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『恋をするなら二度目が上等』(日本/テレビドラマ/2024)

ビジネス誌の中堅編集者・宮田晃啓役に長谷川慎、宮田の高校時代の彼氏で、今は大学准教授の岩永崇役に古屋呂敏。高校時代付き合って別れた二人は、ビジネス誌の仕事を通じて偶然再会する。
主人公の二人の恋に絡んでくる登場人物がチラホラ出てきた割には、彼らがそれほど大きな波を起こすこともなく、短めに6回で終わった。
濃密な絡みのシーンもあったけれど、いつもそんなセクシーな雰囲気なわけでもなく、仕事中は割とあっさりした感じだったので最後まで見られた。
高松アロハがまた出ていたが、『4月の東京は・・・』よりこの役の方がよかった。

ラブコメではない大人のお仕事がらみラブストーリー。高校生時代、ある大切な1日のすれ違いから上手くいかなくなり別れてしまった二人。そのかつて付き合っていた”先輩”と"後輩"が再会し、別れた時の心の傷を引きずって戸惑いながらも、再燃する恋にはまっていくストーリーだったが、あまり”切なさ”みたいなものは感じなかったなぁ、なんだろう。戸惑っている風でありながら付き合いたい気満々で、言葉とは裏腹に割とあっさり深い付き合いを始めたせいだろうか。
強い個性やストーリー展開の盛り上がりは感じないドラマだったが、盛り上げるために余計なエピソードが盛り込まれなかったのはよかった。
主人公二人(高校生時代の少年二人も含めて)の組み合わせや雰囲気は悪くなかった。