2014年の社会の流れ

2014年の社会の流れ 2014年は九星気学でいうと「四緑木星」の年。干支は「甲午」(きのえうま)にあたります。甲午の象形文字は殻を割って新しい芽がのびる様を表しています。 エネルギーは高く、物事の移り変わるスピードもこれまで以上に早くなるでしょう。 数秘学でいうと「7」の年。ターニングポイントであり、これまでとは違う生き方、考え方をしようという動きが出てきます。目標を見直し、再設定する必要性が生まれたり、価値観に疑いを抱いたりする人やそう考えさせる事件や出来事が生じやすいときです。 個人主義的で個々の特性やオリジナリティに目が注がれます。「他者とは違う」というよりも「これまでと違う新しさ」「視点の新しさ」を重視するようになるでしょう。 2014年の経済は、日本経済については概ね好調(過去5〜6年間と比べて)ですが、ヨーロッパのEU危機、南米は不穏な雰囲気が拭えません。金融はスピードがあり、不況から脱出したかにも見えますが、事実態のない情報(噂)から株価が暴落したり、まだフワフワして底が柔らかいようです。 一方、独立、改革というエネルギーが働く時でもあり、旧体制が崩れて革新の芽が現れたり、既存のものに対して激しい抵抗が生まれたりするようです。テロやクーデターといった動きも大きくなる傾向が見られます。世界を見ると国や自治体のフレームが変わる所もあるでしょう。 改革のエネルギーはビジネスの世界においても強くはたらくでしょう。技術開発も旺盛となりますが、システムのイノベーションが起こる(起こしたいという動きが起こる)のでしょう。パラダイムシフトとも言うべきこれまでのルールがすっかり変わってしまうこともあるでしょう。改革は改善や改良とは根本から違うということを提示する機会があるでしょう。重工業、精密機器、LSIなど集積回路、ロボット工学の分野に注目したいところです。 2013年は自然災害の多い一年でした。自然の変革期にあるためこの傾向は数年単位よりももっと長いスパンで続きますが、2014年も火山活動と風災害は多いようです。台風や竜巻はもとより、環境汚染によるPM2.5や黄砂、光化学スモッグなど大気汚染にも対策が必要でしょう。空気感染の病気、インフルエンザなど「風」の問題と、原発の汚染水はじめ、温泉の枯渇と噴出、地下水汚染など「水」の問題に注目があつまります。いったいどう生きたら良いのかと思うような問題と課題が現れるようです。 2014年は人々が大いに移動する年のようです。旅行や出張、留学、移住など、外へ向かうエネルギーが働くようです。その影響で旅行業界は好調ですが、交通業界ではスピードに関する技術開発に成功する可能性がある一方、列車やターミナル、トンネルや高速道路の事故など、交通災害も懸念されます。航空会社や車メーカーのトラブルやトップの交代、交通に関係する法改正が進むなど交通業界内の動きがあるでしょう。 近年はシェールガスや天然、メタンハイドレードなど「ガス」に注目が集まりましたが、2014年はその採掘、輸送方法と採掘に関わる環境問題に前進が見られそうです。また従来のパイプラインでは老朽化などへの対応が話題となるか、北、南東のガス田での事故やトラブルなどが懸念されます。 教育分野では6・3・3・制の見直しが進んだり、「工学部」に興味を示す学生、企業が増えるようです。特に宇宙開発、海洋工学に光があたるでしょう。 2014年は多方面、多業界でブレイクスルーのきっかけが生まれる一年となるようです。

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