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映画『美しい彼』を待ちながら

昨年冬にドラマを見るまで主演の二人のことは全く知らなかった。
いったい彼らは何者なのかと調べていくうちに、二人の仲のよさにびっくり。
互いを下の名前で呼び合い、プライベートで萩原くんが八木くんに年賀状出したとも言っていた。二人で一緒にお酒飲みながら『美しい彼』を見たってインタビューに書いてあったし。二人であのドラマを見るって、どんな気分よ・・・。それをドラマにしてほしい。

動画からの印象は、萩原利久くんは演じていた平良役とは違って、話し方もサバサバとして、飾らない男っぽい感じで明るい。
八木勇征くんは、役と変わらず色っぽくて美しいが、イベントやインタビューで「利久、利久」と萩原くんを呼ぶ声は甘く、彼に話しかけたり二人の話をするたびに、内面の可愛らしさが溢れ出ている。美しくて可愛い人。話を聞いていると見た目の印象よりずっと真面目な感じがして、すごくいい子に思えてくる。
学年だと八木くんが一つ上らしいけど、この年上の美しい彼が萩原くんといるとすごく甘えた感じになるのが可愛い。視線も声も話し方も表情も、全部甘〜い感じ。本当は本当に好きなんじゃない?って、大人気なくツッコミたくなるくらい、甘い。

こういうドラマで恋人役をやった二人の間には、時に何かしら特別な気持ちやつながりというのが生まれ得るものなんだろうか?
私はたくさんの作品を見ていないから(好きだけど、ドラマや映画はあまりたくさんは見てない。映像で見るのって、結構覚悟がいる)、出演者たちの関係がどんなものかについては、これ以外だと『チェリまほ』ぐらいしかわからない。
あちらもあちらで仲はよかったが、インタビューでも、主に撮影現場や作品作りに関してのエピソードや相手への称賛などが多かった気がして(超がつく売れっ子の二人だし、この状況の中で気軽に頻繁にプライベートで会うわけにもいかなかったということもあるだろう)、赤楚くんの言葉遣いがずっと敬語だったことも手伝って、とてもお行儀のいいお付き合いという印象だった。仲良しだけど、踏み込み過ぎず、相手の立場を気遣うお上品でお行儀のいいお付き合い。相手の今後のことも考えるからなのか、二人の間のプライベートなことまではあまり話していなかった印象。

『美彼』の二人の仲のよさは、”みんなにダメって言われても、何とかして会っちゃう”ような、何となく危険さと勢いがある感じがする。若さゆえなのか?イベントでもインタビューでも、ちょっとした時にプライベートでの仲のよさが滲み出ている感じ。八木くんの「利久・・・」っていう甘い呼びかけだけでも、とても気が合うという二人の関係の近さが十分すぎるくらい伝わってくる。

制作発表はあったけれど、公開時期については不明。『チェリまほ』のときは映画制作発表と同時に公開時期も決まっていて、嬉しいけれど「そんな約束して本当に大丈夫なの?」と心配してしまった。撮影もかなりの短期間で終えたみたいで正直驚いた。
『美彼』はじっくり撮ってほしいな。あのドラマでの美しい映像、雰囲気を失わないように。

私が『チェリまほTHE MOVIE』にまつわる失敗から学んだことが一つ。浮かれて事前に調べすぎないようにすること。
『チェリまほTHE MOVIE』のときはドラマの再放送を見ながらかなり浮かれていて、楽しみにし過ぎて映画のことを頻繁にチェックしていた結果、公開前に結構ストーリーも知ってしまい、映画の画像映像もいくつか見てしまった。劇場に行く頃には未知のドキドキ感がある程度まで失われてしまっていた気がする。それでも楽しんだけど、やはり知りすぎない方がより楽しめただろう。

『美彼』映画では、事前リサーチはほどほどにして、劇場公開まで我慢してみようと思う。