チャンピオンズカッププレミアム予選突破記念2023年11月最新アミュレットタイタンガイド
どうもこんにちは！
モダンオープン横浜で好成績を残し調子に乗り、前回の記事を書きかけで放置して一瞬で半年以上経過してしまい、その間に「一つの指輪」と言う爆裂強化パーツを手に入れその余りのカードパワーの高さに驚き、使ったときの気持ち良さのあまり、更新を一切していなかったジャムおじさんです……どうぞ、罵ってください……
アミュレットタイタンのデッキガイドに関しましてはマリガン等からしっかりと書き上げますのでもう少々お待ちください………………
あの当時のデッキリストからモダンホライゾン3ならぬ「指輪物語」と「エルドレイン」の発売によりモダンの環境は大きく変化し、私の使用する「アミュレットタイタン」もデッキリストが大きく変わりやっと最近リストを固定して戦えるようになって、先日11月5日に晴れる屋静岡様で行われたチャンピオンズカッププレミアム予選を突破できたので2023.11月現在のリストを出した上でまたアミュレットタイタンのお話を軽くしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
まず現在のデッキリストがこちらになります。
私の前回の記事(アミュレットタイタンデッキガイド(プレイヤーズコンベンション横浜モダンオープン8-2 12位)｜ジャムおじさん (note.com))
に書いてある「このデッキの固定枠」である約40枚は「魂の洞窟」が一枚減っているだけでほぼ変更はありません。現在のモダン環境、カウンターカードを使用するデッキがメタゲーム上に「青黒(白)コントロール」と「青赤猿」位しか存在しないので1枚減量しました。
そして注目の新加入のカードのご紹介です。
まずはメインボードから
・天上都市、大田原
このアミュレットタイタンのデッキの弱点というより「出されたら負ける」といい続けている「機械の母、エリシュノーン」をバウンスするために一枚だけ採用しています。これでエリシュノーンには一旦お帰り頂いて返しのターンで死ぬ気で勝ちに行きましょう。
そして「濁浪の執政」等の速やかにゲームを決めるカードも戻して相手のテンポを落としてしっかり勝ちに行きましょう。
・一つの指輪
このカードの登場によりモダンでこのカードを使用することができるデッキは軒並み大きな強化になりました。
ETBでプロテクション(全て)の付与を次のターンまで行い、タップして重荷カウンターを一つ置いてから重荷カウンターの分だけカードをドローする。
アミュレットタイタンからするとこのプロテクション(全て)がキルターンをズラされ、その間にカードを引き込み回答策を探され勝てない状況を作り出されてしまい滅茶苦茶キツいです。
…………実質4マナの「アンリコ」+「タイムウォーク」です。そしてなぜか「破壊不能」
なんでこんな狂ったパワーを持つカードを刷ってしまったんだ？？？？
アミュレットタイタンのデッキの性質上1ターン目からどんどん土地や置物、マナ加速生物を展開していく都合上手札はどんどん消耗していきます。(マリガンもそこそこする)
しかし、この指輪があると手札が一瞬でモリモリ増え、お目当てのカードにたどり着き、青いデッキにリソース負けしないと言う本来の土地コンボデッキではあり得ない状況になります。
そして現在のモダンのメタゲーム上に存在する全てのデッキの中で最速でこの一つの指輪を出すことが出来るデッキはこのアミュレットタイタンとなります。(最速2ターン目)
ちなみに余談ですがこのカード、モダンオープン千葉直前の発売でしたが、よく大会でご一緒する「4Cオムナス」のマスターとも言えるお方が「弱いな」と言い僕も全く同じ意見をし、モダンオープン千葉で一つの指輪を入れずに戦い、2-0の絶好調状態から一つの指輪の入った緑トロンに2ラウンド連続でボコボコにされて大急ぎで4枚32000円で通販で購入した思い出のカードです。((震え声))
メインボードに加わったのは一つの指輪と天上都市、大田原のみになります。しかしこの一つの指輪が入ることによりアミュレットタイタンの安定感が飛躍的に上昇しとんでもない強さを手にしたことは間違いありません。(このカードパワーが許されるなら「むかしむかし」と「花盛りの夏」を返してください。)
そして半年前と大きく変わったのがサイドボードとなります。
半年前、主な仮想敵としていたのが「墓地を使うデッキ」、「ライブラリーアウト」、「血染めの月を使用するデッキ」、「4Cオムナス」でした。
現在のサイドボードも主な仮想敵は変わっていないので半年前と変わったカードのみ紹介していきましょう。
・羅利骨杯
自分が「一つの指輪」を使えば相手も「一つの指輪」を当然使用してくるのでその対策はある程度取らざるを得ません。
そこで最悪「血染めの月」も触れるこのカードを2枚採用。
・気前のよいエント
主に森の追加です。
「血染めの月」、「月の大魔導師」が出るだけでこのデッキの出力は75%以上落ちて勝負にすらならなくなるのでデッキから森を探せ、青赤猿相手に盤面に出すと到達持ちのタフネス7はかなりの時間稼ぎになります。一緒に食物も出てくるので美味しく頂きましょう。ライフ3点はバカにならないぞ！！！
機械の母、エリシュノーン
半年前の記事では「出されたら負ける」とまで言ったこのデッキに対するキラーカードです。
しかし、考え直すとこのカードを採用している「4Cオムナス」と「不屈の独創力」もこのカードが出るとデッキが機能不全を起こしまともに動くことが出来なくなってしまいます。そしてミラーマッチも同様にこのカードを出せると圧倒的有利にゲームを進めることが出来るようになります。
しかしこのカードが盤面にいると自分の「お帰りランド」各種の「手札に戻す」能力も2倍になりますのでそこはご注意下さい…………
・沈黙
「このターン中相手は呪文を唱えられない」
シンプルな効果ですがこのカード滅茶苦茶応用が利きます。
ミラーマッチ、トロン等々の「青くないデッキ」相手には相手のアップキープに撃ち込むと「土地は置いても良いし起動型能力は起動しても良いよ、でも呪文はダメだから実質追加ターンもらうね」と言う形になるので「一つの指輪」連打で時間稼ぎもさせない状況にできます。
そして相手が青いデッキの場合はゲームを決めたいターンに撃ち込むと相手目線だとマストカウンターのカードになるのでカウンターを持っていたら絶対にこれに当てて来ます。もし通ってしまえばそのままタイタンなり、ヴァラクートで相手を圧殺できる死刑宣告のような効力を発揮します。
そしてプロツアーバルセロナ以降急速にその勢力を伸ばしてきた「ティムールリノス」に代表される続唱系のデッキには続唱のスタックで唱えましょう
そうするとこの後にライブラリーを捲り確定で出てくる「衝撃の足音」と「死せる生」は唱える事が出来ずにライブラリーの下に一緒に戻っていきます。
この沈黙と言うカード使用して気付いたのですが滅茶苦茶汎用性が高く、相手の妨害、自身の護身、除去とカウンターの吐かせ先、実質的な追加ターンと何でもこなしてしまいますので非常にオススメです。
正直、苦手対面である「ラクドススキャム」、「ヨーグモス」はそこまで相性改善できていません(メインもサイド後も速度で押しきるしかほぼ勝ち目なし+血染めの月と月メイガスがキツすぎる)
ただし、相手も「相手がアミュレットなら血染めの月か悲嘆スキャム位は初手に欲しいな」と思うとマリガン回数もそこそこ重ねるのはお互い様なので素直に速度戦に持ち込みましょう。そして指輪があると唐突に勝ちます。
では先日の晴れる屋静岡様で行われたプレミアム予選の対戦相手のデッキタイプと最近のトップメタのデッキを元に各々と対戦する際の有利不利の相性、サイドボーディング含めて意識していることを順番にお話していきましょう。
※現在全国各地で競技MTGは２月開催のチャンピオンズカップファイナルに向けてモダンに染まっており、私自分含めたアミュレット使いの方々に不利になる情報も書いてしまう可能性がかなり存在するためここから先の内容に関しましてはnoteの上では有料とさせて頂きます。
もしご購入頂いた上でご不明な点や疑問に感じた点が御座いましたら遠慮なくSNSでも、リアルでも、コメントでもご質問下さい。メタゲーム上に存在するデッキ相手ならば全てお答えさせて頂きます。
内容に関しましてはMO（マジックオンライン）、リアル含め相当の試行回数を重ねておりますので的外れな内容にはなっておりません。そこだけはご安心ください。
また私自身知見が深まり新たな発見等が有りましたら随時更新していきます。
では実際当日の対戦履歴を見てみましょう。
「おいおい！お前が苦手と公言してるラクドスと当たってねぇじゃねぇか！！」
そんなお声が聞こえて来るのは百も承知です。
しかし当日の晴れる屋静岡様で58人の参加者で2回戦終了時に2―0ラインにラクドスがほぼいらっしゃらなかったのです！(さらっとしか見ていませんが………)
上位卓のメタゲームブレイクダウンを見るとアミュレットにかなり追い風が吹いている様にも感じられる状況でかなりラッキーに助けられた形にはなります。
ラウンド1、ラウンド2
VS緑単トロン
ここから先は
¥ 500
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？