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ぱちんこ放浪記16【コラム】
※このお話はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません
僕が久しぶりにパチンコを打ちにきたタイミングで登場したのがCR麻雀物語麗しのテンパイ乙女だった。あの初代麻雀物語がCRになって帰ってきた!って感じの煽りだったのだが、そもそも初代麻雀物語を打ってないのでその辺は琴線に触れなかった、が!台としてとても面白くめちゃくちゃハマってしまった。
初代牙狼や蒼穹のファフナーの頃の熱を取り戻して、打ちまくった。多分今でもなんとなく演出の解説ができるくらいは打った。今現在でも僕が言っている名機の条件、入口は広く、出口は狭く、を体現している機種だった。予告はたくさんあってもいいが、リーチは少なくて良い。それこそ名機である。
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そして忘れちゃいけないスペックであるが……、P機が裸足で逃げ出すレベルのゲロ甘スペックである。この時代は更に甘いスペックがゴロゴロあったんだからとんでもねぇな。スペックの甘さにも助けられて、ひたすら打ち続けた。
パチンコをちゃんと打つ事ができるようになったタイミングで名機が出るというのは、もはや運命、麻雀物語のおかげで、パチンコへの熱、打つ体力を取り戻した僕は、さらなる名機、パチンコ史に残るあの機種と出会うことになるのだった。
その機種は初代ぱちんこAKBである。この機種は凄かった。エヴァ以来のパチンコに興味のない人すらパチンコを打つようになった機種だろう。確かにこれがでた時は普段見たことのないような人がホールに溢れていた。そして物凄くスペックが甘かった。
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P機が裸足で逃げ出すどころか……ねぇ?パチンコの歴史の中でも甘い方である。そしてホールの扱いも物凄く良かった。こんなに甘いにも関わらず、わりとサービスしてくれていた。ホール限定景品のCDが12枚でたのだが、それも大人気。僕ももちろん全部手に入れた。
パチンコがきっかけではあるが、打ちまくったのでめちゃくちゃAKBに詳しくなり、これ以降はAKBの曲を今でも聴くようになった。とにかく打ちまくった。連日連夜ひたすら打った。今のパチンコを打ち続ける体力を作ってしまった罪深き機種と言えるだろう。
ぱちログという遊技履歴が残るアプリを使っていたのでちゃんと記録が残っているのだが、打ちも打ったり10万回転、ちなみにめんどくさくてアプリを使ってない時もあるので、実際はもっと打ってるだろう。1機種をここまで打ったのはおそらく最初で最後。
全く打てなかった事務職時代にAKBが出ず、現場に戻ってさぁパチンコを打つぞって時にAKBが出てしまった。この巡り合わせは僕にとって偶然ではなく必然だったのだろう。
サラリーマンのリアルな立ち回りとパチンコの面白さを伝えるnoteである!……できれば勝つ!(たまに横道にそれたりもする)