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『宮城美術館所蔵 絵本原画の世界 2022‐2023』を観てきました。

最終日の12月10日に滑り込みました。三重県立美術館。


かろうじて紅葉がきれいな中。
絵本の原画展なのでお子さま連れが多くて、とても温かい空間でした。いつも読んでいらっしゃるのであろうお母さまが、絵を見てお子さまにお話ししてあげていたり。今回は文が一切なかったのです。珍しいですよね。純粋に絵本の原画だけを楽しむ展示でした。
お子さまが多いからか、床に矢印があって展示を見る順番がわかりやすかったのもよかったです。
入館したとたんに「あらまあかわいい 子どもはいいわねぇ」とおっしゃって、絵をご覧になるときも「あらこれかわいらしい」などと細部を見て喜んでいらっしゃるご婦人2人組がいらして、とてもすてきな雰囲気でした。

印刷でしか見たことのない懐かしい絵本の初めて見る原画がたくさん展示してありました。好きな絵本作家さん(絵本画家さんというべきか)だらけで感動しまくり。
大村百合子さんの『ぐりとぐら』も林明子さんの『はじめてのおつかい』もありました。加古里子さんも長新太さんも。

訪れた子どもたちはロビーでぐりとぐらの帽子を作っていました。かわいかった。
わが子らはもう大きいので、懐かしかったです。

缶バッヂは私が引いたガチャ。

2度目で来ました。
欲しかったぐりとぐら。

松居直さん、去年亡くなられたのですよね。
この方のおかげで豊かな子ども時代を過ごせたと言っても過言ではないです。私も私の子らも。
会期ギリギリに行けてよかったです。
この本、会場にも置いてあったのかな。読みたいです。


三重県立美術館は初めて行ったのですが、常設展もとてもすばらしかったです。
思ったより時間がかかって、出る頃には閉館間近でした。

以下、この日の私。

お気持ち嬉しいです。ありがとうございます。