Kazuya Yabu -  Mosh, inc
8年前に上京をした田舎者はなにを考えてインターネットの会社を経営しているのか
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8年前に上京をした田舎者はなにを考えてインターネットの会社を経営しているのか

Kazuya Yabu -  Mosh, inc

こんにちは。ネットでサービスが売れるMOSHの代表をしている籔です。

このnoteは、個人的な思い出を残しておくための記録になります。そして、最後に僕の幼馴染のやっている活動を紹介しているので、ぜひそちらも見ていってください。

表題としては「8年前に上京をした田舎者はなにを考えてインターネットの会社を経営しているのか」ですが、経営については全く書いていません。人生で大事にしたいことを書いてます。

8Mileを見て、何者かになりたいと思った中学時代

当時、中学生だった僕たちは、ヒップホップという文化にはじめて触れた。

ありきたりな文化祭のブレイクダンスから始まり、ヒップホップという文化に少しずつ足を踏み入れた。8Mileを見て、エミネムやそのクルーの地元をレペゼンするという姿に感銘を受けた。

僕たちも彼らのように、地元福井をレペゼンをして、大人になって誰か一人が成り上がったら、絶対全員でフックアップしあおう!とか、そういう今ではちょっと恥ずかしくてなかなか言えないことを、部活終わりの校庭でたむろしながら語り合った。今思えば、めちゃくちゃ恥ずかしいが当時はガチ。

8mileの映画の中にもあった「現実味のない夢を語って、意味のない話をする」まさにそういうワンシーン。

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当時、レペゼン三国(福井県の地元の地名)を勝手に背負った幼馴染たちとHHC aka 平成ヒップホップクルーという相当やばい名前のクルーができた。勝手に平成背負ってごめんなさい。

ダンサー、ラッパー、グラフティライター、DJや、ヒューマンビートボックサーなどが集まったチームで、みんな見様見真似でスキルを身につけていった。

そんなチームの高校3年のときの卒業ダンスイベント名は、HEY!SEY!SESSION! (mixi参照)。今見ても可愛いパーカーをこしらえました。

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そして、これが平成ヒップホップクルーの原型でもある。小学校、中学校と上がるたびに、町のはみ出しものが平成ヒップホップクルーに吸収されていった。

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左が筆者。右から2番目がこれから紹介するもっちゃん。その他のメンバーはまだ次回以降紹介したい。

その幼馴染の親友もっちゃんが農業を始めた。

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僕が前職を辞めて、世界一周をし帰国したタイミングで2歳からの幼馴染であるもっちゃんが「かーくん、農業をしようと思うんやって!」と言ってきた。

一緒にラーメンを食べながら、いつもの口下手な様子で、その決意の背景や想いを話してくれた。

彼は、高校卒業後、歌手を目指して上京。しかし、夢半ばにして福井に戻り、お遍路に行ったり、京都の山に瞑想の修行に行ったり、家の伝統芸能を継いだりと、常に情熱の在処を模索していたように僕は見えた。

そんな彼が、農業をはじめてからは、狂ったように農業に没頭した。実家の石材店で、毎日休みなく働きながら、毎日朝6時と夕方に畑に行ってる姿を見て「これは本物のやつだ」と確信した。まさに雨の日も雪の日も案件。

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小学校の時から勉強という言葉とは無縁で、もっちゃんにはさすがに勉強を教えることは不可能と断言できるくらい、勉学とは程遠い星に生まれていたと思っていた彼も、どんどん農業の知識がついていき、畑もどんどん形になっていった。

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僕も帰省の度、必ず畑に遊びに行き、僕が無邪気な質問をしても鋭い回答をしてくる姿をみて、本当に情熱が全てを変えるんだなということや、どんな忙しい状況でも何かを始めることはできるんだ、ということを痛感した。

時を同じくして、僕もMOSHという会社をはじめた

僕は2017年7月にMOSHを創業した。

前職を辞め、世界一周をしたときに、他人の人生と自分の人生を比較し、情熱の在処について悩む人たちが世界中にたくさんいて、これは社会的な大きな課題になると思った。

スマホや、インターネットは多くの素晴らしいイノベーションを生み出した一方で、まだまだ足りていないピースがあり、このテクノロジーのポジティブな側面をもっと促進し、機会をなめらかにするようなサービスを作らなければならないと思った。

だから、MOSHは情熱がめぐる経済をつくるということをミッションに会社をスタートした。

彼から「農業一本でやっていきたい」と相談を受けた

2021年の3月でMOSHをリリースしてちょうど3年が経った。そして、彼も農業をはじめて3年が経った。

そんな中で、前回地元に帰省した際に「かーくん、農業一本でやっていきたいんやけど、どうしたらいいと思う?」と相談を受けた。

いつも地元の幼馴染たちが、自分の生き様を見つけたり、もがいたり、それぞれが、それぞれのチャレンジをしている道中にずっと付き合わせてもらっていたし、僕も、彼もその悩んでいる一人だった。

だから、彼がチャレンジする!って言ったときはすごい嬉しかったのと、農業一本でやっていく、という覚悟を聞いたときは、僕も何かの形でぜひ関わらせてもらいたいと思った。

冒頭のエミネムからは程遠いが、まずは自分が頑張る、そしてできることが増えたら、身の回りの人たちのチャレンジをサポートできる人でありたいと思っている。

そして、大学のときにインターネットサービスをはじめて作ったときから、IT業界に携わるものとして「このサービスのおかげで今がある!」と言ってもらえるようなサービスを作りたいと思って、MOSHも創業しているし、魂こめてプロダクトを作っている。

いつも取材とかでは、わかりやすいので「起業のきっかけは世界一周をしたから」って言っているけど、本当の原体験はこうやって僕の身の回りでいつも起こっていた。

ミシュラン二つ星の料亭に使われる卵へ

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そんな彼の、異常な熱量とオーガニックであることのこだわりが伝わり、金沢のミシュラン二つ星の料亭に卵をおろすようになった。

そして、農業一本で行くと覚悟を決めたと同時にMOSHでも、2つのサービスをスタートした。農業一本でやっていくために、MOSHとしても、僕自身として少しでもできることがあれば、とおもって電話でアドバイスしながら相談に乗った。

そのサービスの一つが「俺、いま卵かけごはん食ってる。」と感じられるこだわった卵

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言わずもがなうまくて、これはもう1年くらいサービスとして提供している。instagramで彼のことを知ってくれた人たちがたくさんリピートしてくれている。

もう一つが、お家でできる簡単無農薬栽培【サラダレタス編】

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今年の初めからスタートしたサービスで、家庭栽培キットが家に届き、オンラインで育て方を教えてくれるオンライン講座。僕なんかは、東京でオフィスワークしていて、なかなか土に触る経験もなく、野菜を家で育てる経験もないので、この体験はめちゃくちゃ楽しかった。

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こうやって、規模を追求するわけでもなく、これまでの業界の型にはまるわけでもなく、自分のこだわりを最大限引き出せる形で、畑や鳥の飼育をしながら、instagramでファンを作って生計を立てているところを見ると、まさに時代の先端をいくクリエイターだと思う。

MOSHには「Start with one , 一人の生き様からはじめよう」というバリューがある。どれだけ大きな夢や志も最初の一歩目はすべからく小さい。そして、目の前の出来事を決して過少評価することなく、大事な事実を一つずつ積み上げることを大事にしたいというバリューである。

そして僕自身のStart with oneとして、たくさんこれまで助けてくれた親友の生き様を少しでも応援できればと思って、こういうnoteを書いてみました。今日、紹介させてもらった彼のサービスは下記から購入できるので、ぜひ見てみてください!

そして、こうやって身の回りの情熱を持った友人や知人がいれば、ぜひMOSHをおすすめして欲しいです!

最後に

最後に、僕の生まれは、福井県の三国町というところです。海に囲まれ、誇るべき地元の幼馴染や友人たちがたくさんいます。これは、間違いなく僕の人生の誇りの一つ。

消防士になっているやつもいれば、今は実家で休んで時を待っているやつもいれば、LAでビートメイカーしているやつもいれば、グラフティライターでラッパーも、釣り系youtuberにもなっているやつもいる。色々な生き様があって全てが尊い。

今の僕があるのも、本当にこの地元のおかげなので、こうやって少しずつ地元の良いところや、友人たちを勝手に紹介していきたい。


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Kazuya Yabu -  Mosh, inc
世界中に生き様を創るための会社MOSH,incの代表です。Rettyに新卒第一期生として入社し、アプリを中心にPMをしておりました。3年半勤め、Retty退職。その後、海外を周り、個人をエンパワーメントしていくサービスの面白さに衝撃を受け、MOSHという会社をはじめました。