中宗根知子さんの個展「RYE STRAW ART」を観て来ました。
Gallery White Cube にて開催中の中宗根知子さんの展示を観て来ました。
素材となるライ麦から育てていらっしゃるそうで、そのライ麦が入り口に展示してありました。思ったより背が高くて驚きました。
その根。
作品の精巧さを目の前にすると、圧倒されます。威圧感というよりは尊さ。いまどきの意味ではなく。神聖なもの、という印象。
材料にするのは、穂のもとの、ほんの先の部分だそう。
大きな作品になるとまた違うそうですが。
触らせていただいた藁は竹ひごのような硬さでした。意外。
ライ麦のストロー(藁という意味ではなく)も販売していました。
色見本も展示されていました。着色したものではなく、そのままの色だそうです。収穫直後の写真も展示されていましたが、色がもっと鮮やかでした。だんだん色が抜けていくそうです。作品の淡い色の違いも、ぜひ実物で確認していただきたいです。
作家の中宗根さんも、とてもとても素敵な方でした。
貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
2021年11月28日(日)の17時までですが、休廊日の22日(月)、23日(火)、24日(水)以外は13時ー19時です。一部の作品は、購入可能。多くの方の目に触れますように。
Gallery White Cubeの芳名帳に使われていたペーパーウェイトがまたすてきでした。
帰宅後に見つけた、2019年の中宗根さんへのインタビュー記事。
お気持ち嬉しいです。ありがとうございます。