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ぱちんこ放浪記7【コラム】

※このお話はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。

その週の始まりはいつもと同じであった。仕事をして、給料が入ったばかりだったのでいつもの店へパチンコを打ちに行く。この頃はとりあえず行ってから何を打つか考えていた。ホールに入るとやたら賑わってるコーナーがある。ドル箱が山のように積み上がっており、さながら鉄火場。おお、すごいじゃん、何この台。

その台こそ、初代牙狼であった。何にも知らずに着席、1万円をサンドに入れる、打ちながら台横にある説明書を読む。なになに50%で確変に入るのか、ふーん、え!でも50%で時短がないのか!MAXでそれはキツいけど海みたいに1箱もらえるのかぁ。はい、素人丸出しの意見です。この頃はこんなもんよ。

そもそも初代牙狼は2種混合なので確変はなく、時短しかない。まぁそういうのもわかってなかったので、Vハズシなんてするわけもなく、当たったら普通に画面で判断してたよね。ザルバが当たったって言ったら当たりみたいな。

それがわかると言う事はすなわちラッシュに入ったと言う事。わずか4500円の投資でラッシュに突入、わけもわからず、物凄い勢いで出玉が増えていく、ええ、なにこれ、すごっ!わずかな時間で2万発をゆうに突破する16連チャン。

一瞬で10万というプチボーナスを得た僕は、即ヤメして帰りにちょっと豪華な夕飯を食べ、意気揚々と帰宅したのだった。明日も牙狼打てたら打とうッと!

#パチンコ #ぱちんこ放浪記

サラリーマンのリアルな立ち回りとパチンコの面白さを伝えるnoteである!……できれば勝つ!(たまに横道にそれたりもする)