エネルギーを一点投下するために。2024年に向けて

こんにちは、MOSH CEOの籔です。元々アドベントカレンダーのつもりで書き始めたが、間に合わず、1年の振り返りという感じで書きたいと思います。(MOSHメンバーの熱いメッセージを毎日読む機会があり、胸が熱くなりました。みなさん、ありがとうございました!)

2023年は、外部環境の変化、事業成長に伴うアップデートなど常に変化が激しく、個人的には”読む力”を鍛えられる1年でした。その中でも、やるべきことに集中し、エネルギーを一点投下するために、自分の視座、視野の未熟さを常に疑いながらも、根本となる思想や戦略を磨いてきました。

その一つに、MOSH社として、創業当初より掲げてきたミッション「情熱がめぐる経済をつくる」に加えて、取り組んでいる市場と顧客に対して、今後3年の時間軸でMOSHとしてはどういう状態を実現したいか?というビジョンを策定しました。

クリエイターの信用創造をもっと簡単に

”信用創造”という言葉は、金融一般で使われる信用創造の言葉の定義とは異なります。我々が取り組んでいるマーケットは、専門性と情熱を持つ個人・小規模のクリエイターのみなさん、そしてそのエンドユーザーである消費者が顧客です。

その中でも「情熱を持つクリエイターが、自身の専門性を届くべき人に届け、購入してもらうための信用をもっと効率よく、素早く積み上げることができる」という状態を、まず実現したいと思っています。

個人が商売をスタートしようとして、チャレンジをするのは大変です。作業量はもちろん、お客さんに信頼してもらうためのプロセスには時間がかかります。SNSがこれを大きく変えましたが、まだまだ課題があります。このような背景があり、我々はクリエイターの信用創造という点に着目し、解いていこうとしています。

我々がやらなくとも、世の中にはこれからも、マス化を前提とした合理的なプロセスで生み出される商品やサービスは生まれ続けるでしょう。技術はそれをさらに加速させ、あらゆる生活インフラやコストは下がり続け、便利になっていくでしょう。でも、それだけだとつまらない。

あらゆる社会変化の中で、もっと個性的・情緒的で、大きい企業体としてやるほどではない無数のニッチなニーズも並行して増えていきます。この境界線は曖昧ではあるものの、我々はここにベットしています。

そして、このクリエイターエコノミーの最前線にいて感じることは、AIを含めたあらゆるテクノロジーが個人のエンパワーメントを加速させており、今まで資本主義の歴史の中で、積み上げてきた様々な役割や機能が分解されてきていると感じます。

MOSHは、2023年、大きく成長をしました。

GMV

何より、組織として強くなった1年だったと実感しています。

締め会

クリエイターのみなさんともたくさん楽しい取り組みができました!

新宿に交通広告
様々な専門性を持ったクリエイターのみなさま


日々、楽しそうにイキイキしたクリエイターのみなさんとお会いするからこそ「会社でわざわざ働く意味とは?」「会社の意味とは?」そんなことを考えさせられます。チームで働くから面白い、チームでやらないと解けない、そんな壮大なテーマを探求し続けない限り、スタートアップとして会社を続ける意味はない、と覚悟ができます。

そんなこんなで、MOSHとしては、こういう時代に欠かせないクリエイターのためのインフラを作っていくために「クリエイターの信用創造をもっと簡単に」という目の前の目標を磨いてきたので、また年明けから走っていきたいと思います!

今年も、関わっていただいたみなさん本当にありがとうございました〜!2024年も楽しくやっていくぞ〜!もし、少しでもMOSHに興味持っていただいた方は、ぜひ下記よりカジュアルに会話させてください!


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