝日、再び】

先に到達したRTA勢によると、ここはボス出現ギミック→輸送→戦力という構成らしい。いつも思うけど、最初にボスマスがないと悲しい気持ちになるですよ。

そんなことはさておき。E1ですでに精神を破壊されているが、こんなところで立ち尽くしてはいられない。流石にしばらくネ改とは顔を合わせないだろうし、今のうちに心の安寧を取り戻さなければ。とりあえずギミックギミック~。



ど゛う゛し゛て゛な゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛!゛!゛!゛
ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛



ボ゛ス゛に゛も゛い゛ん゛の゛か゛よ゛お゛お゛お゛お゛!゛!゛!゛!゛
い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛



妖精さんかわいい。肩に乗せて世界中を旅したい。

ギミックだけで1時間くらい沼りました。本当に辛かった。ギミック終わらなくて家中に慟哭を響かせたのは初めての経験でした。真剣に難易度下げを検討したけど、鵜来砲を人質に取られてたからね、仕方ないね。

しかし開戦直後で特効情報ないとかメイン艦使えないとか加味しても、流石にもう少し工夫出来たんじゃないかと反省しています。
やっぱり普通の人は先行とかしちゃダメですね、良い子のみんなは情報を待って、楽しく後発しようね☆


5.E3甲【八戸の盾】

疾り出せ、その足で、何も恐れずに。

全宇宙の鵜来ちゃんファンの皆様!!!!お待たせしました!!!!この海域をクリアするとですね!!!!なんと新しい海防艦、つまり、
鵜来ちゃんの妹が仲間になるんだよーーーーっ!!!!!!!!
うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
艦これ楽しい!!!!!!!!!!!!!!
艦これ最高!!!!!!!!!!!!!!!!!!

そうです。今回はウソではありません。正真正銘、鵜来ちゃんの妹が仲間になるのです。まだお顔を見たこともないのに、何故だかとても、好き、愛してる、ケッコンしよ。


というわけで輸送を終わらせて、潜水姫を爆☆殺したら最終ゲージ。

ボスは空母夏姫Ⅱさん。良かった、あんまり強い人じゃなくて。もし第一艦隊から雷撃飛ばしてくるやつだったら、全身の穴という穴から血が噴き出して絶命してたから、本当に良かった。

しかし油断はできない。E1、E2と凶悪な編成が続いていたので、随伴を見るのが怖くて仕方ない。だけど逃げるわけにはいかない。これに勝てれば、鵜来ちゃんの妹に会えるんだから!



ざぁこ❤ざぁこ❤随伴ふにゃふにゃ~❤



とか煽ってたら道中事故ってラスダンはアンカーまで回る激戦に。でも我らがラブリーエンジェル霞ちゃんがやってくれました。ありがとう。それ以外の言葉が見当たらないよ。お礼に増設開けてあげるね。

いや~~~長かったっしゅ。文章だと一瞬ですが、実際は開始からここまで15時間かかってます。日が昇る前に始めたのに、終わったとき西の空にオレンジ色が差していました。もう目はショボショボだし、肩はメキョメキョ。

けれどこれでやっと彼女に会えるのです。ああどうしよう、ちっとも寒くないのに、画面をタップする指が震える。報酬画面を送る度、胸の鼓動が速くなる。




あ待って待って待って!なんか嫌な予感がする!!心の大事な部分が警鐘を鳴らしてる!!やだやだやだすごく怖い!!ちょっと待って誰か助けて!!ゆるして!!天主の御母聖マリア罪人なる我らの為今も臨終の時も祈り給えイヤアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!






オ……





オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤



きょおほほほほほほほほほほほほほほほほwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



貴方が好きです。私とケッコンしてください。





6.E4甲【鎮魂の北海道厚岸沖】


稲木ちゃんがプロポーズに応えてくれました。しかしイベントはまだまだ続きます。正直もうやり切った感じなのですが、まだ後段すら始まってないという残酷な現実(23/8/15時点)。


タッチ最強!!!!

というわけで前段最終海域です。前評判で難しいと言われていたE4-2ですが、札割りと編成に自信が無かったのでサブながむつを採用。運よくラスダンは一発で突破できました。この人いつもタッチで試合壊してるな。

実際は後段の札と共通だったので、英米以外の有力空母を切って空4編成でも問題なさそうでした。ボーキサイトの節約にもなったので、どっちでも良かったと言えばそうなのですが……変に沼々しなかったからヨシ!


霞ちゃん大活躍(多分)。

続いてE4-3ですが本当に何も覚えてません。誇張でもなんでもなく印象が薄すぎて第一艦隊に誰採用したのか札見るまで忘れてました。なんか制空とって戦艦が殴ってた気がします。古の艦これ。

報酬は消耗品と白雲先輩、あとおまけに星付き戦車でした。わーい。



クリア後は後段が来るまで暇だったので、E3で遊んでいました。ありがたいことにこの時点で鵜来ちゃんを4人ほどお迎えできました。あーもうほんとに可愛い好き愛してるケッコンしよしてたやったわ最高の人生❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤


7.E5甲【大西洋の壁】



「稲木ちゃん」

 初めて自己紹介を交わした日、私はその名前を胸に刻み込んだ。なんてことのない名前だけれど、彼女のものであるというだけで、凛とした雰囲気が伝わってくるから不思議だなって、そう思った。


 稲木ちゃんとの馴れ初めは6年生の秋。私が父の都合で転校した海沿いの学校で、机が隣同士になったことがきっかけだった。クラス委員も務めていた人気者の彼女と、内気で平凡な私の人生が交わったのは、偏に星の巡りが良かったからに他ならない。

 なんというか、稲木ちゃんは常に自信のようなものを身に纏っていた。分けた前髪から覘く琥珀色の力強い視線と、凛々しい表情とか。特別背が高いわけではないけれど、スッと伸びた美しい背筋とか。そういうところが他のクラスメートよりもずっと大人びて見えた。きっと私だけでなく、誰から見ても同じだったと思う。学校指定の制服をキチンと着こなし、自分の意見はハキハキと唱え、諍いを起こすクラスメートの仲裁も難なくこなす。少々男勝りで、怖い者知らずとはちょっと違う豪胆さを持っていた。
 そのうえで文武両道と来たものだから、本当に現実世界の住人なんだろうか、なんて真剣に考えてしまう日もあった。まあ、実際のところ彼女は真の意味で『特別』な存在だったと、後になって知ったのだけれど。

 そんな彼女と日々を過ごしているうちに、いつの間にか私の中で、彼女に対する憧れのようなものが芽生え始めていた。身の程知らずに、ずっと一緒に居たいだなんて想いまで付随して。私はできる限りの時間を見つけては稲木ちゃんと2人になれるよう努力した。露骨にならないように、迷惑にならないように、さりげなく。例えば教科書を見せてもらうために机を寄せたり、偶然を装って下駄箱で声を掛けたり。そう、あくまでもさりげなくだ。
 さりげなさっていうのは、自信の表れだと思う。自信が無ければ実行できないスキルのひとつ。当時の私には自信なんてものはなかったが、お手本に困らないのは不幸中の幸いだった。

 だから稲木ちゃんに修学旅行の班を一緒にしてもらえたときの、天にも昇るような高揚感を今でも忘れない。私は今も昔も無神論者だが、この時ばかりはカミサマってやつを信じても良いとさえ思った。

 


 時は少し進んで、街並にカボチャやらガイコツやらの飾りが増え始めたころ、修学旅行の当日がやってきた。

 私はその日、待ち合わせの時間より1時間も早く家を出た。当然修学旅行が楽しみというのも1つの理由だが、一番の理由はクラスメートの何気ない会話を耳にしたことだった。

「稲木ちゃんが私服を着てくるらしいよ」

 私たちの学校は制服が指定されている。けれどそんなものは建前の上でしかなくて、私服での登校を許されていた。というか、99%は私服で授業を受けている。制服を着るのは精々始業式と卒業式くらいのものだ。転校後、母は新しく制服を買わなくて済んで良かったと喜んでいた。私の気持ちなど1ミリも汲んでいない笑顔だった。
 そんな風潮の中で、稲木ちゃんは常に制服に袖を通し、学び舎で過ごしていた。教育方針なのか、それとも他に理由があったのか、今になっては想像することしかできないが……当然彼女は目立っていた。しかし青を基調とした清楚な制服はまるで彼女のためにあしらわれたように似合っていたためか、クラスで排斥されるようなことは一切なかった。誰もが自分と同じであることを求めるこの国で、我を貫く稲木ちゃんが自然と受け入れられていたのは、彼女の人柄と努力のおかげだろうなって、今になっても考えてしまう。

 少し話が逸れたが、そんな稲木ちゃんが私服を着て来ると。これは私の中でとんでもないニュースとなった。実際に本人の口から聞いたわけではないから誤報である可能性もあったのだけれど、この時は脳裏を掠めることさえしなかった。我ながら幼稚で単純だなと思うが、あの日の私は何が何でも一番最初に、稲木ちゃんの私服姿を目にしたいと思っていた。

 そんな次第で、その日私は間違いなくクラスで一番に待ち合わせの駅に着いていた。少ないお小遣いで買ったホットの紅茶で手を温めながら壁を背に、流れるような人波を眺めていた。

 まだ早い時間だというのに、スーツを着た大人たちが改札を足早に抜けていく。普段であれば私はまだ朝ご飯を食べている時間だというのに。大人は大変なんだなって、感じたのはこの日が最初だったかもしれない。

 時間が経つに連れて、人波は段々と強くなっていった。しかしどれだけ大勢の中であっても、私は稲木ちゃんを見つけられる確信があった。稲木ちゃんにはまわりの人間たちとはちがう、独特な雰囲気があったから。

 そして待ち合わせの30分前、空になった紅茶を片づけてすぐ、ついにその瞬間がやってきたのだ。


 稲木ちゃんの姿を目にとらえたとき、ハッと息を呑んでしまった。陳腐な表現で例えるなら、とても可愛かったのだ。クラスメートの情報通り、彼女は制服ではなく、私服に身を包んでいる。私は声を掛けることも忘れて、彼女の姿を眼に焼き付けた。

 袖の短い黒灰のパーカーワンピース、ウミネコを模した肩掛けのカバン。普段の彼女とは明らかに違う年相応の可愛らしい装いに、胸がとくんとくんと音を立てる。手首に巻いているのはミサンガだろうか、学校指定のネクタイと柄が良く似通っていて、なるほど真面目な彼女らしいなんて、蕩けそうな頭のどこかでぼんやりと考えていた。

 そんな風に呆然としていると、私の存在に気づいたのか稲木ちゃんがこちらに近づいてきた。ああいけない、いつまでもぼーっとしてないで、普段の私に戻らなくては。無事に合流を果たした私たちは、どちらからともなく駅の片隅に納まり、会話しながらクラスメートの到着を待った。

 けれど私はやっぱり動揺したままで、「お互い早いね」とか「服、似合ってるね」とか、頭を捻らなくても出てくる言葉を繰り返していたように思う。稲木ちゃんとの距離が近い。頬が熱くて、顔を直視できなくて、視線を下に逸らしたとき、彼女の履いている靴が見えた。マジックテープ付きの子供靴。空色のそれは学校指定のローファーと全然違って、稲木ちゃんはいつもと同じはずなのに、いつもの稲木ちゃんじゃなくて。どうしてか私の胸の鼓動は早くなるばかりだった。視線をどこに移しても、逃げられない。私はこっそり目を瞑った。けれど闇が見えるもの全てを閉ざしても、無邪気な彼女の言葉と吐息が耳朶を擽って、私の心を散々に乱れ散らかしていく。

 永遠にこうしていたい。早く誰か来てくれ。矛盾する想い。この気持ちは一体なんなんだろう、私はどうなってしまったんだろう。まるで心が自分のものでなくなったように制御できない。この気持ちの行きつく先は――。


「―――――――!」

 そんなことを考えていた時、駅に大きな声が木霊した。音の発信源に目を向けると、私たちと同年代くらいの男の子が言い争いをしているところだった。今まで見かけたことはないが、服装や持ち物を見るに、きっと同じ学校の子だろうなと思った。

 何があったのかは知らないが、どうせろくな内容ではないだろうという確信があった。男子のケンカにまともな理由なんて1つもないことは、12年の短い人生でよく理解していた。

 だから放っておけばそのうち収まるだろうと私が稲木ちゃんの方に視線を向けると――、いない。慌てて振り返ると稲木ちゃんはあろうことか諍いの渦中に歩みを進めているではないか、焦らず、堂々と。

 おいおいおいマジかよって、正直この時の私はパニックだった。クラスメートの問題ならいざ知らず、別のクラスの問題にまで首を突っ込む必要はないじゃないかと。でも正義感の強い稲木ちゃんらしいなって、何処か誇らしい気持ちも同時に存在して、でもそんなこと言ってる場合じゃなくて、私はさっきまでの浮ついた心が落ち着かないうちに、稲木ちゃんの後を追った。

 結果から言うとやっぱりケンカの内容はどうでもいいことだった。どうでも良すぎて今ではなんだったか忘れてしまうくらい。それは本人たちも心のどこかではわかっていたようで、稲木ちゃんがちょっと注意するだけで騒ぎは収まった。

 ああよかった、もし稲木ちゃんがケガでもしたらどうしようなんて、心配していた私はほっと胸をなでおろした。そうして稲木ちゃんに「戻ろっか」って声を掛けようとして――そのとき、気が付いてしまった。

 注意された男子の何人かが、頬を薄っすらと紅く染めている。その原因がどこにあるかなんて考えるまでもなかった。彼らの目を見れば明らかだ。間抜けたような視線が、ずっと稲木ちゃんを射抜いていた。

 その瞬間、私に飛来した感情は猛烈な嫉妬だった。やめろ、見るな、触れるな、お前らごときが、稲木ちゃんを。

 私は激情に身を任せるように、稲木ちゃんの手を取って歩き始めた。何処へ向かっているのか、自分でもわからない。彼女の困惑したような声が聞こえたが、構うものか。ただとにかくこの場所に居たくなかった。

 けれど歩いているうちに、気が付いてしまった。私はあの男子たちと何が違うんだろう。私は稲木ちゃんの何を知っているんだろうってことに。

 歳の近い姉がいること、ウミネコのキーホルダーが好きでいつも筆箱に付けていること、あとは――、あとは、何も、知らない。稲木ちゃんの家も、休日何をしているのかも、何も、知らない。

 気づいてしまったら、なんだか心臓が冷たくなっていく感覚に襲われた。たった5分前まで狂ったように高鳴っていた心音は、もうどこにも聞こえない。

「――――」

 そのとき、背後から稲木ちゃんの声が聞こえた。どうやら待ち合わせ場所から大分離れてしまったらしい。そういえばずっと手をつなぎっぱなしだったことに今さら気が付いた。柔らかくて、あたたかくて、太陽のような手。

 ああ、早くこの手を離さないと。そしていつもの自分に戻って、修学旅行を楽しむのだ。今はこの気持ちにそっと蓋をして、稲木ちゃんに1つの不安も不満も感じさせてはならない。

 けれど思いとは裏腹に、どうして私の身体は思うとおりに動いてくれないんだろう。

 私は振り返ることもせず、指を稲木ちゃんの指の間に滑り込ませた。くすぐったいと稲木ちゃんは困ったように笑ったが、最後まで手を振り払うことはしなかった。

 稲木ちゃんと一緒に居たい、稲木ちゃんを感じたい。

 繋いだ指の熱の答えを、私はまだ、知らない。



三つ編み可愛い。

というわけで装甲破砕もスルーして、ネバダちゃんの救出に成功しました。結構ギリギリの戦いでしたが、またあのギミックマスに行くこと考えたら試行回数で勝負したのは間違ってなかったかなー、と。ちなみにラスダン一発でした、やったぜ☆

総合してあんまり難しい海域ではありませんでしたが、上でも触れたとおり輸送を水上編成で行ったのは明確に失敗だったかなーと思います。情報収集の重要さを改めて実感しました。


鵜来ちゃんの可愛さを引き立てる最高の装備!!!!

あと報酬で新規実装の阻塞気球が配られました。通称風船。当初はネタ装備かな?なんて思ってましたが研究が進むうちにとんでもねーつよつよ装備であることが判明しました。恐らく上位装備が出ない限り一生付き合うことになるので、まだよく知らないって人は調べてみてね❤

8.E6甲【タイガー演習】


このゲージいる?


センシティブ回避。

このマップは通常→対地→大和タッチの三部構成です。うん、普通やいね!

E6-1は5年くらい前の空母を7回も叩かせる虚無虚無プリンでしたが、E6-2は新規ボスのトーチカ姫が登場する面白い編成でした。とはいえ特効戦艦がめちょめちょに強く、どちらも沼ることなくサクサクーっと突破。潜水マスの煙幕どうするかくらいしか考えること無かった気がします。


おまけして❤

そして迎えた最終ゲージ。ボスは見覚えのある硬い人。当初は凶悪な難易度かと思われましたが、TLに住んでいるたちが道中のやべーマス回避編成を開発してくれたおかげで、「まぁちょっと難しいかな」くらいまで難易度が下がりました。皆もありがとうの気持ちを忘れずに生きていこうね。



中破グラ好き。

ラスダンでダメコンを1つ生贄に捧げましたが、ここも難なく突破。ついでにジャベリンもお迎えできました。これには鵜来ちゃんもにっこりやいね。


報酬はいろいろあったけど目玉はこちらのJ型戦車!何故か影が薄いけど、実態はホニ車に匹敵、なんなら一部分では勝っている問答無用の壊れ装備です。

対地装備はややこしくてわかんないよ~;;;という令和ボーイたちの気持ちもわかりますが、対地編成を組む際に是非一度調べてみてください。


※画像はイメージです。

あと全く関係ないのですが、この海域を攻略していたXのフォロワーさんが中破山風ちゃんの画像でセンシティブ判定もらってて笑いました。当人からしたら凍結の可能性もあるので笑い事ではないのだけれど、中破グレカーレですら問題ないのにどうして……


9.E7甲【ノルマンディー上陸作戦】


5ゲージはいかんでしょ。

私、Maja Jansson!普通の高校2年生!今私の通っているブルネイ高校が大ピンチなの!

それは、理事長から下された、E7-5大和タッチ禁止の報せがきっかけだった!!


デデデーン。

どうしよ~!!
クリアできないよ~!!!!;;;;;





――鵜来ちゃんを愛する者よ、私の声が聞こえますか?

「なんだこの声は!?」


――私は大いなる鵜来ちゃんの意思。今、この世界は鵜来ちゃん消失の危機に陥っています。

「何!?」

――鵜来ちゃんを憎む邪悪な存在が宇宙の因果を捻じ曲げ、鵜来ちゃんの存在を大きく揺るがしているのです。今こそ貴方の鵜来ちゃんを愛する心で、この世界の鵜来ちゃんを救ってください。

「――――――――」


やあああああってやるぜええええええええええええええ!!





「お前が今回の黒幕か! 姿を現せ! お前は一体、何者だ!!」



「だ、なんだお前は!?!?!?」

『この姿を見られたからには仕方ありません。今こそ私の正体を伝えましょう。提督よ、私は未来の、貴方自身なのです』

「お、お前が、私!? そんなバカな、私が鵜来ちゃんを消すだなんて、そんなこと絶対にありえないぜ!!」

『鵜来ちゃんは可愛すぎたのです。それこそ、宇宙の調和を乱すほどに。私は鵜来ちゃんという禁断の果実に触れ、その結果、鵜来ちゃんを愛で続けなければ死ぬという、業を背負うことになりました。
 鵜来ちゃんは、私の人生から、”自由”を奪った! 故に私は鵜来ちゃんという概念を葬り、鵜来ちゃんの呪縛から、解放されるのだ』

「ふざけるな! そんな勝手なことが、許されるわけないぜ!!」

『鵜来ちゃんが消えることで救われるのは私だけではない。過去の私よ、お前も等しく、救われるのだ。
 鵜来ちゃん無き世界で、平穏な日々を過ごしたいとは思いませんか?』

「ふざけるな! そんな勝手なことが、許されるわけないぜ!!」

『哀れだな……鵜来ちゃんの可愛さに、脳まで侵されたか! ならば斃す、斃すぜ!! 喰らえ!!!!』


「何!? ぐあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ負けたぜ☆」

『私の勝ちだ! これで世界から、鵜来ちゃんは、消滅する!!』























「はっ!? ここは何処だぜ!? 私は今まで……何を、していたんだ?」





「そろそろ鵜来ちゃんを愛でぐああああ!?」








「ウクルチャン……? ウクルチャンって、なんだ……」









「何も思い出せないぜ! 今はそんなことより!!」










「そろそろカッペリーニとケッコンしないとヤバいお!!!!」




「したぜ!!!!!!!!!!!!!」



「クソッ! 今日もイタリア艦が可愛いぜ!!」










「……それなのに、何か、物足りないぜ!!」










――提督、私の声が聞こえますか?









「なんだこの声は!?」






アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤





「そうだ、忘れられるわけがねぇ……ふざけやがって!!」






『何!? 鵜来ちゃんの存在は、完全に消したはず!! 何故、お前はここに立っていられるんだ!!』

「私には鵜来ちゃんと歩んできた10年の歴史、ウクルメモリーが宿っているぜ!! 培った思い出だけは、誰であろうとも消すことはできないぜ!!」

『待て!! 鵜来ちゃんの実装は2022年のはず――』

「うるせぇ黙れ!!!!!!!!!!!!!」


『バ、バカなアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア』




『……最後に1つ、教えてくれ。なぜお前は、そこまで鵜来ちゃんを愛することが出来る? 私には、それが出来なかった!!』




「……鵜来ちゃんは、可愛いだろうが!!!!!!!!!!!!






【そろそろ鵜来ちゃんを愛でないと死ぬぜ!!】




おしまい。




10.イベントまとめ

愛しい人。

というわけで今回も無事に鵜来ちゃん旗艦で最終海域を攻略できました!第二艦隊旗艦の稲木ちゃんもすごく頑張ってくれて、クリアしたとき涙で前が見れませんでした。本当はいろいろ語りたいこともありますが、何故か記事めちょめちょ長くなっちゃったから巻きでいくわよ。

さてさて完走した感想ですが、楽しかったです。本当に楽しかったんですけど……とにかく長い!!これに尽きます。全体通して難易度は控えめでしたが、その分攻略だけでプレイ時間をギュインギュイン吸われました。特にE7の5ゲージは流石にちょっとどうなんだろうって思っちゃいました。4ゲージまでボスが変わらなくて作業感も強かったです。


うくるさーてぃーん。


その分堀りは楽しかったです、特にE3は回りやすく鵜来ちゃんを13人もお迎えできたので、最高でした。ただしE2-2てめぇはダメだ。

ちなみに↑のやつ見てkowaiとよく言われるのですが、私のTLだけでも鵜来ちゃんを15人以上お迎えしてる人たくさんいますよ!私なんて比較対象を真剣に吟味すれば吹けば飛ぶ木の葉みたいなもんです、精進しなきゃ……


11.おわりに

拙い文章ですが、ここまでのお付き合いありがとうございました。ここまで読んでくれたそこの貴方!さては鵜来ちゃんと稲木ちゃんが大好きだな!!

よし、これで私とも縁ができたな。普段はXの方でお淑やかに提督業を営んでいますので、良ければフォローしてあげてください。

ではでは~ノシ


12.おまけ


・E7の元ネタ

遊んでもらえると、嬉しくて死ぬぜ!!(くそいサイトさんのHPで無料版もDLできます)


続編も今年リリース予定だぜ!!



・E7の真面目っぽい解説

ついでに読んでもらえると、嬉しくて死ぬぜ!!

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