新曲「ハルニレ」

ハルニレ
作詞作曲 ジャコバン西田
 
恋の始まりはいつも 夜のほとりに訪れて
ハルニレの下で僕は 途方に暮れる
 
夜空の夏の雲が 街の光を照り返し
高くそびえる鉄塔に ネオンが光る
 
話したいことならば 山ほどあるのに
夜でも眠れない 明かりが一つ
ビルのクレーンに
 
恋の始まりはいつも 雲の隙間を降りてきて
ぬるくなってるノンアルの 残りをあおる
 
伝えたいことならば いつでもあるのに
今夜も報われぬ 思いが一つ
青いドングリ
 
夏の終わりの風が 街の淀みを掃除して
明日の仕事のために 家路を辿る
 
恋の始まりはいつも 夜の背中をついてきて
ハルニレの下で僕は 誰かを思う
 

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