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GⅠ 安田記念

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レース考察

東京 芝 1600m 左回り
雨がどこまで降るかはわからないが、稍重くらいで予想したい。
まだ内側が使える状態で、前の負担が少なければ外差しだと間に合わない。
稍重の段階でも上がりは出る馬場で、少し時計が掛かるくらいと予想。
今回は先行勢が手薄、前に行けるタイプを中心に組み立てたい所。

短評・考察

◎ウインカーネリアン  三浦皇成  58kg  [逃げ]
快速逃げ馬
今回は単騎逃げ濃厚。
ハイラップ逃げが得意で、7歳になっても衰える事ないスクリーンヒーロー産駒。
昨年の東京新聞杯は57.1のハイペースを刻み、ナミュールに先着、1:31.8の好時計勝ち。
昨年は大外枠から逃げ、57.6で行けたがジャックドールに張り付かれて直線粘れず8着止まり。
今年の東京新聞杯も逃げ、58kgのハンデ背負いながら57.8で入って、1:32.3の2着。
内を上手く使って来たサクラトゥジュールには交わされたが、休み明けでよく走った。
前走の高松宮記念は初の1200mに加えて外枠、抜群にゲート速いビクターザウィナーの2番手に着けたはいいが、ビクターザウィナーが思ったより外を走り、それに合わせて外外を回らされる形になってしまい、この日は荒れてても内伸びだったのが響いて5着。
馬場もそこまで得意ではない道悪だったし、むしろよく走ったと個人的には評価。
今年は単騎で行けそうかつ、この馬に競りかける様なタイプの馬も不在で、楽にスイスイ行けそう。
追い切りは過去一動いており
2週前に「82.1-11.2」、1週前は「78.8-11.2」の超抜的な時計を記録。
ここに向けて順調な調整と見た。
前回の高松宮記念でも書いたが、三浦騎手の中央初G1制覇はここ!

◯ロマンチックウォリアー  J.マクドナルド
                                             58kg  [先行]

現香港の中距離王者。
香港CやQE2世Cではヒシイグアスやプログノーシスなどの日本馬を捩じ伏せてきた。
マイルG1勝ちこそないもののコックスPを制しており、ある程度の速めの馬場と左回りは問題なくこなせる。
この馬の素晴らしい部分はレースセンスの良さと勝負根性にあり、ゲートの速さと好位にスッと着けられる立ち回り。
そして、この馬はあまり派手な勝ち方をしないケースが多く、それはこの馬の勝負根性にあり、追い出して並ばれてからが非常に粘り強く、抜かせないというのが最大の強み。
今回の安田記念に置いてそれを活かせるかどうかだが、対抗に置いた理由として、まず今年は逃げ先行が手薄、有力勢が差し追い込みで好位を取り易い、逃げ候補のウインカーネリアンは流して逃げるタイプで、キレ勝負になりにくい点から強気の対抗評価。
雨で少し時計が掛かりそうなのも良い。

▲ガイアフォース  長岡禎仁  58kg  [差し]
昨年4着
ハイラップ得意なキタサンブラック産駒。
持続的に続くラップでのレースが得意で、逆に緩むと上手く脚が使えないタイプ。
昨年はマイラーズCから初マイル、開幕週の高速馬場を外差しで回って来て1:31.6の時計で2着。
昨年の天皇賞・秋では57.7のペースの2番手、直線で一度は先頭に立つ見せ場を作って5着。
フェブラリーSは初のダート、スタート早かったが控えて中団、57.9のハイペースになり、直線は上手く外に持ち出せて、そこからグイグイ伸びて行って0.2秒差の2着に食い込んだ。
初ダートでハイラップ、よく差し込んで来たと思いし、やはり速いラップを刻むレースは得意。
今回は本命のウインカーネリアンが逃げていくし、この馬にとって得意な展開になるはず。
休み明けでも走るタイプで骨折明けでも懸念はない。

△セリフォス  川田将雅  58kg  [差し]
昨年2着
中内田厩舎にしては珍しく、叩き良化の傾向にある馬で、NHKマイル→安田記念のローテでは着順こそ変わらなかったが古馬相手にタイム縮めて、富士S→マイルCSで G1初制覇。
昨年は夏負けの影響で富士Sを使えず、直行ローテで挑んだマイルCSでは外先行したのもあって敗戦。
マイラーズCも体調悪かったらしく、そんな中でもインから差し込む形で食い下がって2着。
道悪がさほど進まないのであれば適正面でソウルラッシュとの逆転はあっていいし、既に実績ある舞台でメンバー上位。
大外枠で前に壁作れるかどうかが課題になるか。

抑え候補

☆ヴォイッジバブル  Z.パートン  58kg  [先行]
香港スチュワーズの勝ち馬
昨年の香港マイルではゴールデンシックスティから1馬身半差での2着でナミュールに先着。
香港ゴールドCではロマンチックウォリアーとクビ差の接戦を演じており、香港では上位に入る実力馬。
好位から運んで長くいい脚が使えるのが魅力。
スタートも速いし、今回のメンバーなら好位に着けられそう。
ロマンチックウォリアー同様の展開と馬場がハマりそうで、こちらは人気もないので抑えておく。

☆レッドモンレーヴ  横山和生  58kg  [追込]
左回りの広いコースは合う。
前走は展開としては前有利の流れを最後方の大外一気で並びかけたが、ソラ使ったか差し返されての2着。
展開考えれば強い競馬はしてた。
雨で力のいる馬場になると不利だが、キレキレの馬場での末脚比べなら上位。
人気がなさすぎるので馬場次第で抑えておきたい。ただ、少し距離長い感じはする。

☆ステラヴェローチェ  横山典弘  58kg  [差し]
大阪杯はテンから進みが悪く中団追走から外に出して差しに来たが惜しくも4着。
もう少し前のポジション取れてたら勝ち負けまであったと思う。
復帰して数重ねて状態は上向き。
サウジアラビアRCでこの舞台制してるし、道悪はかなり強いタイプ。
雨降って他が苦にする馬場になるなら。

☆ソウルラッシュ  J.モレイラ  58kg  [差し]
この馬も道悪巧者。
マイラーズCでは得意馬場を外から差し込み、セリフォスを捻じ伏せての勝利。
府中は[0-0-1-2]と相性微妙なところ。
東京のだらっとした坂が苦手なのか、昨年も悪くない競馬だったが伸び負けた。
府中が合うと思わないが、ステラヴェローチェと同じく雨降ってパフォーマンス上げてくる。

印発表

◎ウインカーネリアン
◯ロマンチックウォリアー
▲ガイアフォース
△セリフォス
☆ヴォイッジバブル
☆ステラヴェローチェ

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