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'23-2-26 マーガレットS予想

※ 斤量を考慮に入れる必要がなく、また、まだ馬キャラがはっきりしない2・3歳戦のレース予想を行います。
※ レース当日の馬券購入まで適宜アップデートされます。

■ 過去傾向(18年~22年、18~20年は1回1週目開催/21~22年は1回3週目開催、全て良馬場)

・1週目に行われた18~20年は全てスローで、逃げ馬が穴を開けた(18年7人気3着、20年7人気1着)。一方、3週目に行われた21~22年は速い流れで、差し馬が穴を開けた(21年6人気3着、22年11人気3着)。
 テンの3Fが緩やかな下り坂で流れが速くなりがちな上に、直線の急坂があるので、差しに向く展開がデフォルトか。3週目に行われるようになり、内有利のトラックバイアスがいくらかでも薄まっているのも差し有利を後押しする。

RPCI 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値 平均着順 平均人気
RPCI~40 2- 2- 2-18/24 8.3% 16.7% 25.0% 28 71 6.5着 6.5人気 ←21~22年
" ~44" 0- 0- 0- 0/ 0
" ~48" 3- 3- 3-18/27 11.1% 22.2% 33.3% 65 122 5.3着 5.3人気 ←18~20年

・21~22年の差し馬は全て小中型馬で、500kgを超える大型馬は無し。小回りコースで直線短いので、瞬時に加速して差すためには体型は大きすぎると良くない。

21年:2人気1着(452kg)、3人気2着(426kg)、6人気3着(406kg)
22年:1人気1着(464kg)、11人気3着(468kg)

・今回距離短縮組で好走するパターンとして、前走先行して、今回距離短縮で流れが速くなり、自然と差しに回って差し込んでくる、短縮ショックパターン。

22年:11人気3着(前走8F:1-1-2 → 今回6F:9-9)
20年:11人気2着(前走8F:2-2 → 今回6F:7-6)

■ 出走馬分析

ここから先は、有料公開になります。

(1)トールキン
未勝利勝ちは極軽馬場だったが、体型・走法・からはパワー型で、時計の掛かる馬場で良さが出そう。

23-2-4 かささぎ賞(1勝):小倉6F 晴/良
-0.1(C9.5_W8.5/9.5)普/軽_内_差/33.4-34.9=1.08.3/1.08.1
直線強い追い風(差)。コース・クラスなりの流れ。直線強い追い風の分、差し有利の展開。
1着:仕上がる。

(2)コーパスクリスティ
前向きすぎて気難しい気性で、道中は抑える必要があり、差し・追込脚質。軽いフットワークで切れる脚を使いたいので、軽い芝向き。

22-12-18 朝日杯FS(G1):阪神8F外 晴/良
-0.1(C9.7_W10.3/10.1)普_内_差/34.1-23.7-36.1=1.33.9/1.33.1
直線、強い向かい風(前)。テン・中盤ともやや速く、上がりがかなり掛かった前傾ラップ。差し有利の流れも、直線の強い向かい風で差し馬も速い脚を使えず、前も残った印象。
8着:仕上がる。道中掛かり気味、外枠も厳しかったとの鞍上の弁。

(3)ブーケファロス
6Fベストのスプリンター。短い繋で、時計の掛かる馬場の方が良い。反応&瞬発力は優秀で、終いに切れる脚を使える。6Fの差しが決まる馬場で狙いたい。

23-1-28 クロッカスS(OP):東京7F 晴/良
-0.8(C9.3_W12.5/13.5)超軽_内_/23.5-35.1-22.5=1.21.1/1.20.4(古馬1勝)
風の影響なし。中盤大きく緩み、上がりの速い流れ。前有利の展開。
10着:仕上がる。

(4)ビッグシーザー
パワー寄りの体型で、時計の掛かる馬場の方が良さが活きる。大トビで長く良い脚を使えるので、直線長いコースが得意。

22-12-17 中京2歳S(OP):中京6F 小雨/良
+0.1(C10.0_W13.9/13.9)普_内_前/34.2-33.8=1.08.0/1.09.1
風の影響なし。テンやや緩んだにしても上がりのかなり速い好ラップ&好時計。前有利の展開。
1着:まだ絞れる。まだ緩いので伸びしろもあるとの鞍上の弁。先団で流れに乗りながら、最速上がりで突き抜けた瞬発力&持続力を評価。

(7)ミルトクレイモー
スタートが速くて前に行けるし、軽い走りをするので、軽い馬場で、小回りコースの内めの枠で、最短距離をロス無く回ってくる形が最もハマる。

22-12-17 中京2歳S(OP):中京6F 小雨/良
+0.1(C10.0_W13.9/13.9)普_内_前/34.2-33.8=1.08.0/1.09.1
風の影響なし。テンやや緩んだにしても上がりのかなり速い好ラップ&好時計。前有利の展開。
3着:まずまず仕上がる。枠の並びで差しに回ったが、やや行きたがった。

(8)バレリーナ
走法・体型からは時計の掛かる馬場でパワーを活かしたい。気性が荒く、気持ちよく走れる条件が欲しいし、当日のパドックは注視が必要

22-11-5 ファンタジーS(G3):阪神7F内 晴/良
-0.6(C9.6_W9.4/9.8)普/軽_内_前/22.9-35.0-23.4=1.21.3/1.20.5(古馬1勝)
3/4角、追い風(稍前)。中盤大きく緩んだ割に、上がりが速くならなかった凡ラップ。前有利の流れも、上がりが速くならなかったことにより、差し馬も台頭した展開。
9着:仕上がる。テンションが上がり過ぎて、レース前には疲れ果てていたとの鞍上の弁。

■ 馬場傾向

・軽い馬場で、内有利。3/4角、強い追い風で、やや前有利。

■ ペース予想

・6Fらしい速い流れも、スピード特化型はおらず、オーバーペースは無いと見る。

■ 評価・買い目

○(2)コーパスクリスティ
前走の8Fでは行きたがる素振りを見せたように前向きな気性なので、6Fへの短縮はプラス。G1の舞台でもそれなりに差し込んできており底力を見せており、今回のメンバーなら勝ち負けできそう。

◎(7)ミルトクレイモー
前走はビッグシーザーに完敗したが、小回りコースの軽い馬場で前有利の展開なら逆転は可能と見る。当日の馬場・風ともに前の組への後押しがあり、期待。

買い目

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