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【英文法の話010】第3文型について

第3文型について入っていきましょう。第3文型は、5つの文型の中でとてもよくみられるものです。

第3文型は他動詞の文型

第3文型は記号ではSVOで表現しますね。ここでいう O は目的語 Object の略語です。日本語では「~に」「~を」という言い方に当たります。

また、第3文型を取ることができるのは他動詞(目的語のある動詞)です。他動詞は目的語を2つとるものもあるのですが、第3文型で取り上げるのは1つだけとるものです。かなりたくさんあります。

第3文型の動詞の例
play, have, study, write, speak, like などなど…。

はっきり言ってしまえば、たいていの動詞は第3文型をつくります。また、使い方によって別の文型をとることもあります。

目的語には何がくるのか?

目的語というのは、名詞である必要があります。単純に名詞(dog, house, soccerなど)のこともありますし、不定詞や動名詞になることもあります。

第2文型との比較

初学者は第2文型と区別がつかず苦労するようです。第2文型はSVC、第3文型はSVOで、どちらも要素が3つ並びます。なので見分けがつきにくい。

第2文型を考えるポイントでS=Cというのがありました。第3文型の場合は S≠O です。

これは、第2文型と比較して考えてみるととらえやすくなります。動詞をbe動詞に置き換えたときに、おかしな文章になる場合(第2文型としてとらえなおすことができない場合、つまりS≠O)それは第3文型になっています。

例:
☆He looks tired.
 → 動詞をbe動詞に置き換えると He is tired. となり問題はない。つまり第2文型である。
☆He likes soccer.
 →動詞をbe動詞に置きかえると He is soccer.となり不自然である。つまり第3文型である(第2文型ではない)。

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