明治村のこだわり
愛知県犬山市に博物館明治村があります。
本物を移築してできているこの村は、レプリカとは違います。
だからこそ修繕も気軽にできないそうです。
冒頭の写真は、明治村内にある、ハワイ移民集会所の柵のところに撒いてある石です。赤い石は、ハワイから持ってきたそうです。
確かに、よく見ると、溶岩が固まったように見えます。
村民になって2年目なのに、なかなか行けないうえに、長時間滞在できないので、いまだ村内に詳しくないです。
この日は、たまたまそこにいらしたガイドの方からお話を伺いました。
「その話、どこかに書いたほうがいいくらいです」と言ったら、「貴重な資料がたくさんあるのに、宣伝があまりできていないんです」とガイドさんがおっしゃったので、直前にすれ違った小学生の話をしておきました。
「村内を移動中にすれ違った親子連れの小学生の子が『こんないいところ、もっと宣伝すればいいのにー!』と楽しそうに歩いていきましたよ」と。
「ありがたい反面、耳が痛いです」とおっしゃっていました。
海辺に建っていたものは入鹿池側に、丘陵地に建っていたものは丘に、と立地もなるべくもとのかたちに近くなるように配置しているそうです。
愛知で自慢できる場所だと思うのに、あまり取り上げられていないのが残念です。このご時世ですし、維持するのも大変だと思います。せっかく村民なので、もっと通いたいと思います。
ちなみに村民になると、入村料が無料、平日の駐車料金が無料、土日祝の駐車料金が300円割引になります。適用は次の入村からになり、更新も村内でしないといけませんし、初回は正規の価格での支払いになりますが、次から3回行けば元が取れます。
私は読書するためだけに入村するのが夢です。その前に、飽きるほど撮りたいと思います。
桜が咲いているときに行けますように。
ガイドさんが「明治という時代に対していろいろな意見があるとは思いますが」とおっしゃっていたのがよかったです。
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