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ぱちんこ放浪記8【コラム】

※このお話はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。

牙狼で10万を手にした翌日、僕は再び同じホールへと来ていた。打つのはもちろん牙狼!のつもりだったのだが、残念ながら満席。この頃は情報のアンテナがうとかった僕は知らなかったが、もうこの時期に牙狼はすごい爆裂すると有名で人気機種となっていたのだ。座れるようになるまで待つか……

牙狼のシマが見える位置で打つ台を物色する。ぶっちゃけ牙狼が打ちたかっただけなので、なんでも良かったのだ。適当に選んだ台はジュラシックパークのMAXタイプ、初代か2かは忘れたが、いわゆる裸眼3Dを初めて体験したのはこの台だった。牙狼の方を見ながら打ち始める。

なんかよくわからないまま当たり、よくわからないまま連チャンが続く。投資がまったく行ってないので、すごい勝っているのだが、僕は牙狼が打ちたいのだ。牙狼が空くたびに、早く終われ〜、早く終われ〜、と大連チャンしてるにも関わらず思っていた。思いとは裏腹にジュラシックパークの連チャンは続きに続き、昨日と同じく10万勝ってしまったのだった。

連チャンが続きすぎたせいで牙狼は打てなかったが、財布の中身は2日で20万である。当時の月給を2日で稼いだ僕は、ますますパチンコへとのめり込んでいくのであった。

#パチンコ #ぱちんこ放浪記

サラリーマンのリアルな立ち回りとパチンコの面白さを伝えるnoteである!……できれば勝つ!(たまに横道にそれたりもする)